モンク
提供:MTG Wiki
(昨今のモンクを見る限りmonkの一文がついてないモンクが神河特有のものではなくなっているので 例:トーパの苦行者/Topan Ascetic セラの高位僧/Serra Ascendant) |
|||
(13人の利用者による、間の28版が非表示) | |||
1行: | 1行: | ||
− | '''モンク'''/''Monk'' | + | '''モンク'''/''Monk''は[[クリーチャー・タイプ]]の1つ。聖職者・僧侶のうち、身体的・精神的な修行で優れた能力を得た者。 |
− | {{#card: | + | {{#card:Dosan the Falling Leaf}} |
− | {{#card: | + | {{#card:Rhox War Monk}} |
+ | {{#card:Monastery Mentor}} | ||
− | + | 初出は[[神河ブロック]]。[[緑]]の[[人間]]の[[職業]]として登場し、[[神河救済]]では[[反転]]して[[エンチャント]]になる[[反転カード]]の[[サイクル]]が作られた。[[クリーチャー・タイプ #ローウィン時の大再編|クリーチャー・タイプ大再編]]では過去の名前にMonkを含むクリーチャー達もモンクのタイプを得た。[[アラーラの断片ブロック]]では[[バント/Bant]]の[[ロウクス/Rhox (ストーリー)|ロウクス/Rhox]]の職業として登場。[[タルキール覇王譚ブロック]]では[[ジェスカイ道/The Jeskai Way]]の主要職業タイプとして、仏僧タイプのモンクが再登場した。 | |
− | + | [[5色]][[サイクル]]があるためすべての[[色]]に存在するが、[[黒]]のモンクはその1体([[上位の大峨、苦御/Kuon, Ogre Ascendant]])のみ。 | |
− | + | [[ダンジョンズ&ドラゴンズ]]との[[コラボレーション]]・[[セット]]に登場するモンクはD&Dのモンクが連打を得意とすることから「あなたが各ターン中のあなたの2つ目の呪文を唱えるたび」に[[誘発]]する[[能力]]を持つ。 | |
− | + | ||
+ | モンクの[[タイプ的カード]]として[[最高機構長/The Archimandrite]]が存在する。 | ||
+ | |||
+ | モンク・[[トークン]]を[[生成]]するカードとしては[[白]]の[[果敢]]を持つ1/1を生成する[[僧院の導師/Monastery Mentor]]、[[青]]の[[飛行]]を持つ2/2を生成する[[オジュタイの召喚/Ojutai's Summons]]と[[空智の教え/Skywise Teachings]]、[[緑]]の[[マナ能力]]を持つ1/1を生成する[[入念な栽培/Careful Cultivation]]と[[珠眼の寺守り/Jugan Defends the Temple]]が存在する。 | ||
+ | |||
+ | [[伝説の]]モンクは[[機械兵団の進軍:決戦の後に]]現在22体存在する([http://whisper.wisdom-guild.net/search.php?supertype%5B%5D=legendary&subtype%5B%5D=Monk 「伝説の(Legendary)・モンク(Monk)」でWHISPER検索]<ref group="注釈">Whisperデータベース未登録により、検索結果には[[Dhalsim, Pliable Pacifist]]が表示されません。</ref>)。 | ||
+ | |||
+ | *モンクに変化するカードに[[ナントゥーコの僧院/Nantuko Monastery]]と[[神話実現/Myth Realized]]がある。 | ||
+ | *原義はギリシャ語の「独りで生活する人」で、転じて現代では「俗世間を捨てて厳しい修行に励む僧侶」を指す。キリスト教の修道士の他、東洋宗教の修行者(仏僧や道教の道士など)にも使われる。 | ||
+ | **東洋では寺社が武術の道場を兼ねることがある(例えば中国の少林拳など)ことから、「武道を修めた聖職者」を指して使われることも。ここから派生し、コンピューターゲームなどでは「格闘に長け僧侶呪文も使える」という描き方をされることもある。[[落葉の道三/Dosan the Falling Leaf]]などはまさにそのイメージである。 | ||
