狼の先触れ/Lupine Harbingers
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2021年12月13日 (月) 18:30時点における版
MTGアリーナ専用カード
Lupine Harbingers / 狼の先触れ (3)(緑)クリーチャー — 狼(Wolf)
トランプル、速攻
狼の先触れは+1/+1カウンターX個が置かれた状態で戦場に出る。Xはこれが予顕されてからあなたが開始したターンの数に等しい。
予顕 (4)(緑)(緑)
アーティスト:Fillip Burburan
そのまま使った場合でも、ウルヴェンワルドの奇異/Ulvenwald Oddityが変身できなくなった代わりに色拘束が弱くなった形で、あちらが元々変身を前提に運用されることが少ないのを考えると悪くない。更に予顕を経由した場合、コストは重くなるものの、予顕してから経過したターンに応じて+1/+1カウンターが乗って出てくる。もちろんこの時もトランプルと速攻を持つ性質は変わらず。
予顕が可能となる2ターン目に構えた場合、通常6マナ出せるようになるのは4ターン後。カウンターは4個乗った状態で出てくるので、8/8トランプル、速攻になる。戦場に出た後はフレンチ・バニラではあるが、このサイズのクリーチャーが突然ぶん殴ってくるのは対戦相手からすれば脅威。緑のビートダウン戦術であれば、場合によってはそのままフィニッシャーとなることも多いだろう。中盤に出してもよし、ドローがよさそうなら予顕から一気に決めることもできる、強力なビートダウン用のファッティ。
弱点は予顕で使うと爆発力が高くなる反面、テンポ・アドバンテージを失う点。予顕コストも含めると合計8マナかかり、盤面を制圧できるこれを出すために盤面で遅れを取る、なんていう笑えない事態に陥りかねない。緑にはそこまで強力な予顕があまり無いので、単色デッキで使うとインスタント除去も手札に構えられがち。そのまま使ってもなかなか優秀な中堅クリーチャーであり、強力ではあるが汎用性の高さを取るか、爆発力を取るかで使用者のバランス感覚を問われる一枚となっている。