クロヴの吸血鬼/Krovikan Vampire
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[[マジック:ザ・ギャザリング|マジック]]では珍しいタイプの[[吸血鬼]]。他の吸血鬼と違い大きくなることは無いが、代わりに血を吸った([[ダメージ]]を与えた)[[クリーチャー]]を操ることができるというイメージのクリーチャー。 | [[マジック:ザ・ギャザリング|マジック]]では珍しいタイプの[[吸血鬼]]。他の吸血鬼と違い大きくなることは無いが、代わりに血を吸った([[ダメージ]]を与えた)[[クリーチャー]]を操ることができるというイメージのクリーチャー。 | ||
− | ただ、これより小さいクリーチャーはこのカードが居ると[[ブロック (ルール用語)|ブロック]]あるいは[[攻撃 | + | ただ、これより小さいクリーチャーはこのカードが居ると[[ブロック (ルール用語)|ブロック]]あるいは[[攻撃]]してくれないだろうし、これより大きいクリーチャーはこいつが死んでしまうためなかなか使いどころが無い。 |
ダメージは[[戦闘ダメージ]]に限らないので、こいつを[[ティム]]化して他の方法で[[除去]]する、などの手段でも[[コントロール (ルール用語)|コントロール]]を奪うことが可能。 | ダメージは[[戦闘ダメージ]]に限らないので、こいつを[[ティム]]化して他の方法で[[除去]]する、などの手段でも[[コントロール (ルール用語)|コントロール]]を奪うことが可能。 | ||
*[[アイスエイジ]]に日本語版は無いが、[[ホビージャパン]]の日本語発売6周年記念キャンペーンで日本語版を入手できた。 | *[[アイスエイジ]]に日本語版は無いが、[[ホビージャパン]]の日本語発売6周年記念キャンペーンで日本語版を入手できた。 | ||
− | *後に登場した[[魂の収集家/Soul Collector]]はこれの[[上位互換]]。こちらは向こうに比べ、[[ | + | *後に登場した[[魂の収集家/Soul Collector]]はこれの[[上位互換]]。こちらは向こうに比べ、[[戦場を離れる]]と奪ったクリーチャーを失い、[[飛行]]や[[変異]]を持っていない上、[[タフネス]]も1低い。飛行が無いためブロックされやすいというのはこの[[能力]]にとって利点なのかもしれないが。 |
− | *[[熾天使/Seraph]]や[[卑劣漢の大鎌/Scythe of the Wretched]] | + | *[[熾天使/Seraph]]や[[卑劣漢の大鎌/Scythe of the Wretched]]もこれに近い[[能力]]を持っている。 |
− | *[[呪われたクロウヴァクス/Crovax the Cursed]] | + | *[[基本セット2010]]以前は、[[呪われたクロウヴァクス/Crovax the Cursed]]と並んで飛行を持たない珍しい吸血鬼であり、その呪われたクロウヴァクスも自力で飛行を得られるので、自力で飛ばない唯一の吸血鬼であった。しかし、吸血鬼が[[黒]]のテーマとして取り合げられた[[ゼンディカー]]では飛行を持たない吸血鬼が多数登場し、その点での珍しさは失っている。 |
+ | *同じように、血を吸った相手を配下に加えるというフレーバーを持つカードに[[ゲトの血の長、カリタス/Kalitas, Bloodchief of Ghet]]が存在する。 | ||
==参考== | ==参考== |
2009年11月16日 (月) 04:28時点における版
Krovikan Vampire / クロヴの吸血鬼 (3)(黒)(黒)
クリーチャー — 吸血鬼(Vampire)
クリーチャー — 吸血鬼(Vampire)
各終了ステップの開始時に、このターンにクロヴの吸血鬼がダメージを与えたクリーチャーが死亡した場合、そのカードをあなたのコントロール下で戦場に出す。あなたがクロヴの吸血鬼のコントロールを失ったとき、それを生け贄に捧げる。
3/3マジックでは珍しいタイプの吸血鬼。他の吸血鬼と違い大きくなることは無いが、代わりに血を吸った(ダメージを与えた)クリーチャーを操ることができるというイメージのクリーチャー。
ただ、これより小さいクリーチャーはこのカードが居るとブロックあるいは攻撃してくれないだろうし、これより大きいクリーチャーはこいつが死んでしまうためなかなか使いどころが無い。
ダメージは戦闘ダメージに限らないので、こいつをティム化して他の方法で除去する、などの手段でもコントロールを奪うことが可能。
- アイスエイジに日本語版は無いが、ホビージャパンの日本語発売6周年記念キャンペーンで日本語版を入手できた。
- 後に登場した魂の収集家/Soul Collectorはこれの上位互換。こちらは向こうに比べ、戦場を離れると奪ったクリーチャーを失い、飛行や変異を持っていない上、タフネスも1低い。飛行が無いためブロックされやすいというのはこの能力にとって利点なのかもしれないが。
- 熾天使/Seraphや卑劣漢の大鎌/Scythe of the Wretchedもこれに近い能力を持っている。
- 基本セット2010以前は、呪われたクロウヴァクス/Crovax the Cursedと並んで飛行を持たない珍しい吸血鬼であり、その呪われたクロウヴァクスも自力で飛行を得られるので、自力で飛ばない唯一の吸血鬼であった。しかし、吸血鬼が黒のテーマとして取り合げられたゼンディカーでは飛行を持たない吸血鬼が多数登場し、その点での珍しさは失っている。
- 同じように、血を吸った相手を配下に加えるというフレーバーを持つカードにゲトの血の長、カリタス/Kalitas, Bloodchief of Ghetが存在する。