覇権
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を意味する。 | を意味する。 | ||
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*「他の」オブジェクトと指定されているので、そのパーマネント自身は取り除けない。 | *「他の」オブジェクトと指定されているので、そのパーマネント自身は取り除けない。 | ||
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**ただし、場にあるパーマネントしか取り除く事はできず、他の領域にあるカードは取り除けない。パーマネントのサブタイプのみ書かれている場合は、それはパーマネントを示す。 | **ただし、場にあるパーマネントしか取り除く事はできず、他の領域にあるカードは取り除けない。パーマネントのサブタイプのみ書かれている場合は、それはパーマネントを示す。 | ||
*[[トークン]]も取り除くことができるが、取り除かれたトークンは次の[[状況起因効果]]で消滅する。[[カード]]ではないので、覇権元のクリーチャーが場を離れても戻ってくる事はない。 | *[[トークン]]も取り除くことができるが、取り除かれたトークンは次の[[状況起因効果]]で消滅する。[[カード]]ではないので、覇権元のクリーチャーが場を離れても戻ってくる事はない。 | ||
− | *場に出たときの[[能力]]の[[解決]] | + | *場に出たときの[[能力]]の[[解決]]前にこれが場を離れた場合、場を離れたときの能力が先に解決されることになる。このとき、場に出たときの能力で取り除いたカードは戻ってこなくなる。但し取り除く効果は強制ではないので、「取り除かずに生け贄に捧げる(実際には生け贄は存在しないので何もしない)」ことを選ぶことでパーマネントの損失は避けられる |
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**同様の原理である[[ナイトメア]]の項目も参照。 | **同様の原理である[[ナイトメア]]の項目も参照。 | ||
==参考== | ==参考== | ||
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*[[キーワード能力]] | *[[キーワード能力]] | ||
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2008年6月21日 (土) 16:51時点における版
覇権/Champion | |
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種別 | 誘発型能力 |
登場セット | ローウィン・ブロック |
CR | CR:702.72 |
覇権/Championとはローウィンで制定されたキーワード能力。
Nova Chaser / 新星追い (3)(赤)
クリーチャー — エレメンタル(Elemental) 戦士(Warrior)
クリーチャー — エレメンタル(Elemental) 戦士(Warrior)
トランプル
覇権(エレメンタル(Elemental))(これが戦場に出たとき、あなたがコントロールする他のエレメンタル1つを追放しないかぎり、これを生け贄に捧げる。これが戦場を離れたとき、そのカードは戦場に戻る。)
目次 |
解説
ルール
覇権は2つの誘発型能力からなる。
「覇権([オブジェクト])/Champion an [オブジェクト]」とは、
- このパーマネントが場に出たとき、あなたがコントロールする他の[オブジェクト]をゲームから取り除かないかぎり、それを生け贄に捧げる。
- この時、この能力によって取り除かれたパーマネントは「覇権された」という。
- このパーマネントが場を離れたとき、その取り除いたカード(覇権されたカード)をオーナーのコントロール下で場に戻す。
を意味する。 イメージとしては、パーマネントのレベルアップ。
- 「他の」オブジェクトと指定されているので、そのパーマネント自身は取り除けない。
- オブジェクトがサブタイプで指定されている場合、そのカード・タイプは問わない。例えば「エレメンタル」と指定されていたら、エレメンタルである部族エンチャントなども取り除ける。
- ただし、場にあるパーマネントしか取り除く事はできず、他の領域にあるカードは取り除けない。パーマネントのサブタイプのみ書かれている場合は、それはパーマネントを示す。
- トークンも取り除くことができるが、取り除かれたトークンは次の状況起因効果で消滅する。カードではないので、覇権元のクリーチャーが場を離れても戻ってくる事はない。
- 場に出たときの能力の解決前にこれが場を離れた場合、場を離れたときの能力が先に解決されることになる。このとき、場に出たときの能力で取り除いたカードは戻ってこなくなる。但し取り除く効果は強制ではないので、「取り除かずに生け贄に捧げる(実際には生け贄は存在しないので何もしない)」ことを選ぶことでパーマネントの損失は避けられる
- 同様の原理であるナイトメアの項目も参照。
参考
引用:総合ルール 20231117.0
- 5 ターンの構造