マジック・プロツアー殿堂

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==概要==
 
==概要==
殿堂入りしたプレイヤーは毎年[[プロプレイヤーズ・クラブ]]のゴールド・レベルとプラチナ・レベルの間に相当する待遇を受けることが出来る。これによる特典はいくつかあるが、最も大きいのは「今後全てのプロツアーに無条件参加可能」という点であろう。
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===特典===
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殿堂入りしたプレイヤーは毎年[[プロプレイヤーズ・クラブ]]のゴールド・レベルとプラチナ・レベルの間に相当する以下の特典を得ることができる。最も大きいのは「今後全てのプロツアーに無条件参加可能」という点であろう。
  
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*すべての個人戦グランプリでの3不戦勝
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*すべてのプロツアーへの参加権利
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*殿堂顕彰セレモニーが行われるプロツアー(シーズン最初のプロツアー)参加褒賞1500ドル
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**プラチナ・レベルの参加褒賞と重複して受け取ることができる。
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*国別選手権への参加権利、および国別選手権での1不戦勝
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*すべてのグランプリで無料のスリープ・イン・スペシャル・サービス
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*Magic Online Championship Seriesの毎月QP褒賞35点
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===選出過程===
 
2017年現在、ノミネートの条件は以下の5点。
 
2017年現在、ノミネートの条件は以下の5点。
 
#生涯獲得[[プロツアー・ポイント]]が150点以上であること。
 
#生涯獲得[[プロツアー・ポイント]]が150点以上であること。
#初めてプロツアー(2011年までの旧体制[[世界選手権]]個人戦含む、下同)に出場してから10年間が経っていること。
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#初めてプロツアー(2011年までの旧体制[[世界選手権]]個人戦含む、以下同じ)に出場してから10年間が経っていること。
#プロツアー決勝ラウンドが2回以上進出すること。
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#プロツアー決勝ラウンドに2回以上進出すること。
 
#現在[[DCI]]から[[出場停止]]処分を受けていないこと。
 
#現在[[DCI]]から[[出場停止]]処分を受けていないこと。
 
#一度ノミネートされたものの現在ノミネート資格を喪失している(後述)プレイヤーは、前年度投票から本年度投票までにプロツアー・ポイントを4点以上獲得すること。
 
#一度ノミネートされたものの現在ノミネート資格を喪失している(後述)プレイヤーは、前年度投票から本年度投票までにプロツアー・ポイントを4点以上獲得すること。
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2007年度までは毎年5人選出されていたが、2008年度以降は得票比率が40%以上、さらに2017年からは得票比率が60%以上のプレイヤーが選出されるようになった。
 
2007年度までは毎年5人選出されていたが、2008年度以降は得票比率が40%以上、さらに2017年からは得票比率が60%以上のプレイヤーが選出されるようになった。
  
ノミネート資格獲得した時点から、得票比率が連続3回で10%以下のプレイヤーは、ノミネート資格を喪失する。(2018年からは累計3回に変更)
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ノミネート資格獲得した時点から、得票比率が累計3回で10%以下のプレイヤーは、ノミネート資格を喪失する。(2017年まで、得票比率が連続3回10%以下でない限りノミネート資格を喪失しない)
  
 
==殿堂入りプレイヤー==
 
==殿堂入りプレイヤー==
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#[[Jon Finkel]] (67票)
 
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#[[Darwin Kastle]] (43票)
 
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#[[Olle Råde]] (プレイヤー委員会・16票)
 
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===2006年===
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#[[David Humpherys]] (56.78%)
 
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#[[Kai Budde]] (90.42%)
 
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#[[Randy Buehler]] (35.58%)
 
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#[[Dirk Baberowski]] (52.36%)
 
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#[[Ben Rubin]] (45.62%)
 
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#[[Antoine Ruel]] (63.43%)
 
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#[[渡辺雄也]] (90.31%)
 
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#[[Owen Turtenwald]] (70.93%)
 
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渡辺雄也は[[2019年]]に[[不正行為]]で除名。詳細は本人のページを参照。
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===[[2019年]]===
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#[[Reid Duke]] (94.28%)
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===[[2020年]]===
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選出なし<ref>[https://magic.gg/news/esports-update-changes-to-2020-2021-magic-pro-league-play Esports Update: Changes to 2020-2021 Magic Pro League Play]</ref>。
  
