タイプ0
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[[カジュアルプレイ]]でのゲーム以外に、「史上最強[[デッキ]]は何か」などという議論のための思考実験でよく持ち出される。一口に「なんでもあり」といっても、[[4枚制限ルール]]やデッキ下限枚数をも無視するか、[[アングルード]]や[[アンヒンジド]]の使用を許すかなど、さらにバリエーションがある。 | [[カジュアルプレイ]]でのゲーム以外に、「史上最強[[デッキ]]は何か」などという議論のための思考実験でよく持ち出される。一口に「なんでもあり」といっても、[[4枚制限ルール]]やデッキ下限枚数をも無視するか、[[アングルード]]や[[アンヒンジド]]の使用を許すかなど、さらにバリエーションがある。 |
2016年12月30日 (金) 21:23時点における版
Type0は、禁止カードや制限カードが一切なく、マジックに存在するどんなカードでも自由にデッキに入れることができる非公式フォーマット。いわゆる「なんでもあり」。タイプ1(ヴィンテージ)をも上回る自由度、もしくは一切の制約がないという意味で「タイプ0」と通称される。DCI認定の正式なフォーマットではないので、トーナメントで採用されることはない。
カジュアルプレイでのゲーム以外に、「史上最強デッキは何か」などという議論のための思考実験でよく持ち出される。一口に「なんでもあり」といっても、4枚制限ルールやデッキ下限枚数をも無視するか、アングルードやアンヒンジドの使用を許すかなど、さらにバリエーションがある。
あらゆるカードを好きなだけ使えるほどの資産が揃っているプレイヤー同士ならば、まず確実に1ターンキルの応酬となるだろう。仲間内でのカジュアルプレイでは「なんでもあり」も悪くはないが、カードの戦力が十分で、組みたいデッキのコンセプトに反しないならば、一般的なフォーマットを意識した構築をお勧めしたい。
- ライブラリーアウトを防ぐため、デッキの枚数は多ければ多いほど良い(尖塔の大長/Chancellor of the Spiresの存在もあるので、警戒する価値はあるかもしれない)。
- 使えるカードの範囲を限定するなどのための取り決めがフォーマットであるから、「なんでもあり」をフォーマットと呼べるかどうかは議論の余地がある。
最強候補デッキ
最強候補としては、次のようなデッキがよく挙げられる。
- デッキすべてRocket-Powered Turbo Slug
- デッキすべてドロスの大長/Chancellor of the Dross
- うねる炎/Surging Flameと猿人の指導霊/Simian Spirit Guide(2:1くらい?)
相手の妨害がなければ、1番目は100%で1ターンキルであり、2番目は100%で0ターンキルであり、3番目は95%程度の確率で0ターンキルが可能。もはやMoMaやメグリムジャーの次元をも越えている。
ただしこれらにも弱点はあり、1番目なら不同の力線/Leyline of Singularity、2番目なら魂の撃ち込み/Soul Spikeや3番目のデッキ、3番目なら精神壊しの罠/Mindbreak Trapで封殺されてしまう。
- 他にも、アンティに関するカードや好都合な宣言/Advantageous Proclamationを利用して、デッキ自体を7枚で構築する事が考えられる。
- さらに究極的には「なんでもあり」をデッキの枚数やサイドボードの枚数も自由、と解釈すれば、一石二鳥/Double Stroke×9(サイドボード)+突然のショック/Sudden Shock+猿人の指導霊×2で相手に優先権を渡さない完全な0ターンキルが可能。クローサの掌握/Krosan Gripと一石二鳥を使うことで複数の神聖の力線/Leyline of Sanctityにも対処でき、一石二鳥/Double Strokeの枚数を増やせば別館の大長/Chancellor of the Annexにも対応できる。ブレイゴの好意/Brago's Favorを組み合わせれば初期手札から使うカード枚数も減らせる。権力行使/Power Playを使えば先攻も取れるためより確実に勝利できる。