立つか転ぶか/Stand or Fall
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2020年7月7日 (火) 17:52時点における最新版
Stand or Fall / 立つか転ぶか (3)(赤)
エンチャント
エンチャント
あなたのターンの戦闘開始時に、防御プレイヤーがコントロールするすべてのクリーチャーを、2つの束に分ける。このターン、そのプレイヤーが選んだ1つの束のクリーチャーしか、それではブロックできない。
WHISPERのテキストは最新のオラクルに未対応です。現在のオラクルは「あなたのターンの戦闘の開始時に、各防御プレイヤーにつき、そのプレイヤーのコントロールするすべてのクリーチャーを2つの束に分ける。それらの各プレイヤーは束を1つ選ぶ。このターン、選ばれた束のクリーチャーしかブロックできない。」です。
対戦相手のブロックを阻害する山分けカードである全体エンチャント。実質ブロッカーを減らせることになるのでゴブリン・ウォー・ドラム/Goblin War Drumsなどと相性が良い。
- 対となるカードに攻撃を阻害する闘争か逃亡か/Fight or Flightがある。
- フレーバーを廃し、処理を単純化したRaging Riverの調整版と言える。最終決定権が対戦相手にあるため、突破口として見劣りするのは否めない。
- このカードを複数コントロールしている場合、各能力を解決するたびに束に分けてどちらかを選ぶことを繰り返す。最終的に、すべての能力で選ばれていたクリーチャーでしかブロックできない。
- Stand or fallは英語の成句で、「生きるか死ぬか」「立ち向かうか倒れるか」を意味する。命令文で使われる場合は「立ち上がれ、さもなくば滅びるだけだ」とも訳せる。イラストでは、ファイレクシア/Phyrexia軍の侵攻に立ち向かうヴィーアシーノとゴブリンの戦士たちが描かれている。
[編集] オラクルの変遷
印刷時のルール文章は、「防御プレイヤーがコントロールするすべてのクリーチャーを2つの束に分ける。~」というものだった。2人対戦では問題なく機能するが、多人数戦の選択ルールのうち複数への攻撃ルール下で用いると、選んだ1人の防御プレイヤーしか束を分けられず、他の防御プレイヤーの各クリーチャーは「選んだ束のクリーチャー」に該当しなくなるため、否応なしにブロック制限がかかってしまっていた。これは意図された挙動ではなかったため、2020年4月のオラクル更新で束を分ける処理を各防御プレイヤーにそれぞれ適用されるように変更された[1]。
[編集] 脚注
- ↑ Ikoria: Lair of Behemoths Update Bulletin/『イコリア:巨獣の住処』更新速報(総合ルール更新、オラクル更新)(News 2020年4月10日 Eli Shiffrin著)