ディレン・バラル/Dhiren Baral
提供:MTG Wiki
(→機械兵団の進軍) |
|||
31行: | 31行: | ||
===[[機械兵団の進軍]]=== | ===[[機械兵団の進軍]]=== | ||
[[新ファイレクシア/New Phyrexia]]の侵攻に乗じて監獄から脱走するが、ファイレクシア軍に遭遇して危機に陥った所を[[カーリ・ゼヴ/Kari Zev]]に救助される。カーリ・ゼヴが自分が助けたのが誰なのかを正確に把握すると、彼女はバラルに選択肢をふたつ与えた。すなわち、彼女の戦いに協力するか、船外に投げ出されるか、だ。当面の間、ふたりは同盟を結んでいるが、カーリは一等航海士である[[ラガバン/Ragavan]]にバラルが裏切る兆候がないか監視するよう命じた。二人が生き残れば、再び敵味方になることは承知している。 | [[新ファイレクシア/New Phyrexia]]の侵攻に乗じて監獄から脱走するが、ファイレクシア軍に遭遇して危機に陥った所を[[カーリ・ゼヴ/Kari Zev]]に救助される。カーリ・ゼヴが自分が助けたのが誰なのかを正確に把握すると、彼女はバラルに選択肢をふたつ与えた。すなわち、彼女の戦いに協力するか、船外に投げ出されるか、だ。当面の間、ふたりは同盟を結んでいるが、カーリは一等航海士である[[ラガバン/Ragavan]]にバラルが裏切る兆候がないか監視するよう命じた。二人が生き残れば、再び敵味方になることは承知している。 | ||
+ | *[[多元宇宙の伝説]]版の[[フレーバー・テキスト]]によれば、新ファイレクシアとの戦いが評価され減刑されたようだ。 | ||
+ | {{フレイバーテキスト|「一心不乱にカラデシュの防衛に当たった点を鑑みて、領事府は過去の罪を大目に見る意向を示した。」||多元宇宙の伝説}} | ||
==登場== | ==登場== |
2023年5月21日 (日) 02:24時点における最新版
ディレン・バラル/Dhiren Baralはマジック・オリジンおよびカラデシュ・ブロックのキャラクター。カードとしては霊気紛争の遵法長、バラル/Baral, Chief of Complianceが初出。
目次 |
[編集] 解説
カラデシュ/Kaladeshの都市ギラプール/Ghirapurを統治する領事府/The Consulateの遵法長/Chief of Compliance。人間の男性(イラスト)。
領事府の意志に反抗するものを厳しく取り締まり、秩序の為なら非道な手段を使うことも厭わぬ冷酷な人物。犯罪者はもとより、カラデシュにとって異質であるマナを直接操る力を持つ魔道士も危険視しているが、実は彼自身も魔道士である。
「美形」と呼べる容姿の持ち主だったが、チャンドラ・ナラー/Chandra Nalaarによって顔に大火傷を負い、金線の仮面で顔を隠している(イラスト)。
彼は魔道士ではあるがプレインズウォーカー/Planeswalkerではなく、多元宇宙/Multiverseのこともチャンドラやドビン・バーン/Dovin Baanがプレインズウォーカーであることも知ってはいない。
[編集] 経歴
[編集] 炎の道理/Fire Logic
チャンドラが魔道士の力に目覚めた現場に偶然居合わせ、彼女を捕らえようとする。ギラプールを離れたチャンドラ一家を執拗に追い、ついにチャンドラの母ピア・ナラー/Pia Nalaarを捕らえ、父キラン・ナラー/Kiran Nalaarをその手で殺害する。さらにチャンドラに無実の罪を着せ、彼女を公開処刑へと追い込む。それはチャンドラ一家が領事府の体制に反抗する改革派/Renegadeの旗印であり、チャンドラの力がカラデシュの社会にとって危険と思われた以上に、自分以外の魔道士であるチャンドラを抹殺することが目的だった。彼は自らの手でチャンドラを処刑しようとするが、プレインズウォーカーとして目覚めたチャンドラは炎と共に姿を消す。
[編集] 改革派の長/Renegade Prime
チャンドラが姿を消した後、バラルはピアに娘は死んだと伝え、責め立てる。しかしそれを受けてピアは領事府に対抗する意思を固め、脱走するのだった。
[編集] 封じ込め/Bottled Up
チャンドラが生存していることを知った彼は再び拘禁したピア・ナラーがドゥーンド監獄/Dhund Prisonに捕らえられているという情報を流し、チャンドラ一行をおびき出す。行き詰まりの罠/Deadlock Trapによってチャンドラ達を捕らえた彼はその生死を確認することなく去っていった。
