ゼロックス

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*[http://mtg.takaratomy.co.jp/others/column/asahara/20081231/index.html 浅原・小室の匣の中のマジック](マナ・カーブとゼロックスの解説記事)
 
*[[用語集]]
 
*[[用語集]]

2011年3月5日 (土) 20:33時点における版

ゼロックス(Xerox)とは、Alan Comerによって生み出された理論。ゼロックス理論とも呼ばれる。"xerox"はコピーという意味。

簡単に説明すると、「土地引く確率を減らす分、引くこと自体の回数を増やすことで土地事故は減らせる」ということに着目し、土地の枚数を削ると共にドローカードを詰め込み、それによってデッキの安定とともに中盤以降の「無駄なドロー」をなくすことができるというもの。ドロースペルにより擬似的にライブラリーの総枚数を減らし、デッキの一様性を高める戦術である。1,2マナのドローもしくはキャントリップを2枚入れれば土地を1枚減らしてもよい、というのが大体の目安。

しかし、いくら土地を減らしてもよいとはいっても、減らしすぎると土地事故でドロースペルを唱えることもできなくなるので本末転倒である。極論になってしまうが、1,2マナのドローを48枚入れたからといって、土地が0枚でよいわけがない。あくまで必要最低限の土地しか引かないことで、擬似的なカード・アドバンテージを得るための構築技術であることに留意しておきたい。

これを具体化したデッキがターボ・ゼロックスであり、他にもミラクルグロウオプトブルーなどで採用されている。その他のコントロールでも応用されている事も多い。

  • マナを大量に使うコントロールの場合、土地の総数が少ないことから、展開できる土地の数が少なく、必要な時にマナが無いということが往々にしてある。
  • 序盤の猛攻を捌くためにマナを使うと、ドローができず、対抗手段を使うマナまでたどり着けず、という悪循環に陥ることもある。

主なゼロックスデッキ

参考

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