ウィッシュボード
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''少しでも使えるかもしれないカードというのは何でもかんでもこの「ウィッシュボード」用にサイドボードへ忍ばせておきたくなってしまうものだが、その優柔不断は通常のサイドボード用のカード枠を圧迫してしまうことに繋がる。そのため、[[鍛冶友浩]]と[[斎藤友晴]]は「ウィッシュボード」をギリギリまで切り詰めたそうだ。''([[森慶太]]、[[プロツアーロサンゼルス05]][https://web.archive.org/web/20151003141637/http://archive.wizards.com/Magic/Magazine/Events.aspx?x=mtgevent/ptla05ja/blog1 Day 1 Blog Archive] より引用) | ''少しでも使えるかもしれないカードというのは何でもかんでもこの「ウィッシュボード」用にサイドボードへ忍ばせておきたくなってしまうものだが、その優柔不断は通常のサイドボード用のカード枠を圧迫してしまうことに繋がる。そのため、[[鍛冶友浩]]と[[斎藤友晴]]は「ウィッシュボード」をギリギリまで切り詰めたそうだ。''([[森慶太]]、[[プロツアーロサンゼルス05]][https://web.archive.org/web/20151003141637/http://archive.wizards.com/Magic/Magazine/Events.aspx?x=mtgevent/ptla05ja/blog1 Day 1 Blog Archive] より引用) | ||
− | なお[[Magic: The Gathering Arena]]でメインの遊び方の一つとなっている[[BO]]1においては、サイドボーディングを行わないにもかかわらずサイドボードを構築できるため、通常のサイドボーディングとの兼ね合いを悩む必要がない。ただし、[[ストリクスヘイヴン:魔法学院]]での[[履修]] | + | なお[[Magic: The Gathering Arena]]でメインの遊び方の一つとなっている[[BO]]1においては、サイドボーディングを行わないにもかかわらずサイドボードを構築できるため、通常のサイドボーディングとの兼ね合いを悩む必要がない。ただし、[[ストリクスヘイヴン:魔法学院]]での[[履修]]の登場を期に、BO1のみ通常の15枚ではなく7枚の[[スロット]]となった<ref>[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/magic-digital/mtg-arena-state-game-strixhaven-school-mages-2021-04-07 MTG Arena: State of the Game – Strixhaven: School of Mages](Magic Digital [[2021年]]4月7日 [[Jay Parker]]著)</ref>。 |
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2021年4月8日 (木) 09:41時点における版
ウィッシュボード(Wishboard)は、サイドボードのカードのうち、ゲームの外部からカードを手札に加えることのできるカードでシルバーバレットすることを想定して投入されたカード群のことを指す俗語。または、そのようなカードをサイドボードに用意する戦略を指す。語源は、ゲームの外部を参照するカードの代表格である願い(Wish)+サイドボードから。シルバーバレットの例によって、それぞれ1枚ずつ用意することが多い。
インスタント
あなたは、ゲームの外部からあなたがオーナーであるインスタント・カード1枚を公開し、それをあなたの手札に加えてもよい。狡猾な願いを追放する。
クリーチャー — フェアリー(Faerie) ウィザード(Wizard)
飛行
(1)(青),カード2枚を捨てる:願いのフェイをオーナーの手札に戻す。
Granted / 成就 (3)(青)
ソーサリー — 出来事(Adventure)
あなたは、ゲームの外部からあなたがオーナーであるクリーチャーでないカード1枚を公開し、それをあなたの手札に加えてもよい。
教示者を利用した従来のシルバーバレットでは、サーチするカードをメインデッキに入れる必要があったため、「サーチする必要の無いカード」を素で引いて腐らせてしまう、あるいはライブラリー破壊によってアクセスできなくなってしまうという可能性があった。しかし、願いを使えばそれらはサイドボードに入れておくことになるため、「思わぬ素引き」や「ライブラリー破壊による妨害」といった危険が無くなるという点で革新的であった。
ウィッシュボードのカード種類が多いほど柔軟なシルバーバレットが期待でき、15枚すべてをウィッシュボードとすることも可能ではある。ただし、そのぶん通常のサイドボーディングがしづらくなってしまうので、注意深くバランスを決める必要がある。
少しでも使えるかもしれないカードというのは何でもかんでもこの「ウィッシュボード」用にサイドボードへ忍ばせておきたくなってしまうものだが、その優柔不断は通常のサイドボード用のカード枠を圧迫してしまうことに繋がる。そのため、鍛冶友浩と斎藤友晴は「ウィッシュボード」をギリギリまで切り詰めたそうだ。(森慶太、プロツアーロサンゼルス05Day 1 Blog Archive より引用)
なおMagic: The Gathering Arenaでメインの遊び方の一つとなっているBO1においては、サイドボーディングを行わないにもかかわらずサイドボードを構築できるため、通常のサイドボーディングとの兼ね合いを悩む必要がない。ただし、ストリクスヘイヴン:魔法学院での履修の登場を期に、BO1のみ通常の15枚ではなく7枚のスロットとなった[1]。
脚注
- ↑ MTG Arena: State of the Game – Strixhaven: School of Mages(Magic Digital 2021年4月7日 Jay Parker著)