無限連合/Infinite Consortium
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無限連合/Infinite Consortiumはニコル・ボーラス/Nicol Bolasが組織した次元/Planeを股にかける陰謀団。
当初はConsortiumのみで「共同体」と訳されていたが[1]、後に「無限連合」に訳語を変更された。[2]
- コンピューターゲーム「Magic: The Gathering - Duels of the Planeswalkers 2012」の日本語版においては「無限なる共同体」と訳された。
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[編集] 解説
表向きは商業組織ということになっており、様々な次元の取引先の依頼に応えて様々な商品を次元を越えて提供する。中には、かなり物騒で血腥い内容の取引も多い。
連合の本部は名前を知られていない砂漠の次元に聳える金属の塔に存在するが、組織としての活動の中心的な存在はラヴニカ/Ravnica支部である。
ボーラスの部下となったテゼレット/Tezzeretは連合の内部を己の腹心で固めてゆき、下部組織の上位ランクのリーダーたちを全て抹殺することによって連合を掌握した。
アラーラの断片の時期に、ボーラスは連合からテゼレットを排除するためにリリアナ・ヴェス/Liliana Vessと契約し、テゼレットの手駒の一つにしてボーラスと同じく精神感応者であるジェイス・ベレレン/Jace Belerenを唆させ、利用する。
結果、テゼレットの排除には成功したが、連合を多次元間組織として運営するために必要な情報や資料などは全てジェイスによって破壊されて実質的に解散状態となり、ボーラスの手に戻ることは無かった。現在の連合はジェイスによって率いられており[3]、次元を越えたプレインズウォーカー/Planeswalkerの組織として噂に上っている[4]。
[編集] 支部の存在する次元
[編集] ラヴニカ/Ravnica
- 復興しつつある残骸地区/The Rubblefieldに堂々たる建築物を構える、テゼレット曰く「最も素晴らしい」支部。
- テゼレットが排除されジェイスが支配者となってからの「無限連合」とは、この支部のことを指す。
[編集] 神河/Kamigawa
- 沼地の鼠人/Nezumiとの間にマナをめぐって土地利用についてのトラブルを抱えていた。
- 都和市/Towashiの下層街/The Undercityにバルトリス/Baltriceの隠れ家が設置されている。
[編集] ケファライ/Kephalai
- 星の聖域/The Sanctum of the Starsの僧院長/The Prelateにジェイスの正体を隠蔽した。
[編集] アランズール/Aranzhur、イルセー/Ilcae、オブシディアス/Obsidias
- バルトリスが隠れ家を設置した次元。後に新ファイレクシア/New Phyrexiaの侵略で滅亡する。
[編集] メルカディア/Mercadia
- ジェイスが存在を言及したが詳しくは不明。
[編集] 登場
- Agents of Artifice(小説)
- 炎に注ぐ油/Fuel for the Fire 第2部、第3部(コミック)
- ヴェールの呪い/The Veil's Curse 第1部、第2部、第3部(コミック)
- Consortium Report: "The Incident at the Eye."(公式サイト)
- Test of Metal(小説)
- Return to Ravnica: The Secretist, Part One(小説)
- Phyrexia: All Will Be One | A Man of Parts/サイドストーリー第4話:働きもの(Magic Story 2023年1月17日 Reinhardt Suarez著)
[編集] 脚注
- ↑ 炎に注ぐ油/Fuel for the Fire 第2部
- ↑ Planeswalkers Minisite: Tezzeret Tezzeret, The Agent of Bolas
- ↑ Path of the Planeswalker: PLAINSWALKERS (IN ORDER OF APPEARANCE)
- ↑ The Battle of Fort Keff/ ケフ砦の戦い