反逆の行動/Act of Treason
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Act of Treason / 反逆の行動 (2)(赤)
ソーサリー
ソーサリー
クリーチャー1体を対象とする。ターン終了時まで、それのコントロールを得る。そのクリーチャーをアンタップする。ターン終了時まで、それは速攻を得る。(このターン、それは攻撃したり(T)したりできる。)
脅しつけ/Threatenのほぼ同型再版である一時的なコントロール奪取呪文。亜種カード群についてはそちらのページを参照。
脅しつけと同じように、一時的にクリーチャーを排除して逆に利用するという使い方がよい。生け贄に捧げる手段を用意できるとさらに強力。いくつかの基本セットでは、投げ飛ばし/Flingが同時にコモンに収録されておりリミテッドにおいて有用。
ゼンディカー・ブロック期のスタンダードでは、ヴァラクートが同系対策にサイドボードに置いていることがある。当時は亜種としてゼンディカーの反逆の印/Mark of Mutinyがあったが、タフネス6の原始のタイタン/Primeval Titanを奪った時、こちらは3点火力2発(溶鉄の尖峰、ヴァラクート/Valakut, the Molten Pinnacleの誘発型能力や稲妻/Lightning Bolt)で処理できるという利点があった。生け贄に捧げることを前提に運用したり、そのターンで決めるために大型クリーチャーを奪ったりするには反逆の印が勝る。
- 些細な違いではあるが、コントロール奪取とアンタップの順番が脅しつけとは逆になっている。多くの場合この違いによる影響は無いが、神啓などのアンタップを参照する能力を持つクリーチャーを奪った際にどちらのプレイヤーのコントロール下で能力が誘発するかが異なる。(CR:603.3a)
- 反逆の印/Mark of Mutinyとは効果も日本語名もよく似ているが、英語名はあまり似ていない。
- 基本セット2010ではアンコモンだったが、基本セット2011からはコモンで収録されている。これにより、同じ系統の中で初めてパウパーで利用可能になった。イニストラードの裏切りの血/Traitorous Blood以降はこの種のカードがコモンで登場する事は珍しくなくなっており、亜種のいくつかもアンコモンからコモンへ移っての再録がある。
- MTGアリーナにおけるタルキール覇王譚実装時の日本語版テキストには誤訳があり、「クリーチャー1体を対象とし、クリーチャー最大1体を対象とする。」と、余分な対象をとるようになっている。
参考
- カード個別評価:ラヴニカの献身 - コモン
- カード個別評価:タルキール覇王譚 - コモン
- カード個別評価:ギルド門侵犯 - コモン
- カード個別評価:基本セット2020 - コモン
- カード個別評価:基本セット2019 - コモン
- カード個別評価:マジック・オリジン - コモン
- カード個別評価:基本セット2014 - コモン
- カード個別評価:基本セット2012 - コモン
- カード個別評価:基本セット2011 - コモン
- カード個別評価:基本セット2010 - アンコモン
- カード個別評価:Jumpstart - コモン
- カード個別評価:ラヴニカ・リマスター - コモン
- カード個別評価:マスターズ25th - コモン