第8版

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史上8番目の[[基本セット]]。
 
史上8番目の[[基本セット]]。
  
主に[[マスクス・ブロック]]と[[インベイジョン・ブロック]]からの[[再録]]で構成される。また、『[[アルファ]]』から『[[スカージ]]』までのすべてのカードセットから、それぞれ1枚以上の[[カード]]が[[再録]]された。
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主に[[マスクス・ブロック]]と[[インベイジョン・ブロック]]からの[[再録]]で構成される。また、[[アルファ]]から[[スカージ]]までのすべてのカードセットから、それぞれ1枚以上の[[カード]]が[[再録]]された。
  
[[基本セット]]として初めて、新しい[[色の役割]]が適用され、[[クリーチャー・タイプ]]の整理が行われた。初めて[[新枠]]が採用された基本セットでもある。また、『第8版』の発売に伴っていくつかのルールが変更された(⇒[http://www.wizards.com/default.asp?x=mtgcom/feature/162 第8版ルール更新]([[ウィザーズ社]]:英語)。
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[[基本セット]]として初めて、新しい[[色の役割]]が適用され、[[クリーチャー・タイプ]]の整理が行われた。初めて[[新枠]]が採用された基本セットでもある。また、第8版の発売に伴っていくつかのルールが変更された(→[http://www.wizards.com/default.asp?x=mtgcom/feature/162 第8版ルール更新]([[WotC]],英語))。
  
 
[[マジック]]生誕10周年を記念するカードセットとするため、[[基本セット]]の発売月の通例となっていた4月でなく、7月に発売された。
 
[[マジック]]生誕10周年を記念するカードセットとするため、[[基本セット]]の発売月の通例となっていた4月でなく、7月に発売された。
  
『第8版』を用いた[[ドラフト]]を意識したため、[[防御円]]や[[命の川/Stream of Life]]など、[[リミテッド]]で強力ないくつかの[[カード]]の[[稀少度]]が格上げされた。これらは[[構築]]環境ではあまり強くないため、古参プレイヤーからの不満が多かった。
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第8版を用いた[[ドラフト]]を意識したため、[[防御円]]や[[命の川/Stream of Life]]など、[[リミテッド]]で強力ないくつかの[[カード]]の[[稀少度]]が格上げされた。これらは[[構築]]環境ではあまり強くないため、古参プレイヤーからの不満が多かった。
  
 
== 色の役割の変更 ==
 
== 色の役割の変更 ==
『第8版』では[[基本セット]]として初めて新しい[[色の役割]]が適用された。以下は変更された収録カードの例。
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第8版では[[基本セット]]として初めて新しい[[色の役割]]が適用された。以下は変更された収録カードの例。
  
*[[濃霧/Fog]]→[[聖なる日/Holy Day]]
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*[[濃霧/Fog]] → [[聖なる日/Holy Day]]
*[[解呪/Disenchant]]→[[帰化/Naturalize]]
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*[[解呪/Disenchant]] → [[帰化/Naturalize]]
*[[砂嵐/Sandstorm]]→[[刃の雨/Rain of Blades]]
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*[[砂嵐/Sandstorm]] → [[刃の雨/Rain of Blades]]
*[[空飛ぶ男/Flying Men]]→[[陽光尾の鷹/Suntail Hawk]]
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*[[空飛ぶ男/Flying Men]] → [[陽光尾の鷹/Suntail Hawk]]
*[[彼方からの雄叫び/Howl from Beyond]]→[[怒髪天/Enrage]]
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*[[彼方からの雄叫び/Howl from Beyond]] → [[怒髪天/Enrage]]
*[[放蕩魔術師/Prodigal Sorcerer]]→[[アナーバのシャーマン/Anaba Shaman]]
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*[[放蕩魔術師/Prodigal Sorcerer]] → [[アナーバのシャーマン/Anaba Shaman]]
  