 
==参考==
 
==参考==
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<references />
 
*[http://magic.wizards.com/en/content/hall-fame-top-players-coverage-events Hall of Fame] ([[WotC]])
 
*[http://magic.wizards.com/en/content/hall-fame-top-players-coverage-events Hall of Fame] ([[WotC]])
*[http://www.wizards.com/default.asp?x=mtgcom/feature/268 Magic Pro Tour Hall of Fame] (WotC、文:[[Chris Galvin]]、マジック・プロツアー殿堂の発表)
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*[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/magic-pro-tour-hall-fame-2005-06-06 Magic Pro Tour Hall of Fame] (WotC、文:[[Chris Galvin]]、マジック・プロツアー殿堂の発表)
*[http://web.archive.org/web/20090705035931/http://mtg.takaratomy.co.jp/others/column/rule/20050611/index.html マジック・プロツアー殿堂] ([[タカラトミー]]、上の記事の邦訳)
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*[http://web.archive.org/web/20090705035931/http://mtg.takaratomy.co.jp/others/column/rule/20050611/index.html マジック・プロツアー殿堂(Internet Archive)] ([[タカラトミー]]、上の記事の邦訳)
 
*[[用語集]]
 
*[[用語集]]
 
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2021年3月14日 (日) 11:03時点における最新版

マジック・プロツアー殿堂/The Magic Pro Tour Hall of the Fameは、マジックプレイヤーを表彰する制度。プロツアー開始10周年を記念し、マジックの発展に貢献してきたプレイヤーの功績を永遠に称えることを目的として2005年に創設された。

目次

[編集] 概要

[編集] 特典

殿堂入りしたプレイヤーは毎年プロプレイヤーズ・クラブのゴールド・レベルとプラチナ・レベルの間に相当する以下の特典を得ることができる。最も大きいのは「今後全てのプロツアーに無条件参加可能」という点であろう。

  • すべての個人戦グランプリでの3不戦勝
  • すべてのプロツアーへの参加権利
  • 殿堂顕彰セレモニーが行われるプロツアー(シーズン最初のプロツアー)参加褒賞1500ドル
    • プラチナ・レベルの参加褒賞と重複して受け取ることができる。
  • 国別選手権への参加権利、および国別選手権での1不戦勝
  • すべてのグランプリで無料のスリープ・イン・スペシャル・サービス
  • Magic Online Championship Seriesの毎月QP褒賞35点

[編集] 選出過程

2017年現在、ノミネートの条件は以下の5点。

  1. 生涯獲得プロツアー・ポイントが150点以上であること。
  2. 初めてプロツアー(2011年までの旧体制世界選手権個人戦含む、以下同じ)に出場してから10年間が経っていること。
  3. プロツアー決勝ラウンドに2回以上進出すること。
  4. 現在DCIから出場停止処分を受けていないこと。
  5. 一度ノミネートされたものの現在ノミネート資格を喪失している(後述)プレイヤーは、前年度投票から本年度投票までにプロツアー・ポイントを4点以上獲得すること。

さらに下記の人々による投票が行われ、その投票結果で投票率の高いプレイヤーが選出される。

投票資格は、マジックの歴史における先駆者、長年プロツアーで務めたマジック記者、高レベルジャッジなどのトーナメントスタッフ、DCIの管理スタッフ、プロツアーを直接守り影響を与えてきたWotC社内外の人々、過去の殿堂入りメンバー、プロツアーの直接の経験を持つWotC従業員で構成される「投票委員会(Selection Committee)」と、(投票委員会・出場停止処分者を除く)生涯獲得プロツアー・ポイントが100点以上のプレイヤーで構成される「プレイヤー委員会(Players Committee)」のいずれかに属する者のみが持つ。

2005年度では、最初に投票委員会のメンバーがそれぞれ最大5人までに投票し、その投票結果の上位4人を選出してから、プレイヤー委員会のメンバー(1人1票)による投票結果で残り1人を選出していた。2006年度以降は、投票委員会・プレイヤー委員会ともに最大5人まで投票し、(投票委員会の比率×67%+プレイヤー委員会の比率×33%)として求められる比率から順位を決定している。

2007年度までは毎年5人選出されていたが、2008年度以降は得票比率が40%以上、さらに2017年からは得票比率が60%以上のプレイヤーが選出されるようになった。

ノミネート資格獲得した時点から、得票比率が累計3回で10%以下のプレイヤーは、ノミネート資格を喪失する。(2017年まで、得票比率が連続3回10%以下でない限りノミネート資格を喪失しない)

