棘付き縦鋸/Spiked Ripsaw
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Spiked Ripsaw / 棘付き縦鋸 (2)(緑)
アーティファクト — 装備品(Equipment)
アーティファクト — 装備品(Equipment)
装備しているクリーチャーは+3/+3の修整を受ける。
装備しているクリーチャーが攻撃するたび、あなたは森(Forest)1つを生け贄に捧げてもよい。そうしたなら、ターン終了時まで、そのクリーチャーはトランプルを得る。
装備(3)((3):あなたがコントロールしているクリーチャー1体を対象とする。これをそれにつける。装備はソーサリーとしてのみ行う。)
チェーンソーのような外観の装備品。木を切るフレーバーから、森を生け贄に捧げることでトランプルを得ることができる。
緑マナが必要とはいえ3+3マナで+3/+3修整はヴァルショクの戦具/Vulshok Battlegear並みの効率。リミテッドでは手軽にフィニッシャーを作り出せる。緑に割り振られた訓練とも好相性。
設置コストが別途かかるものの、緑の過去のカードでは腐れ蔦の外套/Moldervine Cloak相当の強化にいざとなったらトランプルも獲得できることを考えると、構築でも十分通用するポテンシャルはある。ただ、登場時の環境には全ての色にインスタント・タイミングでクリーチャーに対処する手段があるため、当時と比較するとオーラや装備品自体がやや逆風にある。登場時のスタンダードにおいて装備品をテーマとするのは白赤に割り振られた役割であり、色が噛み合わないのもマイナス要素か。
- 一見してゴシックホラーな雰囲気のイニストラード/Innistradに似つかわしくない現代的な機械だが、もう一つのモチーフであるホラー・ゾンビ作品には定番の凶器としてチェーンソーがたびたび登場する。
- 実のところチェーンソーをコンセプトにしたカードは初代イニストラードでもデザインされていたが、背景設定に馴染むよう穿孔の刃/Trepanation Bladeとして印刷された。今回は鋸刃の投げ手/Sawblade Slingerともども、より直接的な表現のカードになっている。
- 機械式の丸鋸はオークの木こり/Orcish Lumberjackにも登場している。そちらも木を伐り倒すため森を生け贄に捧げるコストを持つ。
参考
- こぼれ話:『イニストラード:真紅の契り』 その1(Making Magic 2021年12月7日)
- カード個別評価:イニストラード:真紅の契り - アンコモン