狼
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狼/Wolfは、緑に多いクリーチャー・タイプで、白・黒・赤にも少数存在する。
狼はイヌ科の野生動物。猟犬とは区別されている。日本名の語源は「大神」であるとされ、自然の脅威を代表する生物であるが、マジックの世界では大半が2/2前後。全体として攻撃的な性能を持つものが多いが、それ以外の共通点はあまりない。
闇の隆盛時点で伝説の狼カードは存在しない。ただし、トルシミール・ウルフブラッド/Tolsimir Wolfbloodが、ヴォジャ/Vojaという名前の伝説の狼トークンを戦場に出す能力を持っている。
ロード的存在として、Howlpack Alpha/吠え群れの頭目(アヴァブルックの町長/Mayor of Avabruckから変身する)、常なる狼/Immerwolfがいる。また、全ての狼に接死を与えるレンの地の群れ使い/Wren's Run Packmasterがいるが、それ自身は狼ではない。
ローウィン・ブロックやシャドウムーア・ブロックでは、レンの地の群れ使い/Wren's Run Packmasterをはじめ、緑の2/2の狼トークンを出すカードが複数登場した。さらにその後の基本セット2010やゼンディカー・ブロック、イニストラード・ブロックでも緑の2/2の狼トークンを出すカードが多数登場した。
- サバンナ・ライオン/Savannah Lions等が持っていたクリーチャー・タイプのライオンは猫に統一されてしまったが、狼は上記の通り猟犬に統合されず新種が増え続けている。イヌとネコの扱いの違いが興味深い。