代償破/Pyrrhic Blast

提供：MTG Wiki

2024年1月1日 (月) 05:32時点における版

WHISPERのルール文章は最新のオラクルに未対応です。「クリーチャーやプレインズウォーカーやプレイヤーのうち１つを対象とする」は「１つを対象とする」に読み替えてください。

キャントリップ版の投げ飛ばし/Fling。キャントリップ化の相場通りあちらより2マナ重い。

生け贄によるカード・アドバンテージの損失をドローで埋められる点は優秀。ただこの手のカードは高パワーのクリーチャーを直接ぶつけるエンドカードとしての運用が多く、コストが重くなったデメリットの方が目立つか。

登場時のスタンダードでは唯一の投げ飛ばし/Fling系スペルのため、コンボデッキなどでお呼びがかかるかもしれない。

リミテッドにおいては除去としても本体火力としても使え、生け贄やターン中2回目のドローなどのシナジーも見込める汎用性の高いカード。蘇生したミシュラの巨大戦車/Mishra's Juggernautや拮抗する兄弟/Sibling Rivalryで奪ったクリーチャーなどを有効活用したい。

• カード名のPyrrhicは元々「ピュロス王の」という意味の形容詞だが、Pyrrhic Victory(ピュロスの勝利)という故事成語から転じて「多大な損失を伴う」という意味でも使われる。
• 日本語版カードにはルール・テキスト中のカード名が「代償波」となっている誤植が存在する。

参考

• カード個別評価：兄弟戦争 - アンコモン