+ | **一方、同じ[[ウィザーズ・オブ・ザ・コースト|ウィザーズ社]]から発行されている「[[ダンジョンズ&ドラゴンズ]]」のモンクは呪文を使えないが、モンクの道を極めることによって生物の限界を超え、魔法生物という超常的な存在となる(→[[モンク・クラス/Monk Class]])。反転しエンチャントになる[[上位の狐、呪之尾/Rune-Tail, Kitsune Ascendant|反転カードサイクル]]のモンクは、欧米人が持つそのような神秘的なイメージを反映したものと考えられる。 | ||
+ | |||
+ | ==脚注== | ||
+ | ===注釈=== | ||
+ | <references group="注釈"/> | ||
==参考== | ==参考== | ||
*{{WHISPER検索/サブタイプ|Monk|モンク(Monk)}} | *{{WHISPER検索/サブタイプ|Monk|モンク(Monk)}} | ||
+ | *{{WHISPER検索/カードテキスト|{Monk}|モンク(Monk)}} | ||
*[[クリーチャー・タイプ解説]] | *[[クリーチャー・タイプ解説]] | ||
[[Category:クリーチャー・タイプ|もんく]] | [[Category:クリーチャー・タイプ|もんく]] |
2024年6月27日 (木) 06:51時点における最新版
モンク/Monkはクリーチャー・タイプの1つ。聖職者・僧侶のうち、身体的・精神的な修行で優れた能力を得た者。
伝説のクリーチャー — 人間(Human) モンク(Monk)
プレイヤーは、自分のターンの間にしか呪文を唱えられない。
2/2クリーチャー — 人間(Human) モンク(Monk)
果敢(あなたがクリーチャーでない呪文を唱えるたび、ターン終了時まで、このクリーチャーは+1/+1の修整を受ける。)
あなたがクリーチャーでない呪文を唱えるたび、果敢を持つ白の1/1のモンク(Monk)・クリーチャー・トークン1体を生成する。
初出は神河ブロック。緑の人間の職業として登場し、神河救済では反転してエンチャントになる反転カードのサイクルが作られた。クリーチャー・タイプ大再編では過去の名前にMonkを含むクリーチャー達もモンクのタイプを得た。アラーラの断片ブロックではバント/Bantのロウクス/Rhoxの職業として登場。タルキール覇王譚ブロックではジェスカイ道/The Jeskai Wayの主要職業タイプとして、仏僧タイプのモンクが再登場した。
5色サイクルがあるためすべての色に存在するが、黒のモンクはその1体(上位の大峨、苦御/Kuon, Ogre Ascendant)のみ。
ダンジョンズ&ドラゴンズとのコラボレーション・セットに登場するモンクはD&Dのモンクが連打を得意とすることから「あなたが各ターン中のあなたの2つ目の呪文を唱えるたび」に誘発する能力を持つ。
モンクのタイプ的カードとして最高機構長/The Archimandriteが存在する。
モンク・トークンを生成するカードとしては白の果敢を持つ1/1を生成する僧院の導師/Monastery Mentor、青の飛行を持つ2/2を生成するオジュタイの召喚/Ojutai's Summonsと空智の教え/Skywise Teachings、緑のマナ能力を持つ1/1を生成する入念な栽培/Careful Cultivationと珠眼の寺守り/Jugan Defends the Templeが存在する。
伝説のモンクは機械兵団の進軍:決戦の後に現在22体存在する(「伝説の(Legendary)・モンク(Monk)」でWHISPER検索[注釈 1])。
- モンクに変化するカードにナントゥーコの僧院/Nantuko Monasteryと神話実現/Myth Realizedがある。
- 原義はギリシャ語の「独りで生活する人」で、転じて現代では「俗世間を捨てて厳しい修行に励む僧侶」を指す。キリスト教の修道士の他、東洋宗教の修行者(仏僧や道教の道士など)にも使われる。
- 東洋では寺社が武術の道場を兼ねることがある(例えば中国の少林拳など)ことから、「武道を修めた聖職者」を指して使われることも。ここから派生し、コンピューターゲームなどでは「格闘に長け僧侶呪文も使える」という描き方をされることもある。落葉の道三/Dosan the Falling Leafなどはまさにそのイメージである。
- 一方、同じウィザーズ社から発行されている「ダンジョンズ&ドラゴンズ」のモンクは呪文を使えないが、モンクの道を極めることによって生物の限界を超え、魔法生物という超常的な存在となる(→モンク・クラス/Monk Class)。反転しエンチャントになる反転カードサイクルのモンクは、欧米人が持つそのような神秘的なイメージを反映したものと考えられる。
[編集] 脚注
[編集] 注釈
- ↑ Whisperデータベース未登録により、検索結果にはDhalsim, Pliable Pacifistが表示されません。