Icatian Moneychanger
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− | [[ライフ]]を扱う両替商人。最初に3ライフを預けて(3点の[[ダメージ]]を受けて)、しばらく放置した後[[生け贄に捧げる]]と、以後[[戦場]] | + | [[ライフ]]を扱う両替商人。最初に3ライフを預けて(3点の[[ダメージ]]を受けて)、しばらく放置した後[[生け贄に捧げる]]と、以後[[戦場]]に出ていた時間に応じた「利子」をつけてライフを増やしてくれる。 |
実質的に、維持できていれば1ターンにつき1ライフ[[回復]]していく算段である。しかし「払い戻し」は[[アップキープ]]限定なので、出したあとに[[除去]]されてしまうと最初の3ダメージ分が丸損。[[クリーチャー]]としての能力も[[パワー]]が0なので「いるだけ」のレベル。狙い撃ちでの除去ができないデッキにはいやらしいとはいえ、[[構築]]で使用に耐えるレベルの性能とはいいがたい。 | 実質的に、維持できていれば1ターンにつき1ライフ[[回復]]していく算段である。しかし「払い戻し」は[[アップキープ]]限定なので、出したあとに[[除去]]されてしまうと最初の3ダメージ分が丸損。[[クリーチャー]]としての能力も[[パワー]]が0なので「いるだけ」のレベル。狙い撃ちでの除去ができないデッキにはいやらしいとはいえ、[[構築]]で使用に耐えるレベルの性能とはいいがたい。 | ||
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+ | そんなわけでまったく実績のないカードだったが、[[光明の不可思議、タヤム/Tayam, Luminous Enigma]]や[[粉砕者、ペリー/Perrie, the Pulverizer]]などカウンターそのものの量や質を参照するカードの登場後は[[統率者戦]]のパーツとして評価されるようになる。1[[マナ]]で[[カウンター]]を3つも乗せることができ、使用する[[カウンター]]が「預金(credit)」というこのカードでしか使用しない独自のものという性質が、これらの統率者の戦略と噛み合うため。特にタヤムとは「起動型能力のコストをIcatian Moneychanger1枚かつ1マナで満たせる」「放置しておくだけで毎ターンカウンターを1つ供給してくれる」「0マナかつ自力で墓地に行けるためタヤムで出し直してカウンターの数を「リセット」できる」という性質から抜群の好相性を誇る。 | ||
+ | *初出時の[[クリーチャー・タイプ]]は[[タウンズフォーク]]であったが、[[2007年9月サブタイプ変更]]で[[人間]]に変更された(タウンズフォークは[[アン・ゲーム]]を除いて廃止)。 | ||
==参考== | ==参考== | ||
*[[アイケイシア/Icatia]]([[背景世界/ストーリー用語]]) | *[[アイケイシア/Icatia]]([[背景世界/ストーリー用語]]) | ||
*[[カード個別評価:フォールン・エンパイア]] - [[コモン]]1(3種類) | *[[カード個別評価:フォールン・エンパイア]] - [[コモン]]1(3種類) |
2024年8月16日 (金) 20:35時点における最新版
クリーチャー — 人間(Human)
Icatian Moneychangerはその上に預金(credit)カウンターが3個置かれた状態で戦場に出る。
Icatian Moneychangerが戦場に出たとき、それはあなたに3点のダメージを与える。
あなたのアップキープの開始時に、Icatian Moneychangerの上に預金カウンターを1個置く。
Icatian Moneychangerを生け贄に捧げる:Icatian Moneychangerの上に置かれている預金カウンター1個につき、あなたは1点のライフを得る。あなたのアップキープの間にのみ起動できる。
ライフを扱う両替商人。最初に3ライフを預けて(3点のダメージを受けて)、しばらく放置した後生け贄に捧げると、以後戦場に出ていた時間に応じた「利子」をつけてライフを増やしてくれる。
実質的に、維持できていれば1ターンにつき1ライフ回復していく算段である。しかし「払い戻し」はアップキープ限定なので、出したあとに除去されてしまうと最初の3ダメージ分が丸損。クリーチャーとしての能力もパワーが0なので「いるだけ」のレベル。狙い撃ちでの除去ができないデッキにはいやらしいとはいえ、構築で使用に耐えるレベルの性能とはいいがたい。
そんなわけでまったく実績のないカードだったが、光明の不可思議、タヤム/Tayam, Luminous Enigmaや粉砕者、ペリー/Perrie, the Pulverizerなどカウンターそのものの量や質を参照するカードの登場後は統率者戦のパーツとして評価されるようになる。1マナでカウンターを3つも乗せることができ、使用するカウンターが「預金(credit)」というこのカードでしか使用しない独自のものという性質が、これらの統率者の戦略と噛み合うため。特にタヤムとは「起動型能力のコストをIcatian Moneychanger1枚かつ1マナで満たせる」「放置しておくだけで毎ターンカウンターを1つ供給してくれる」「0マナかつ自力で墓地に行けるためタヤムで出し直してカウンターの数を「リセット」できる」という性質から抜群の好相性を誇る。
- 初出時のクリーチャー・タイプはタウンズフォークであったが、2007年9月サブタイプ変更で人間に変更された(タウンズフォークはアン・ゲームを除いて廃止)。
[編集] 参考
- アイケイシア/Icatia(背景世界/ストーリー用語)
- カード個別評価:フォールン・エンパイア - コモン1(3種類)