シェイド
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シェイド/Shadeは、クリーチャー・タイプの1つ。「陰に潜む亡霊」のようなイメージ。
初出はリミテッド・エディションの凍てつく影/Frozen Shade。初期基本セットでは第5版までは凍てつく影、第7版から第10版まで立ちはだかる影/Looming Shadeが収録され、アイスエイジ・ブロック~オデッセイ・ブロックでは各ブロックに必ず1枚は登場する黒の象徴的種族だった。基本セット2010以降の基本セットでも新録、再録を含め常連であったが、ギルド門侵犯の門道の影/Gateway Shade 以降新規カードは途絶え、基本セット2015の再録のゾフの影/Zof Shadeを最後にスタンダードから姿を消した。ドミナリアの戦慄の影/Dread Shadeで久々の復活。ダークリング・ストーカー/Darkling Stalkerと地下牢の影/Dungeon Shadeは印刷された当初はスピリットだったが、1999年5月のオラクル更新でダークリング・ストーカーがシェイドに変更された。その後クリーチャー・タイプ大再編で両者はシェイド・スピリットに変更されたほか、イーサンの影/Ihsan's Shadeもシェイドになった。
基本的に黒かそれを含む多色のみに存在するが、平行世界をテーマとする次元の混乱のタイムシフトでは白いシェイドであるトロウケアの影/Shade of Trokairが登場した。
イーサンの影を除くすべてのシェイドは、マナ(多くの場合黒マナ)を支払うことで自身のP/T両方を同時にパンプアップする能力を持つ。これにちなみ、この手のパンプアップ能力を「シェイド能力」と表現することもある。シェイド以外でも泥這い/Sludge Crawlerや増強自動機械/Augmenting Automatonなど、黒の色の役割として登場する。
伝説のシェイドはイーサンの影のみ。
- シェイドに変化させるカードに影の息/Shade's Breathがある。深夜の誓約/Midnight Covenantなど、シェイド能力を付加するオーラも少数作られている。
- ほとんどのシェイドがシングルシンボルであるが、パンプアップを利用するなら大量の黒マナが必要となるので、シングルシンボルであるメリットがあまりない。
- 同じく影を表すシャドーとの違いについてはシャドーを参照。