ほぞ
提供:MTG Wiki
ほぞ/Cogとは、点数で見たマナ・コストが1以下のアーティファクトの俗称。特にその中でも、自分自身を生け贄にするようなカードのことを言うこともある。
フィフス・ドーン製作時に開発部が使っていた呼び方で、フィフス・ドーンではこれがテーマの1つにもなっている。
ほぞである事自体にルール上の特別な意味は無いものの、同エキスパンションでは、粗石の魔道士/Trinket Mageやオーリオックの廃品回収者/Auriok Salvagersなど、ほぞである事を参照するカードが登場した為、これらとは良いシナジーを形成する。
- 英語の"cog"は『歯車の歯』を意味する言葉。日本語には適当な単語がなかったため、建築などで使われている『部品をつなげるための、継ぎ手のでっぱり』を意味する「枘(ほぞ)」を当てている。『動かすためのもの』である歯車に対して、『固定するためのもの』であるほぞはちょっとニュアンスが異なるが、どちらも『2つのものを繋ぐでっぱった部分』には違いない。上手い意訳だと言える。
- なお英語のほぞには、"tenon"という別の単語がある。
よく使用されるほぞの例
- 虚空の杯/Chalice of the Void
- 金属モックス/Chrome Mox
- 呪われた巻物/Cursed Scroll
- 仕組まれた爆薬/Engineered Explosives
- ライオンの瞳のダイアモンド/Lion's Eye Diamond
- 真髄の針/Pithing Needle
- 教議会の座席/Seat of the Synod
- 師範の占い独楽/Sensei's Divining Top
- トーモッドの墓所/Tormod's Crypt
参考
- 点数で見たマナ・コストが1以下のアーティファクト
- 「点数で見たマナ・コストが1以下のアーティファクト・カード」でテキスト検索
- カードの俗称
- 用語集
- "Cog Wild" (by Mark Rosewater)