苦悶の悔恨/Agonizing Remorse
提供:MTG Wiki
(版間での差分)
細 |
|||
23行: | 23行: | ||
*[[墓地対策カード]] | *[[墓地対策カード]] | ||
*[[カード個別評価:テーロス還魂記]] - [[アンコモン]] | *[[カード個別評価:テーロス還魂記]] - [[アンコモン]] | ||
+ | *[[カード個別評価:ミスティカルアーカイブ]] - [[アンコモン]] |
2021年3月28日 (日) 16:36時点における最新版
Agonizing Remorse / 苦悶の悔恨 (1)(黒)
ソーサリー
ソーサリー
対戦相手1人を対象とする。そのプレイヤーは自分の手札を公開する。あなたは、その中から土地でないカード1枚か、そのプレイヤーの墓地からカード1枚を選ぶ。そのカードを追放する。あなたは1点のライフを失う。
代わりに墓地のカードを追放することもできる追放型手札破壊呪文。この点だけ切り取ると酷評/Castigateおよびその亜種の大半の上位互換だが、代わりに1点のライフロスがある。
とはいえ、思考囲い/Thoughtseize未満の1点なら安いものであろう。手札破壊としてだけ見ても酷評および亜種全般より汎用的であり、そのうえで手札を見ながら墓地対策に切り替える選択肢も与えられているというかなり優秀な呪文である。
登場時のスタンダードでは、単色ながら思考消去/Thought Erasureに比肩する貴重な汎用手札破壊呪文であり、黒いデッキ全般で選択肢に上りうる。脱出と同時に登場したため、墓地対策としての機能の魅力も目立つ。当然リミテッドでも同様の利点があり、手札が枯渇した終盤では脱出がちらついていることが多いため腐ることが少ない。
- なかったことに/Never Happenedが1マナ軽くなった代わりにライフロスが付いた形。ただし、苦悶の悔恨は墓地からであれば土地カードも追放できるという微妙な差異がある。両者は苦悶の悔恨が登場時のスタンダードで共存する。
[編集] ストーリー
死の国/The Underworldに囚われたエルズペス/Elspethは、アショク/Ashiokの悪夢により、毎晩自らの過去の記憶に苛まれていた――故郷の次元/Planeにおけるファイレクシア/Phyrexiaの記憶、ヘリオッド/Heliodに殺されたときの記憶、そしてゼナゴス/Xenagosの策略により、愛するダクソス/Daxosを自ら殺めてしまったときの記憶(イラスト)[1][2]。
ダクソスの死の鋭い記憶がエルズペスの魂を貫いた。
[編集] 脚注
- ↑ The Theros Beyond Death Story on Cards/『テーロス還魂記』ストーリーカード(Feature 2019年12月16日 Wizards of the Coast著)
- ↑ Theros Beyond Death Story Summary/『テーロス還魂記』物語概要(Feature 2020年1月10日 Wizards of the Coast著)