 
== クリーチャー・タイプの整理 ==
 
== クリーチャー・タイプの整理 ==
『第8版』では[[クリーチャー・タイプ]]の整理が行われた。具体的には以下のような変更である。
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第8版では[[クリーチャー・タイプ]]の整理が行われた。具体的には以下のような変更である。
  
*[[残忍な影/Feral Shadow]]→[[薄暮のインプ/Dusk Imp]]
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*[[残忍な影/Feral Shadow]] → [[薄暮のインプ/Dusk Imp]]
*[[ゴミあさり/Scavenger Folk]]→[[エルフの潰し屋/Elvish Scrapper]]
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*[[ゴミあさり/Scavenger Folk]] → [[エルフの潰し屋/Elvish Scrapper]]
*[[真珠三叉矛の人魚/Merfolk of the Pearl Trident]]→[[脱走魔術師/Fugitive Wizard]]
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*[[真珠三叉矛の人魚/Merfolk of the Pearl Trident]] → [[脱走魔術師/Fugitive Wizard]]
  
 
詳しくは[http://www.wizards.com/default.asp?x=mtgcom/daily/mr81 基本セットのちょっとした変化](英語)を参照のこと。
 
詳しくは[http://www.wizards.com/default.asp?x=mtgcom/daily/mr81 基本セットのちょっとした変化](英語)を参照のこと。
  
 
== ラインナップ ==
 
== ラインナップ ==
*ブースターパック
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===ブースターパック===
:15枚入り。パッケージ・イラストは[[まばゆい天使/Blinding Angel]]、[[高潮のクラーケン/Tidal Kraken]]、[[ファイレクシアの疫病王/Phyrexian Plaguelord]]、[[双頭のドラゴン/Two-Headed Dragon]]、[[ルアゴイフ/Lhurgoyf]]の5種類。
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15枚入り。パッケージ・イラストは[[まばゆい天使/Blinding Angel]]、[[高潮のクラーケン/Tidal Kraken]]、[[ファイレクシアの疫病王/Phyrexian Plaguelord]]、[[双頭のドラゴン/Two-Headed Dragon]]、[[ルアゴイフ/Lhurgoyf]]の5種類。
  
*テーマデッキ
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===テーマデッキ===
**[[促成/Life Boost]] (白)
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*[[促成/Life Boost]] (白)
**[[空撃/Sky Slam]] (青)
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*[[空撃/Sky Slam]] (青)
**[[追放/Expulsion]] (黒)
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*[[追放/Expulsion]] (黒)
**[[焦土/Speed Scorch]] (赤)
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*[[焦土/Speed Scorch]] (赤)
**[[重鎮/Heavy Hitters]] (緑)
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*[[重鎮/Heavy Hitters]] (緑)
:いずれも40枚の[[カード]]で構成される。
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*スターターセット
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いずれも40枚の[[カード]]で構成される。
:33枚構成の構築済みデッキ*2、14枚入りブースターパック*1、ルールブック、プレイガイド、プレイマット、[[プレミアムカード]]*1からなる。パッケージ・イラストは[[エルフのチャンピオン/Elvish Champion]]。
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===スターターセット===
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33枚構成の構築済みデッキ2セット、14枚入りブースターパック1つ、ルールブック、プレイガイド、プレイマット、[[プレミアムカード]]1枚からなる。パッケージ・イラストは[[エルフのチャンピオン/Elvish Champion]]。
  
 
== ボックス・トッパー ==
 
== ボックス・トッパー ==
[[ブースター・ボックス]]には1箱につき1枚、「ボックス・トッパー」と呼ばれる大判の英語版カードが入っている。全33種類であるが、このほかに6種類のプロモーション版があり、『第8版』の発売に前後して各イベントで配布された。
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[[ブースター・ボックス]]には1箱につき1枚、「ボックス・トッパー」と呼ばれる大判の英語版カードが入っている。全33種類であるが、このほかに6種類のプロモーション版があり、第8版の発売に前後して各イベントで配布された。
  
 
*2003年5月14日 - [[双頭のドラゴン/Two-Headed Dragon]](E3参加賞)
 
