執念深い群衆/Vindictive Mob
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Vindictive Mob / 執念深い群衆 (4)(黒)(黒)
クリーチャー — 人間(Human) 狂戦士(Berserker)
クリーチャー — 人間(Human) 狂戦士(Berserker)
執念深い群衆が戦場に出たとき、クリーチャーを1体生け贄に捧げる。
執念深い群衆は苗木(Saproling)によってはブロックされない。
キイェルドーの死者/Kjeldoran Deadの流れを汲む黒いファッティ。CIP能力でクリーチャー1体を生け贄に捧げるデメリットがあるため、単体で出すことはできない。
もう1つの能力は苗木にブロックされないという、何ともマイナーなもの。わざわざクリーチャー・タイプを変更するぐらいなら別のカードを使う方が良いだろう。
とはいえ、リミテッドにおいては危険なサイズ。生け贄のデメリットさえクリアできれば6マナ5/5は十分優秀なレベルである。苗木のチャンプブロックを許さず、殴り合いでも1対1ならまず負けない。2対1なら元が取れる。
もちろん生け贄はあらゆる事態においてデメリットに働くわけではなく、「不眠の晒し台/Pillory of the Sleeplessを外す」「憑依の誘発」「殴れないモロイ/Moroii、残りライフが厳しくなってきたときの闇の腹心/Dark Confidantをさっさと処分」などで何とか有効利用できることもある。
- 性質上、バウンスや航海者の杖/Voyager Staffなどに弱い。
- このような低性能であるが、黒の大型クリーチャーの多くはトリプルシンボルであったりペナルティ能力を持っていたりするため、当時同じマナ・コストでこれより優れるものは、カテラン組合の奴隷商人/Cateran Slaverと夜の星、黒瘴/Kokusho, the Evening Starくらいであった。後世には絞り取る悪魔/Extractor Demonやグリクシスの首領、ネファロックス/Nefarox, Overlord of Grixisといったクセのない高性能なクリーチャーが登場している。