集団変身/Mass Polymorph
提供:MTG Wiki
(版間での差分)
1行: | 1行: | ||
{{#card:Mass Polymorph}} | {{#card:Mass Polymorph}} | ||
− | 自軍の[[クリーチャー]]全員が[[変身/Polymorph]]するという[[ソーサリー]]。 | + | 自軍の[[クリーチャー]]全員が[[変身/Polymorph]]するという[[ソーサリー]]。 |
[[エルドラージ変身]]の例を見ても分かるように、[[基本セット2011]]時点の[[スタンダード]][[環境]]では工夫して[[構築]]すれば1体を変身させるだけでも[[フィニッシャー]]として十分すぎる性能の[[巨大クリーチャー]]を呼ぶことができる。したがって、2[[マナ]][[重い|重く]]してまで大量のクリーチャーを出す意味合いは薄く、[[オーバーキル]]感が漂う。 | [[エルドラージ変身]]の例を見ても分かるように、[[基本セット2011]]時点の[[スタンダード]][[環境]]では工夫して[[構築]]すれば1体を変身させるだけでも[[フィニッシャー]]として十分すぎる性能の[[巨大クリーチャー]]を呼ぶことができる。したがって、2[[マナ]][[重い|重く]]してまで大量のクリーチャーを出す意味合いは薄く、[[オーバーキル]]感が漂う。 | ||
7行: | 7行: | ||
[[変身/Polymorph]]と比べての強みとして[[立ち消え]]が起き辛くなったという部分がある。変身の種になるクリーチャーは大概が脆い存在なので、数を並ばせることさえクリアできれば[[単体除去]]を警戒せずに使えるのが嬉しい。 | [[変身/Polymorph]]と比べての強みとして[[立ち消え]]が起き辛くなったという部分がある。変身の種になるクリーチャーは大概が脆い存在なので、数を並ばせることさえクリアできれば[[単体除去]]を警戒せずに使えるのが嬉しい。 | ||
− | * | + | その[[効果]]の豪快さから[[スタンダード]]では[[集団変身|集団変身デッキ]]が作られ、[[The Finals10]]などで成果をあげている。 |
+ | |||
+ | *初出当時のスタンダードでは、強力なクリーチャーは[[引き裂かれし永劫、エムラクール/Emrakul, the Aeons Torn]]など伝説のクリーチャーが多かったが、当時のレジェンド・ルールでは伝説のクリーチャーが2体並び[[対消滅]]する危険性があった。そのため、デッキ構築ではこの点を意識する必要があった。 | ||
*{{Gatherer|id=204977|イラスト}}で兵士達が変身しているクリーチャーは、[[今田家の猟犬、勇丸/Isamaru, Hound of Konda]]、[[やっかい児/Pestermite]]、[[ゴブリンの従僕/Goblin Lackey]]([[From the Vault:Exiled]]版)、[[カヴーの攻め手/Kavu Aggressor]]、[[ワームの突進/Crush of Wurms]]、[[赤の夜明けの運び手/Bringer of the Red Dawn]]、[[煙突のインプ/Chimney Imp]]、[[目くらましの呪文/Dizzy Spell]]の[[ミノタウルス]]、変身途中のものが[[エイヴンの魚捕り/Aven Fisher]]。全てこれと同じ[[Christopher Moeller]]が[[絵|イラスト]]を担当したカードになっている。(→[http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/arcana/497 Massively Polymorphed]参照) | *{{Gatherer|id=204977|イラスト}}で兵士達が変身しているクリーチャーは、[[今田家の猟犬、勇丸/Isamaru, Hound of Konda]]、[[やっかい児/Pestermite]]、[[ゴブリンの従僕/Goblin Lackey]]([[From the Vault:Exiled]]版)、[[カヴーの攻め手/Kavu Aggressor]]、[[ワームの突進/Crush of Wurms]]、[[赤の夜明けの運び手/Bringer of the Red Dawn]]、[[煙突のインプ/Chimney Imp]]、[[目くらましの呪文/Dizzy Spell]]の[[ミノタウルス]]、変身途中のものが[[エイヴンの魚捕り/Aven Fisher]]。全てこれと同じ[[Christopher Moeller]]が[[絵|イラスト]]を担当したカードになっている。(→[http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/arcana/497 Massively Polymorphed]参照) | ||
==参考== | ==参考== | ||
*[[カード個別評価:基本セット2011]] - [[レア]] | *[[カード個別評価:基本セット2011]] - [[レア]] |
2013年7月14日 (日) 23:24時点における版
Mass Polymorph / 集団変身 (5)(青)
ソーサリー
ソーサリー
あなたがコントロールするすべてのクリーチャーを追放する。その後、あなたのライブラリーの一番上のカードを、その数に等しい枚数のクリーチャー・カードが公開されるまで公開する。これにより公開されたすべてのクリーチャー・カードを戦場に出し、その後、公開された残りのカードをあなたのライブラリーに加えて切り直す。
自軍のクリーチャー全員が変身/Polymorphするというソーサリー。
エルドラージ変身の例を見ても分かるように、基本セット2011時点のスタンダード環境では工夫して構築すれば1体を変身させるだけでもフィニッシャーとして十分すぎる性能の巨大クリーチャーを呼ぶことができる。したがって、2マナ重くしてまで大量のクリーチャーを出す意味合いは薄く、オーバーキル感が漂う。
変身/Polymorphと比べての強みとして立ち消えが起き辛くなったという部分がある。変身の種になるクリーチャーは大概が脆い存在なので、数を並ばせることさえクリアできれば単体除去を警戒せずに使えるのが嬉しい。
その効果の豪快さからスタンダードでは集団変身デッキが作られ、The Finals10などで成果をあげている。
- 初出当時のスタンダードでは、強力なクリーチャーは引き裂かれし永劫、エムラクール/Emrakul, the Aeons Tornなど伝説のクリーチャーが多かったが、当時のレジェンド・ルールでは伝説のクリーチャーが2体並び対消滅する危険性があった。そのため、デッキ構築ではこの点を意識する必要があった。
- イラストで兵士達が変身しているクリーチャーは、今田家の猟犬、勇丸/Isamaru, Hound of Konda、やっかい児/Pestermite、ゴブリンの従僕/Goblin Lackey(From the Vault:Exiled版)、カヴーの攻め手/Kavu Aggressor、ワームの突進/Crush of Wurms、赤の夜明けの運び手/Bringer of the Red Dawn、煙突のインプ/Chimney Imp、目くらましの呪文/Dizzy Spellのミノタウルス、変身途中のものがエイヴンの魚捕り/Aven Fisher。全てこれと同じChristopher Moellerがイラストを担当したカードになっている。(→Massively Polymorphed参照)