狡猾/Cunning
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*[[テフェリーのヴェール/Teferi's Veil]]があると失われずに使い回せる。 | *[[テフェリーのヴェール/Teferi's Veil]]があると失われずに使い回せる。 | ||
− | * | + | *2009年9月30日の[[Oracle]]変更でこれが[[生け贄]]に捧げられるのが[[クリンナップ・ステップ]]になり、初出時の意図どおりに働くようにようやく修正された。すなわち、これが外れて[[修整]]がなくなった際、そのターンにクリーチャーが負っていた[[ダメージ]]は取り除かれている。 |
− | **これも[[第5版]]→[[第6版]] | + | **この変更がなされる前は[[ターン終了ステップ]]に生け贄に捧げられることになっており、ダメージが取り除かれる前にこれが外れてしまい、クリーチャーが[[破壊]]されてしまっていた。 |
+ | **これも[[第5版]]→[[第6版]]でのルール大変更の影響を受けていたカードである。これが作られた当時の第5版ルールでは、「これの生け贄」と「ダメージの消去」の順が逆なので、クリーチャーは生き残れた。このような問題を持った他のカードは[[クリンナップ・ステップ]]に生け贄に捧げられるように修正されていた。 | ||
*[[ローウィン]]の日本語版にカード名が「狡猾」と印刷されたカードがあるが、英語名が違うためそれとは別物。そちらには[[エラッタ]]が出ており、現在の正式なカード名は[[狡知/Guile]]となっている。 | *[[ローウィン]]の日本語版にカード名が「狡猾」と印刷されたカードがあるが、英語名が違うためそれとは別物。そちらには[[エラッタ]]が出ており、現在の正式なカード名は[[狡知/Guile]]となっている。 | ||
==参考== | ==参考== | ||
*[[カード個別評価:エクソダス]] - [[コモン]] | *[[カード個別評価:エクソダス]] - [[コモン]] |
2009年10月7日 (水) 00:35時点における版
Cunning / 狡猾 (1)(青)
エンチャント — オーラ(Aura)
エンチャント — オーラ(Aura)
エンチャント(クリーチャー)
エンチャントされているクリーチャーは+3/+3の修整を受ける。
エンチャントされているクリーチャーが攻撃かブロックしたとき、次のクリンナップ・ステップの開始時に狡猾を生け贄に捧げる。
元祖の不安定性突然変異/Unstable Mutationの流れを汲んで、これも使い勝手に癖がある。不安定性突然変異は時限式で弱体化してしまう強化、こちらは強化量は一定だが戦闘に参加するとそれ1回で使い切りになる。
カウンターが基調になる青いデッキには、エンチャント(クリーチャー)は不向きな1枚。また、ビッグ・ブルーのようなデッキのフィニッシャーは、強化せずともそのまま殴りきれる性能のため、トーナメント・シーンでは見かけなかった。
- テフェリーのヴェール/Teferi's Veilがあると失われずに使い回せる。
- 2009年9月30日のOracle変更でこれが生け贄に捧げられるのがクリンナップ・ステップになり、初出時の意図どおりに働くようにようやく修正された。すなわち、これが外れて修整がなくなった際、そのターンにクリーチャーが負っていたダメージは取り除かれている。
- この変更がなされる前はターン終了ステップに生け贄に捧げられることになっており、ダメージが取り除かれる前にこれが外れてしまい、クリーチャーが破壊されてしまっていた。
- これも第5版→第6版でのルール大変更の影響を受けていたカードである。これが作られた当時の第5版ルールでは、「これの生け贄」と「ダメージの消去」の順が逆なので、クリーチャーは生き残れた。このような問題を持った他のカードはクリンナップ・ステップに生け贄に捧げられるように修正されていた。
- ローウィンの日本語版にカード名が「狡猾」と印刷されたカードがあるが、英語名が違うためそれとは別物。そちらにはエラッタが出ており、現在の正式なカード名は狡知/Guileとなっている。