*2003年5月14日 - [[双頭のドラゴン/Two-Headed Dragon]](E3参加賞)
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以上のボックス・トッパーにはそれぞれのイベントのロゴマークが入っている。
 
以上のボックス・トッパーにはそれぞれのイベントのロゴマークが入っている。
  
34種類目として[[大アナグマ/Giant Badger]]版が登場する予定であったが、直前で不採用になった(⇒[http://www.wizards.com/default.asp?x=mtgcom/arcana/398 Giant Badger box topper][[ウィザーズ社]])。
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34種類目として[[大アナグマ/Giant Badger]]版が登場する予定であったが、直前で不採用になった(→[http://www.wizards.com/default.asp?x=mtgcom/arcana/398 Giant Badger box topper][[WotC]],[[英語]]))。
  
 
== 参考 ==
 
== 参考 ==
 
*[[基本セット]]
 
*[[基本セット]]
*[[カード個別評価:8版(8th)]]
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*[[カード個別評価:第8版]]
 
*[[カードセット一覧]]
 
*[[カードセット一覧]]
*[http://whisper.wisdom-guild.net/cardlist/EighthEdition/ 第8版 カードリスト] - Wisdom Guild
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*[http://whisper.wisdom-guild.net/cardlist/EighthEdition/ 第8版 カードリスト - Wisdom Guild]

2008年9月6日 (土) 13:43時点における版

第8版(英:Eighth Edition、略号:8E8ED)は、8番目の基本セット。収録カード数は全357種類(基本土地の絵違い含む)で、2003年7月に発売が開始された。エキスパンション・シンボルは、3枚のカードを背景にしたアラビア数字の「8」。

目次

概要

史上8番目の基本セット

主にマスクス・ブロックインベイジョン・ブロックからの再録で構成される。また、アルファからスカージまでのすべてのカードセットから、それぞれ1枚以上のカード再録された。

基本セットとして初めて、新しい色の役割が適用され、クリーチャー・タイプの整理が行われた。初めて新枠が採用された基本セットでもある。また、第8版の発売に伴っていくつかのルールが変更された(→第8版ルール更新WotC,英語))。

マジック生誕10周年を記念するカードセットとするため、基本セットの発売月の通例となっていた4月でなく、7月に発売された。

第8版を用いたドラフトを意識したため、防御円命の川/Stream of Lifeなど、リミテッドで強力ないくつかのカード稀少度が格上げされた。これらは構築環境ではあまり強くないため、古参プレイヤーからの不満が多かった。

色の役割の変更

第8版では基本セットとして初めて新しい色の役割が適用された。以下は変更された収録カードの例。

クリーチャー・タイプの整理

第8版ではクリーチャー・タイプの整理が行われた。具体的には以下のような変更である。

詳しくは基本セットのちょっとした変化(英語)を参照のこと。

ラインナップ

ブースターパック

15枚入り。パッケージ・イラストはまばゆい天使/Blinding Angel高潮のクラーケン/Tidal Krakenファイレクシアの疫病王/Phyrexian Plaguelord双頭のドラゴン/Two-Headed Dragonルアゴイフ/Lhurgoyfの5種類。

テーマデッキ

いずれも40枚のカードで構成される。

スターターセット

33枚構成の構築済みデッキ2セット、14枚入りブースターパック1つ、ルールブック、プレイガイド、プレイマット、プレミアムカード1枚からなる。パッケージ・イラストはエルフのチャンピオン/Elvish Champion

ボックス・トッパー

ブースター・ボックスには1箱につき1枚、「ボックス・トッパー」と呼ばれる大判の英語版カードが入っている。全33種類であるが、このほかに6種類のプロモーション版があり、第8版の発売に前後して各イベントで配布された。

以上のボックス・トッパーにはそれぞれのイベントのロゴマークが入っている。

34種類目として大アナグマ/Giant Badger版が登場する予定であったが、直前で不採用になった(→Giant Badger box topperWotC,英語))。

参考

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