[編集] かの闘技場にて/In This Very Arena
ピア・ナラーをテゼレット/Tezzeretが待つ闘技場へ連行し、実際は決闘ではなく彼女の処刑が行われるのを見物するつもりであった。
[編集] 業火/Burn
霊気拠点/Aether Hubを改革派から取り戻すための陽動として、テゼレットの命を受けてチャンドラと対峙する。チャンドラに重傷を負わせるが、ニッサ・レヴェイン/Nissa Revaneの反撃を受ける。重傷を負ったバラルの前に現れたドビン・バーン/Dovin Baanは、バラルがチャンドラを挑発するためにかけた言葉を全て記録していることを告げ、キランの殺害やピアに対する違法な投獄などの罪状でバラルを告訴・逮捕した。
[編集] 未来へ/Renewal
ドゥーンド監獄に収監されたバラルの元へ、ピア・ナラーとチャンドラ・ナラーが訪れる。
[編集] 機械兵団の進軍
新ファイレクシア/New Phyrexiaの侵攻に乗じて監獄から脱走するが、ファイレクシア軍に遭遇して危機に陥った所をカーリ・ゼヴ/Kari Zevに救助される。カーリ・ゼヴが自分が助けたのが誰なのかを正確に把握すると、彼女はバラルに選択肢をふたつ与えた。すなわち、彼女の戦いに協力するか、船外に投げ出されるか、だ。当面の間、ふたりは同盟を結んでいるが、カーリは一等航海士であるラガバン/Ragavanにバラルが裏切る兆候がないか監視するよう命じた。二人が生き残れば、再び敵味方になることは承知している。
- 多元宇宙の伝説版のフレーバー・テキストによれば、新ファイレクシアとの戦いが評価され減刑されたようだ。
「一心不乱にカラデシュの防衛に当たった点を鑑みて、領事府は過去の罪を大目に見る意向を示した。」(出典:多元宇宙の伝説)
[編集] 登場
[編集] 登場カード
[編集] カード名に登場
[編集] フレイバー・テキストに登場
- カラデシュ
- 絶妙なタイミング/Impeccable Timing、失跡/Disappearing Act、腹黒い意志/Insidious Will、ドゥーンドの調査員/Dhund Operative、失われた遺産/Lost Legacy
- 霊気紛争
- 遵法長、バラル/Baral, Chief of Compliance、バラルの巧技/Baral's Expertise、不許可/Disallow、警戒自動機械/Watchful Automaton
- Kaladesh Inventions
- 抵抗の宝球/Sphere of Resistance
[編集] イラストに登場
- マジック・オリジン
- チャンドラの灯の目覚め/Chandra's Ignition
- カラデシュ
- 失跡/Disappearing Act、腹黒い意志/Insidious Will
- 霊気紛争
- バラルの巧技/Baral's Expertise、不許可/Disallow
[編集] 登場作品・登場記事
- Chandra's Origin: Fire Logic/チャンドラの「オリジン」:炎の道理(Uncharted Realms 2015年6月10日 Doug Beyer著)
- Torch of Defiance/反逆の先導者(Magic Story 2016年9月5日 Doug Beyer著)
- Renegade Prime/改革派の長(Magic Story 2016年9月14日 Mel Li著)
- Born of Aether/霊気より生まれしもの(Magic Story 2016年9月21日 Alison Luhrs著)
- Bottled Up/封じ込め(Magic Story 2016年9月28日 James Wyatt著)
- In This Very Arena/かの闘技場にて(Magic Story 2016年10月12日 Doug Beyer著)
- Burn/業火(Magic Story 2017年1月4日 Chris L'Etoile著)
- Renewal/未来へ(Magic Story 2017年2月1日 Mel Li,Kelly Digges,Alison Luhrs,Doug Beyer,Chris L'Etoile著)
- The Legendary Team-Ups of March of the Machine/『機械兵団の進軍』の伝説のチームたち(Daily MTG 2023年4月13日)