ファルケンラスの先祖/Falkenrath Forebear
提供:MTG Wiki
1行: | 1行: | ||
{{#card:Falkenrath Forebear}} | {{#card:Falkenrath Forebear}} | ||
− | + | [[ブロック制限]]を持つものの、3[[マナ]]で[[パワー]]3の基準を満たす[[フライヤー]]にして、[[血]][[トークン]]の[[生成]]およびそれを利用した自己蘇生[[能力]]を持つ[[吸血鬼]]。 | |
+ | |||
+ | 登場時の[[スタンダード]]においては、似たような自己蘇生手段を持つ[[クリーチャー]]としては[[スカイクレイブの影/Skyclave Shade]]、[[ドラコリッチ、エボンデス/Ebondeath, Dracolich]]が存在。もっとも、それぞれ蘇生条件からして異なり、使い減りしない[[クロック]]要員としての役割以外に競合する要素は無い。自分の[[デッキ]]に合うものを採用しておけばよいだろう。 | ||
+ | |||
+ | これの強みとしては、吸血鬼の[[部族 (俗称)|部族]][[シナジー]]を得られる点、蘇生条件を単独で満たすことが可能な自己完結性だろう。2回殴れれば自己蘇生に必要なトークンの数を満たすし、[[ヴォルダーレンの投血士/Voldaren Bloodcaster]]など、複数の血トークンを生成するチャンスがある[[カード]]は他にも多数存在している。[[アタッカー]]としてしか役に立たず、[[タフネス]]4以上のフライヤーに構えられると沈黙してしまうが、他の同類同様に[[除去]]が得意な[[黒]]であり、妨害してくる相手は[[破壊]]や[[追放]]で対処してしまえば済む。[[リミテッド]]はもちろん、[[構築]]でも出番があるであろう有力なクリーチャー。 | ||
+ | |||
+ | 難点は他の同種にも言えることだが[[イニストラード:真夜中の狩り]]以降、[[墓地対策カード]]が急増しており、即座に蘇生条件を満たせる状況以外では排除されてしまう危険がある点。また[[棘平原の危険/Spikefield Hazard]]などの[[追放]]除去にも無力。 | ||
+ | |||
==参考== | ==参考== | ||
*[[吸血鬼/Vampire#種の発祥と存続|ファルケンラス/Falkenrath]]([[背景世界/ストーリー用語]]) | *[[吸血鬼/Vampire#種の発祥と存続|ファルケンラス/Falkenrath]]([[背景世界/ストーリー用語]]) | ||
*[[カード個別評価:イニストラード:真紅の契り]] - [[レア]] | *[[カード個別評価:イニストラード:真紅の契り]] - [[レア]] |
2021年11月17日 (水) 03:05時点における版
クリーチャー — 吸血鬼(Vampire)
飛行
ファルケンラスの先祖ではブロックできない。
ファルケンラスの先祖がプレイヤー1人に戦闘ダメージを与えるたび、血(Blood)トークン1つを生成する。
(黒),血トークン2つを生け贄に捧げる:あなたの墓地にあるファルケンラスの先祖を戦場に戻す。
ブロック制限を持つものの、3マナでパワー3の基準を満たすフライヤーにして、血トークンの生成およびそれを利用した自己蘇生能力を持つ吸血鬼。
登場時のスタンダードにおいては、似たような自己蘇生手段を持つクリーチャーとしてはスカイクレイブの影/Skyclave Shade、ドラコリッチ、エボンデス/Ebondeath, Dracolichが存在。もっとも、それぞれ蘇生条件からして異なり、使い減りしないクロック要員としての役割以外に競合する要素は無い。自分のデッキに合うものを採用しておけばよいだろう。
これの強みとしては、吸血鬼の部族シナジーを得られる点、蘇生条件を単独で満たすことが可能な自己完結性だろう。2回殴れれば自己蘇生に必要なトークンの数を満たすし、ヴォルダーレンの投血士/Voldaren Bloodcasterなど、複数の血トークンを生成するチャンスがあるカードは他にも多数存在している。アタッカーとしてしか役に立たず、タフネス4以上のフライヤーに構えられると沈黙してしまうが、他の同類同様に除去が得意な黒であり、妨害してくる相手は破壊や追放で対処してしまえば済む。リミテッドはもちろん、構築でも出番があるであろう有力なクリーチャー。
難点は他の同種にも言えることだがイニストラード:真夜中の狩り以降、墓地対策カードが急増しており、即座に蘇生条件を満たせる状況以外では排除されてしまう危険がある点。また棘平原の危険/Spikefield Hazardなどの追放除去にも無力。