Fylgja
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エンチャント — オーラ(Aura)
エンチャント(クリーチャー)
Fylgjaはその上に治癒(healing)カウンターが4個置かれた状態で戦場に出る。
Fylgjaから治癒カウンターを1個取り除く:このターン、エンチャントされているクリーチャーに与えられる次のダメージを1点軽減する。
(2)(白):Fylgjaの上に治癒カウンターを1個置く。
クリーチャーをダメージから守るオーラ。初期状態で4点ダメージ、それ以降も実質的に3マナにつき1点分を軽減してくれる。
治癒の軟膏/Healing Salveなどの一般的な軽減呪文と異なり、直接軽減の「盾」をつくるのではなく「治癒カウンター」の形で準備するのがポイント。そのため、後のターンまで「盾」を取っておくこともできるのでそれなりに便利。
ただしこれ自体はインスタント・タイミングで唱えられるわけではないため先置きしておく必要があり、相手に計算されてしまうのがつらい。軽減しきれないダメージが来れば意味がなく、ダメージによらない除去に対しても無力である。これ自体は攻撃的な要素を持っていない点も含めて、使い勝手には苦しいところも多い。
- コールドスナップでは、これを内蔵したクリーチャーの熊の守護霊体/Ursine Fylgjaが登場している。
マナ・シンボルに関する話題
実際のカードの白マナ・シンボルは、第4版で新しいデザインに変更されたにもかかわらず、古いデザインのマナ・シンボルが使われている(実際のカードの画像)。これは、このカードがプレビュー・カードとしてCards Illustrated誌の付録になったとき、古いマナ・シンボルのまま印刷されたことに由来する。セット内のマナ・シンボルを統一するより、すべての印刷物のコピーを一致させる方が重要と判断され、製品版も古いマナ・シンボルで印刷されることになった。同じく白のプレビュー・カードとなった虹色の護法印/Prismatic Wardにも同様の現象が起きている。
Gathererのカード画像は新しいマナ・シンボルとなっているが、実際に新しいマナ・シンボルでは一度も印刷されていない。Magic Encyclopediaにカード画像を収録する際、何らかの理由で元の印刷ファイルが使えなかったため、新しいマナ・シンボルで植字し直したカード画像が作られ、Gathererのカード画像はそれが基となっている。
植字し直したとき、マナ・コストを修正する前のファイルを参考にしたためか、Magic Encyclopediaのカード画像のマナ・コストが(1)(白)(白)となっており、Gathererなどでも長らくこの画像が使われていた。現在のGathererのカード画像は、Mike Mikaelianが、他のアイスエイジの(白)のカードからマナ・コスト部分をコピー&ペーストしたものである。(→Ask Wizards 2007/01/26参照)
ストーリー
守護霊体/Fylgjaを参照。