エルダー
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− | 初出は[[レジェンド (エキスパンション)|レジェンド]]の[[伝説の]] | + | 初出は[[レジェンド (エキスパンション)|レジェンド]]の[[伝説の]]エルダー・[[ドラゴン]]の[[サイクル]]。長い間それら5種専用のクリーチャー・タイプであり、ストーリー上でも彼らのほとんどは死滅しているため、新たなエルダーは登場しないものと思われていた。しかし、後の[[タルキール龍紀伝]]において彼らとは異なる新たなエルダー・ドラゴンのサイクルが収録。レジェンド発売から実に20年以上の歳月を経ての再登場となり、大きな話題を呼んだ。その後も新たなエルダーが登場しており、少数ながら扱われることになったようだ。 |
− | + | いずれも[[伝説のクリーチャー]]であり、必ず他のクリーチャー・タイプを併せ持つ。また、[[悪魔王ベルゼンロック/Demonlord Belzenlok]]を除き[[サイクル]]を成している。 | |
− | *「Elder」とは「年長者、長老、古老」を意味するが、これは[[#エルダー・ドラゴン/Elder Dragon|エルダー・ドラゴン/Elder Dragon]]や[[#龍王/Dragonlord|龍王/Dragonlord]] | + | *「Elder」とは「年長者、長老、古老」を意味するが、これは[[#エルダー・ドラゴン/Elder Dragon|エルダー・ドラゴン/Elder Dragon]]や[[#龍王/Dragonlord|龍王/Dragonlord]]などの、特に古く高位な存在のことを指したタイプである(後述)。明確な基準は不明だが、相応に「特別」な存在にのみ、このクリーチャー・タイプが与えられるようだ。 |
− | + | **[[カード名]]に「Elder」を含むカードは多いが、いずれもエルダーのタイプは持っていない(→{{WHISPER検索/カード名|Elder}})。また、[[永遠の大魔道師、ジョダー/Jodah, Archmage Eternal]]のように途方もない時を生きている人物も多数カード化されているが、長命だからといってエルダーのタイプを持つわけではない。 | |
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− | 黄金都市[[イクサラン/Ixalan#オラーズカ/Orazca|オラーズカ/Orazca]]と共に大地の内に眠り、その解放と共に目覚めた、極めて巨大かつ強大な古の恐竜たち。それぞれが各[[色]]の[[マナ]]と、それが示す自然の性質の一面を体現している<ref>[https://magic.wizards.com/en/story/planes/ixalan IXALAN]/[https://magic.wizards.com/ja/story/planes/ixalan イクサラン](公式サイト)</ref><ref>[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/magic-story/glimpse-far-side-sun-2018-01-17 Glimpse the Far Side of the Sun]/[http://mtg-jp.com/reading | + | 黄金都市[[イクサラン/Ixalan#オラーズカ/Orazca|オラーズカ/Orazca]]と共に大地の内に眠り、その解放と共に目覚めた、極めて巨大かつ強大な古の恐竜たち。それぞれが各[[色]]の[[マナ]]と、それが示す自然の性質の一面を体現している<ref>[https://magic.wizards.com/en/story/planes/ixalan IXALAN]/[https://magic.wizards.com/ja/story/planes/ixalan イクサラン](公式サイト)</ref><ref>[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/magic-story/glimpse-far-side-sun-2018-01-17 Glimpse the Far Side of the Sun]/[http://mtg-jp.com/reading/ur/0030151/ 太陽の向こう側](Magic Story [[2018年]]1月17日 R&D Narrative Team著)</ref>。 |
− | 詳細は[[イクサランの相克]] | + | 詳細は[[イクサランの相克]]のエルダー・恐竜([[原初の夜明け、ゼタルパ/Zetalpa, Primal Dawn#ストーリー|原初の夜明け、ゼタルパ/Zetalpa, Primal Dawn]]など)の各項を参照。 |
==タイプの変遷== | ==タイプの変遷== | ||
− | + | 初出のレジェンドの5種類はもともと「エルダー・ドラゴン・レジェンド」という一つのクリーチャー・タイプを持つクリーチャーであり、印刷されたそれらのカードでは「エルダー・ドラゴン・レジェンドの[[召喚]]」であった。その後、一時期ただの「[[レジェンド (クリーチャー・タイプ)|レジェンド]]」になるも、再度復活。[[第6版]]の頃になると「クリーチャー・タイプは1単語」ということになり「エルダー」「ドラゴン」「レジェンド」の3つのクリーチャー・タイプに分割。さらに後の[[神河物語]]で「レジェンド」が[[特殊タイプ]]「[[伝説の]]」に変更された。 | |
