死亡
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パーマネントが「戦場からいずれかの墓地に置かれる」ことと「死亡する」ことは完全に同義である。これ以前まで「戦場からいずれかの墓地に置かれる」と表記されていた[[カード]]は用語の導入にあたって[[オラクル]]が変更されたが、機能上の変化はまったくない。 | パーマネントが「戦場からいずれかの墓地に置かれる」ことと「死亡する」ことは完全に同義である。これ以前まで「戦場からいずれかの墓地に置かれる」と表記されていた[[カード]]は用語の導入にあたって[[オラクル]]が変更されたが、機能上の変化はまったくない。 | ||
− | *正確な[[総合ルール]]上の表記は「~が戦場から墓地に置かれる」である。しかし戦場に存在できるのはパーマネントのみなので、「~」に入るのは何らかのパーマネントとなる。一応全てのパーマネントに用いられうるのだが、クリーチャー以外に対してこの用語が使われたのは[[ | + | *正確な[[総合ルール]]上の表記は「~が戦場から墓地に置かれる」である。しかし戦場に存在できるのはパーマネントのみなので、「~」に入るのは何らかのパーマネントとなる。一応全てのパーマネントに用いられうるのだが、クリーチャー以外に対してこの用語が使われたのは[[粗暴な排除/Brutal Expulsion]]で[[プレインズウォーカー]]に対して用いられたのが初めてである。 |
**日常の言葉としての「死亡」には「生きているものに対する言葉」というイメージが強く結びつくため、クリーチャーでもプレインズウォーカーでもないパーマネントに用いられることは今後も無いか、極めて稀であると思われる。 | **日常の言葉としての「死亡」には「生きているものに対する言葉」というイメージが強く結びつくため、クリーチャーでもプレインズウォーカーでもないパーマネントに用いられることは今後も無いか、極めて稀であると思われる。 | ||
***もっとも、これは用語が使用(印刷)される時の原則であり、実際に[[ゲーム]]中に適用される時のルールではない。自身が死亡したときに[[誘発]]する能力を持っている[[パーマネント]]は、墓地に置かれる時にそれがクリーチャーでなかったとしてもその能力は誘発する。 | ***もっとも、これは用語が使用(印刷)される時の原則であり、実際に[[ゲーム]]中に適用される時のルールではない。自身が死亡したときに[[誘発]]する能力を持っている[[パーマネント]]は、墓地に置かれる時にそれがクリーチャーでなかったとしてもその能力は誘発する。 | ||
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==参考== | ==参考== | ||
*[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/feature/mechanics-magic-2012-2011-05-23-0 The Mechanics of Magic 2012]/[https://mtg-jp.com/reading/translated/0003958/ 基本セット2012のメカニズム](Feature [[2011年]]5月23日 [[WotC]]著) | *[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/feature/mechanics-magic-2012-2011-05-23-0 The Mechanics of Magic 2012]/[https://mtg-jp.com/reading/translated/0003958/ 基本セット2012のメカニズム](Feature [[2011年]]5月23日 [[WotC]]著) | ||
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*[[死亡誘発]] | *[[死亡誘発]] |
2024年9月15日 (日) 08:57時点における最新版
死亡/Dieとは、パーマネントが戦場からいずれかの墓地に置かれること。基本セット2012で用語が制定された。
パーマネントが「戦場からいずれかの墓地に置かれる」ことと「死亡する」ことは完全に同義である。これ以前まで「戦場からいずれかの墓地に置かれる」と表記されていたカードは用語の導入にあたってオラクルが変更されたが、機能上の変化はまったくない。
- 正確な総合ルール上の表記は「~が戦場から墓地に置かれる」である。しかし戦場に存在できるのはパーマネントのみなので、「~」に入るのは何らかのパーマネントとなる。一応全てのパーマネントに用いられうるのだが、クリーチャー以外に対してこの用語が使われたのは粗暴な排除/Brutal Expulsionでプレインズウォーカーに対して用いられたのが初めてである。
- 日常の言葉としての「死亡」には「生きているものに対する言葉」というイメージが強く結びつくため、クリーチャーでもプレインズウォーカーでもないパーマネントに用いられることは今後も無いか、極めて稀であると思われる。
- 後に登場した指輪の王、サウロン/Sauron, Lord of the Ringsは非クリーチャーのものも含めた「統率者」全般に対してこの用語を使っているが、原則として統率者はクリーチャーがなるものなので、さほど違和感のない表現になっている。
- 屍賊の死のマント/Nim Deathmantleのように、特定の墓地を参照する場合には用いられない。
- 処理の実行を指示する用語ではないためキーワード処理には分類されていない。
- 用語として制定される以前も、ルール用語が未整備の黎明期にはしばしばこの用語が使われていた(例:アラビアンナイト版アブー・ジャーファル/Abu Ja'farのカード画像)。
- ダイス(Diceは複数形、単数形はDie)と綴りが同じ。同形同音異義語で基本的には無関係であるのだが、これをネタにした六面体災殺/Six-Sided Dieというカードが存在する。
[編集] 参考
- The Mechanics of Magic 2012/基本セット2012のメカニズム(Feature 2011年5月23日 WotC著)
- 死ぬ
- PIG
- 死亡誘発
- ルーリング