不浄なる暗黒の書/The Book of Vile Darkness
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ルール
- この能力は失ったライフの点数だけを見る。例えばあなたがこのターン中に3点のライフを失い、2点のライフを得たなら、「2点以上のライフを失った」と見なされる。
- この能力が誘発するには、あなたの戦闘後メイン・フェイズが終わるまでに2点以上のライフを失っている必要がある。終了ステップに入ってからライフを失っても、能力が遡って誘発することはない。
- 通常、ヴェクナは破壊不能と以下の4つの能力を持つ。
- ヴェクナが戦場に出たとき、あなたはカード1枚を引き、2点のライフを失う。
- あなたのアップキープの開始時に、あなたは「(2)を支払い、カード1枚を引き、2点のライフを失う。」を選んでもよい。
- あなたのターンの戦闘の開始時に、ターン終了時まで、装備しているクリーチャーかあなたがコントロールしていて「ヴェクナ」という名前のクリーチャー1体は+X/+Xの修整を受ける。Xはあなたの手札にあるカードの枚数に等しい。
- あなたの終了ステップの開始時に、このターンにあなたが2点以上のライフを失っていた場合、黒の2/2のゾンビ・クリーチャー・トークン1体を生成する。
- ヴェクナの生成時に、ヴェクナが持つETB能力(通常、それは「ヴェクナが戦場に出たとき、あなたはカード1枚を引き、2点のライフを失う。」)は誘発する。#オラクルの変遷も参照。
- ヴェクナに与えられる能力は、追放領域におけるカードを見る。したがって、何らかのパーマネントをアイ・オヴ・ヴェクナ/Eye of Vecnaかハンド・オヴ・ヴェクナ/Hand of Vecnaのコピーにし、そのパーマネントを追放して不浄なる暗黒の書の能力を起動した場合、ヴェクナが通常とは異なる誘発型能力を持つこともあり得る。
オラクルの変遷
フォーゴトン・レルム探訪発売と同時にエラッタが出されている。印刷されたルール文章は「『ヴェクナ』という名前で破壊不能を持つ黒の8/8の伝説のゾンビ・神・クリーチャー・トークン1体を生成する。それはそれらの追放されたカードのすべての誘発型能力を得る。」であった。
デザインの意図としてはヴェクナの生成時にアイ・オヴ・ヴェクナ/Eye of VecnaのETB能力が誘発するはずであったが、このルール文章ではトークンが生成されてから(=戦場に出てから)戦場に出たときの誘発型能力を得るため、誘発しないことになってしまう。そのため、最初から誘発型能力を持った状態で生成されるように修正された[1]。
関連カード
- 能力が参照するカード
- 対となるカード
脚注
- ↑ Adventures in the Forgotten Realms Update Bulletin/『フォーゴトン・レルム探訪』更新速報(総合ルール更新、オラクル更新)(News 2021年7月15日 Jess Dunks著)
参考
- The Tokens of Adventures in the Forgotten Realms/『フォーゴトン・レルム探訪』のトークン(Daily MTG 2021年7月12日)
- カード個別評価:フォーゴトン・レルム探訪 - 神話レア