ディスシナジー
提供:MTG Wiki
(版間での差分)
(210.149.120.67(トーク)による第133093版を取り消し それではディスシナジーではなく完全な0です) |
細 |
||
(3人の利用者による、間の4版が非表示) | |||
1行: | 1行: | ||
'''ディスシナジー'''(''Dis-synergy'')とは、ある[[カード]]や[[能力]]などが、他のカードや能力などと一緒に使った際に、互いに悪い方向に影響を与え合い、結果単体で使ったときよりも性能が悪くなること。あるいは、そのような組み合わせのこと。'''アンチシナジー'''(''Anti-synergy'')、'''負のシナジー'''などと呼ばれることもある。対義語は[[シナジー]]。 | '''ディスシナジー'''(''Dis-synergy'')とは、ある[[カード]]や[[能力]]などが、他のカードや能力などと一緒に使った際に、互いに悪い方向に影響を与え合い、結果単体で使ったときよりも性能が悪くなること。あるいは、そのような組み合わせのこと。'''アンチシナジー'''(''Anti-synergy'')、'''負のシナジー'''などと呼ばれることもある。対義語は[[シナジー]]。 | ||
− | + | ;例1:[[苛まれし魂/Tormented Soul]]と[[Moat]]の組み合わせ | |
− | {{#card: | + | {{#card:Tormented Soul}} |
− | {{#card: | + | {{#card:Moat}} |
− | + | 苛まれし魂は単体で使用すれば毎[[ターン]][[攻撃]]して1点の[[ダメージ]]を与え続けることができる。しかし、Moatを同時に[[コントロール]]していることにより攻撃も[[ブロック]]もできない[[置物]]と化してしまう。 | |
− | + | ;例2:[[ドラゴンの雛/Dragon Hatchling]]と[[シヴの抱擁/Shiv's Embrace]]の組み合わせ | |
+ | {{#card:Dragon Hatchling}} | ||
+ | {{#card:Shiv's Embrace}} | ||
+ | シヴの抱擁は[[エンチャント (キーワード能力)|エンチャント]]した[[クリーチャー]]に[[パワー]]・[[タフネス]][[強化]]、および[[飛行]]と[[炎のブレス/Firebreathing|火吹き]][[能力]]を付与するが、ドラゴンの雛にエンチャントする場合はパワー・タフネスへの[[修整]]しか意味を成さない。4[[マナ]]で[[巨人の力/Giant Strength]](2マナ)を使うようなものであるため、多くの場合ディスシナジーと見なされる。 | ||
+ | *実は厳密な定義が存在するわけではなく、人によって指す範囲が異なることもあるため注意が必要。詳しくは[[シナジー]]の項も参照。 | ||
+ | **ちなみに、上記の例では「シナジーを持たない」の例2に該当する。 | ||
==参考== | ==参考== | ||
*[[シナジー]] | *[[シナジー]] | ||
*[[用語集]] | *[[用語集]] |
2024年1月25日 (木) 20:09時点における最新版
ディスシナジー(Dis-synergy)とは、あるカードや能力などが、他のカードや能力などと一緒に使った際に、互いに悪い方向に影響を与え合い、結果単体で使ったときよりも性能が悪くなること。あるいは、そのような組み合わせのこと。アンチシナジー(Anti-synergy)、負のシナジーなどと呼ばれることもある。対義語はシナジー。
- 例1:苛まれし魂/Tormented SoulとMoatの組み合わせ
苛まれし魂は単体で使用すれば毎ターン攻撃して1点のダメージを与え続けることができる。しかし、Moatを同時にコントロールしていることにより攻撃もブロックもできない置物と化してしまう。
Shiv's Embrace / シヴの抱擁 (2)(赤)(赤)
エンチャント — オーラ(Aura)
エンチャント — オーラ(Aura)
エンチャント(クリーチャー)
エンチャントされているクリーチャーは+2/+2の修整を受けるとともに飛行を持つ。
(赤):エンチャントされているクリーチャーは、ターン終了時まで+1/+0の修整を受ける。
シヴの抱擁はエンチャントしたクリーチャーにパワー・タフネス強化、および飛行と火吹き能力を付与するが、ドラゴンの雛にエンチャントする場合はパワー・タフネスへの修整しか意味を成さない。4マナで巨人の力/Giant Strength(2マナ)を使うようなものであるため、多くの場合ディスシナジーと見なされる。
- 実は厳密な定義が存在するわけではなく、人によって指す範囲が異なることもあるため注意が必要。詳しくはシナジーの項も参照。
- ちなみに、上記の例では「シナジーを持たない」の例2に該当する。