燻し/Smother
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対軽量クリーチャー専用の除去カード。 (当時の)一般的な黒の除去、例えば恐怖/Terrorなどと違って、黒のクリーチャーも除去できる点が特徴。
これがスタンダードに登場した際、環境には野生の雑種犬/Wild Mongrelやサイカトグ/Psychatog、ナントゥーコの影/Nantuko Shade、影魔道士の浸透者/Shadowmage Infiltratorといった点数で見たマナ・コストが3以下の優秀なクリーチャーが多く、これらに対抗するために黒主体のデッキを筆頭に様々なデッキで使用された。なお、これらのクリーチャーは全て黒い(野生の雑種犬は緑だが、能力で黒くなれる)ので、前述の特徴が特に注目された。
エクステンデッドやレガシーなどでも同様に、数多くの軽量クリーチャーを葬っている。
- 大抵の場合、クリーチャー・トークンも破壊することができる。指定されたりコピーでない限りは、トークンの点数で見たマナ・コストは0である。
- 「燻し」という名前だけ聞けば、赤っぽい印象を受ける。「smother」は名詞としては「大量の煙」という意味なので誤訳というわけではないが、動詞として「窒息させる」という意味もあるので、フレイバー・テキストなどを考えるとそちらの意味で訳した方が分かりやすかったかもしれない。
- フライデー・ナイト・マジックの2003年8月のプロモーション・カードにもなった。