[編集] 殿堂入りプレイヤー

[編集] 2005年

  1. Jon Finkel (67票)
  2. Darwin Kastle (43票)
  3. Tommi Hovi (36票)
  4. Alan Comer (32票)
  5. Olle Råde (プレイヤー委員会・16票)

[編集] 2006年

  1. Bob Maher (60.01%)
  2. David Humpherys (56.78%)
  3. Raphaël Lévy (42.58%)
  4. Gary Wise (39.03%)
  5. Rob Dougherty (38.20%)

[編集] 2007年

  1. Kai Budde (90.42%)
  2. Zvi Mowshowitz (62.28%)
  3. 藤田剛史 (49.74%)
  4. Nicolai Herzog (41.50%)
  5. Randy Buehler (35.58%)

[編集] 2008年

  1. Dirk Baberowski (52.36%)
  2. Mike Turian (50.13%)
  3. Jelger Wiegersma (48.19%)
  4. Olivier Ruel (46.01%)
  5. Ben Rubin (45.62%)

[編集] 2009年

  1. Antoine Ruel (63.43%)
  2. Kamiel Cornelissen (62.48%)
  3. Frank Karsten (44.79%)

[編集] 2010年

  1. Gabriel Nassif (89.25%)
  2. Brian Kibler (49.36%)
  3. Bram Snepvangers (40.03%)

齋藤友晴も47.74%の投票により選出されていたが、世界選手権10の表彰式の前に出場停止処分が下され、それにより選出が取り消された。

[編集] 2011年

  1. 中村修平 (82.51%)
  2. Anton Jonsson (69.81%)
  3. Steven O'Mahoney-Schwartz (50.57%)

[編集] 2012年

  1. Paulo Vitor Damo da Rosa (85.65%)
  2. 津村健志 (81.76%)
  3. 大礒正嗣 (76.18%)
  4. Patrick Chapin (44.91%)

[編集] 2013年

  1. Luis Scott-Vargas (95.63%)
  2. William Jensen (59.97%)
  3. Ben Stark (58.96%)

[編集] 2014年

  1. 三原槙仁 (86.80%)
  2. Paul Rietzl (72.59%)
  3. Guillaume Wafo-Tapa (60.91%)

[編集] 2015年

  1. Eric Froehlich (66.35%)
  2. 八十岡翔太 (62.50%)
  3. Willy Edel (47.60%)

[編集] 2016年

  1. 渡辺雄也 (90.31%)
  2. Owen Turtenwald (70.93%)

渡辺雄也は2019年不正行為で除名。詳細は本人のページを参照。

[編集] 2017年

  1. Josh Utter-Leyton (86.31%)
  2. Martin Juza (66.39%)

[編集] 2018年

  1. Seth Manfield (65.19%)
  2. Lee Shi Tian (64.16%)

[編集] 2019年

  1. Reid Duke (94.28%)

[編集] 2020年

選出なし[1]

[編集] 参考

  1. Esports Update: Changes to 2020-2021 Magic Pro League Play
マジック・プロツアー殿堂顕彰者
2005年 Jon Finkel - Darwin Kastle - Tommi Hovi - Alan Comer - Olle Råde‎
2006年 Bob Maher - David Humpherys - Raphaël Lévy - Gary Wise - Rob Dougherty
2007年 Kai Budde - Zvi Mowshowitz - 藤田剛史 - Nicolai Herzog - Randy Buehler
2008年 Dirk Baberowski - Mike Turian - Jelger Wiegersma - Olivier Ruel - Ben Rubin
2009年 Antoine Ruel - Kamiel Cornelissen - Frank Karsten
2010年 Gabriel Nassif - Brian Kibler - 齋藤友晴 - Bram Snepvangers
2011年 中村修平 - Anton Jonsson - Steven O'Mahoney-Schwartz
2012年 Paulo Vitor Damo da Rosa - 津村健志 - 大礒正嗣 - Patrick Chapin
2013年 Luis Scott-Vargas - William Jensen - Ben Stark
2014年 三原槙仁 - Paul Rietzl - Guillaume Wafo-Tapa
2015年 Eric Froehlich - 八十岡翔太 - Willy Edel
2016年 渡辺雄也 - Owen Turtenwald
2017年 Josh Utter-Leyton - Martin Jůza
2018年 Seth Manfield - Lee Shi Tian
2019年 Reid Duke
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