軽減
提供:MTG Wiki
軽減/Preventという語が用いられている効果は軽減効果である。これは与えられるはずのダメージに対して適用される。
Samite Healer / サマイトの癒し手 (1)(白)
クリーチャー — 人間(Human) クレリック(Cleric)
クリーチャー — 人間(Human) クレリック(Cleric)
(T):クリーチャー1体かプレインズウォーカー1体かプレイヤー1人を対象とする。このターン、それに与えられる次のダメージを1点軽減する。
1/1Story Circle / 物語の円 (1)(白)(白)
エンチャント
エンチャント
物語の円が戦場に出るに際し、色を1色選ぶ。
(白):このターン、あなたが選んだ、選ばれた色の発生源1つが次にあなたに与えるすべてのダメージを軽減する。
軽減効果はダメージに対する「盾」のようなものと考えればよい。呪文や能力の解決によって生成された盾は、ダメージを軽減するごとに消費されていき、指定された量のダメージを軽減し終わるか指定された期間が過ぎた場合に消滅する。
1人のプレイヤーや1体のクリーチャーに2つ以上の置換効果や軽減効果が同時に適用可能である場合、どの順番で適用するかはそのプレイヤー、もしくはそのクリーチャーのコントローラーが決定する。この処理に関して、詳しくは「置換効果」を参照。
軽減効果はその大半が白のカードである。逆に、赤には軽減を阻害するような効果がいくつか存在する。
- 「軽減」という語が使われていなければ軽減効果ではない。例えば、崇拝/Worshipや鎖ナイフの障壁/Lashknife Barrierの能力による効果は軽減効果ではないため、軽減されないダメージにも適用される。
- 第6版ルールより前にはダメージ軽減ステップなるものが存在した。当時のルールではダメージ軽減の呪文や能力は対象を取らなかったため、プロテクション(白)を持つクリーチャーを治癒の軟膏/Healing Salveで守ることができた。
- かつては置換効果の一種とされていたが、基本セット2010でのルール変更により、現在では置換効果とは別種の効果とされている。
- 基本セット2010発売に伴い、戦闘ダメージの割り振りに関するルールが大きく変更されたことで、相対的に弱体化した。
- 変更前は、3/3のクリーチャーに2/2のクリーチャー2体でブロックした時、2点・1点と割り振られた場合に両方生き残らせることができた。