血なまぐさい小像/Sanguine Statuette
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アーティファクト
血なまぐさい小像が戦場に出たとき、血(Blood)トークン1つを生成する。(それは「(1),(T),カード1枚を捨てる,このアーティファクトを生け贄に捧げる:カード1枚を引く。」を持つアーティファクトである。)
あなたが血トークン1つを生け贄に捧げるたび、あなたは「ターン終了時まで、血なまぐさい小像は速攻を持つ3/3の吸血鬼(Vampire)アーティファクト・クリーチャーになる。」を選んでもよい。
血トークンを生け贄に捧げるたびに、吸血鬼・アーティファクト・クリーチャーになる有色アーティファクト。
とりあえずETBで血トークンを1つ生成するので1回はクリーチャー化が可能。起動コストと合わせ計3マナ3/3速攻として奇襲も可能で、残り数点のライフを削るには便利。とはいえ繰り返し誘発させるために、別途で血トークンを用意したい。
イニストラード:真紅の契りの吸血鬼は小粒なものを横に並べる性質が強く、一掃されてしまうと非常に苦しくなる。そこを過去のクリーチャー化カード同様に全体除去をかわし、戦場に残り続けやすい点は魅力。
リミテッドで採用するのであれば、アンコモン以下で継続して血トークンを生成する手段として好戦的な客人/Belligerent Guest、眠れぬ求血者/Restless Bloodseekerなどの吸血鬼を優先的に確保したいところ。当然レア以上で該当するカードを見つけた場合は最優先でピック。
構築では血トークン確保のための選択肢が大幅に増える。ビートダウン戦略が中心となる吸血鬼の部族デッキとの相性の良さは前述の通りであり、これ自体は血トークンをコストとして消耗するわけではない点を利用して、ファルケンラスの先祖/Falkenrath Forebearなどと共に採用しておくと活躍の機会があるかもしれない。