不死の隷従/Immortal Servitude
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特定の点数で見たマナ・コストのクリーチャー・カードをまとめてリアニメイトする呪文。墓場の騒乱/Stir the Graveの全体版と言ったところか。
高マナ域の強力クリーチャーを一本釣りするにはコスト・パフォーマンスが悪すぎるので、リアニメイトを主戦略としているデッキにはあまり向いていない。自然と低めのマナ域にクリーチャーが集中するウィニーなどで、全体除去のリカバリーや後半の息切れ防止のために、隠し味やお守りとして少数挿しておくような運用が基本となるだろう。
マナ域をうまく揃えることで、ある程度コンボ気味な運用も可能。教区の勇者/Champion of the Parishを同時に大量復活させてみたり、アジャニの群れ仲間/Ajani's Pridemate＋オーリオックのチャンピオン/Auriok Championを並べたり（→ソウルシスターズ）。ただしこの場合もせいぜいX=3程度までが限界だろう。
- 「X以下」ではなく、「Xちょうど」のカードのみである。真木孝一郎も公式ハンドブックでこの勘違いをやらかし、後で謝罪している。
- スリヴァーやずべらは、コストがある程度揃っており、かつ頭数が揃うほど強力になるため、相性がよい。
- X呪文の柔軟さ故、他の大量リアニメイト呪文よりは大抵重い。モダン以下の環境ではあるが、X=1で使うならよほど大量に釣らない限り再誕の宣言/Proclamation of Rebirthの方が軽いし、X=3以上で使うことが多いなら対戦相手の恩恵を考えてもコスト制限がない黄昏の呼び声/Twilight's Callや戦舞いの蘇生/Pyrrhic Revivalを優先したほうがいいだろう。
- ラヴニカへの回帰ブロックでは、他の4色に存在する単色のX呪文が白には存在しない。混成カードであるこれが、白単色で唱えられる唯一のX呪文である。