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==脚注== | ==脚注== |
2018年4月13日 (金) 22:52時点における版
エルダー/Elderは、クリーチャー・タイプの1つ。
伝説のクリーチャー — エルダー(Elder) ドラゴン(Dragon)
飛行
あなたのアップキープの開始時に、あなたが(青)(黒)(赤)を支払わないかぎり、ニコル・ボーラスを生け贄に捧げる。
ニコル・ボーラスが対戦相手にダメージを与えるたび、そのプレイヤーは自分の手札を捨てる。
伝説のクリーチャー — エルダー(Elder) ドラゴン(Dragon)
この呪文は打ち消されない。
飛行、絆魂
あなたのターンの間、あなたの対戦相手は呪文を唱えられない。
伝説のクリーチャー — エルダー(Elder) 恐竜(Dinosaur)
この呪文を唱えるためのコストは(X)少なくなる。Xは、あなたがコントロールしているクリーチャーのパワーの合計に等しい。
トランプル
初出はレジェンドの伝説のエルダー・ドラゴンのサイクル。長い間それら5種専用のクリーチャー・タイプであり、ストーリー上でも彼らのほとんどは死滅しているため、新たなエルダーは登場しないものと思われていた。しかし、後のタルキール龍紀伝において彼らとは異なる新たなエルダー・ドラゴンのサイクルが収録。レジェンド発売から実に20年以上の歳月を経ての再登場となり、大きな話題を呼んだ。その後も新たなエルダーが登場しており、少数ながら扱われることになったようだ。
いずれも伝説のクリーチャーであり、必ず他のクリーチャー・タイプを併せ持つ。また、悪魔王ベルゼンロック/Demonlord Belzenlokを除きサイクルを成している。
- 「Elder」とは「年長者、長老、古老」を意味するが、これはエルダー・ドラゴン/Elder Dragonや龍王/Dragonlordなどの、特に古く高位な存在のことを指したタイプである(後述)。明確な基準は不明だが、相応に「特別」な存在にのみ、このクリーチャー・タイプが与えられるようだ。
- カード名に「Elder」を含むカードは多いが、いずれもエルダーのタイプは持っていない(→カード名を「Elder」で検索)。また、永遠の大魔道師、ジョダー/Jodah, Archmage Eternalのように途方もない時を生きている人物も多数カード化されているが、長命だからといってエルダーのタイプを持つわけではない。
ストーリー
エルダー・ドラゴン/Elder Dragon
ドミナリア/Dominaria最古のドラゴンであり、全ドラゴン族の源流とされる者たち。巨竜戦争/Dragon Warと呼ばれる対立で互いを滅ぼし合い、その大半が死滅した。
詳細はエルダー・ドラゴン/Elder Dragonを参照。
龍王/Dragonlord
タルキール/Tarkirの氏族/Clanの頂点に君臨する、古の強大な龍達を指す。サルカン・ヴォル/Sarkhan Volによる歴史改変の結果、龍たちは絶滅の未来を脱し再びタルキールの覇者となった。
詳細は龍王/Dragonlordを参照。
- 本来「エルダー/Elder」はドミナリアのエルダー・ドラゴン/Elder Dragon達を指すタイプだが、タルキールの龍王達がこのタイプを持っている事について、Doug Beyerは自身のブログで以下のように解説している。
- 最も高位の存在であり、ウギン/Uginを除けば最古の存在であることを強調するため
- 彼らもまたドラゴン同士で争っており、世界を揺るがすその姿はタルキール版のエルダー・ドラゴンとして相応しいため
- 運命再編からタルキール龍紀伝まで実に1280年が経過しており、紡がれてきた時間を表すため
古の恐竜/Elder Dinosaur
黄金都市オラーズカ/Orazcaと共に大地の内に眠り、その解放と共に目覚めた、極めて巨大かつ強大な古の恐竜たち。それぞれが各色のマナと、それが示す自然の性質の一面を体現している[1][2]。
詳細はイクサランの相克のエルダー・恐竜(原初の夜明け、ゼタルパ/Zetalpa, Primal Dawnなど)の各項を参照。
タイプの変遷
初出のレジェンドの5種類はもともと「エルダー・ドラゴン・レジェンド」という一つのクリーチャー・タイプを持つクリーチャーであり、印刷されたそれらのカードでは「エルダー・ドラゴン・レジェンドの召喚」であった。その後、一時期ただの「レジェンド」になるも、再度復活。第6版の頃になると「クリーチャー・タイプは1単語」ということになり「エルダー」「ドラゴン」「レジェンド」の3つのクリーチャー・タイプに分割。さらに後の神河物語で「レジェンド」が特殊タイプ「伝説の」に変更された。
脚注
- ↑ IXALAN/イクサラン(公式サイト)
- ↑ Glimpse the Far Side of the Sun/太陽の向こう側(Magic Story 2018年1月17日 R&D Narrative Team著)