ザ・ダーク
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初の(そして、現在のところ唯一の)[[絵|イラスト]]主導で製作されたセットである。大半のカードは「暗黒時代」というテーマでアーティストに自由にイラストを描いてもらい、できあがった絵柄に合わせてデザインしたとのこと。「人さらい」や「墓泥棒」といった不気味な連中がそろっておりカードのデザインも印象的タッチで書かれている物が多く、暗黒そのものだった。 | 初の(そして、現在のところ唯一の)[[絵|イラスト]]主導で製作されたセットである。大半のカードは「暗黒時代」というテーマでアーティストに自由にイラストを描いてもらい、できあがった絵柄に合わせてデザインしたとのこと。「人さらい」や「墓泥棒」といった不気味な連中がそろっておりカードのデザインも印象的タッチで書かれている物が多く、暗黒そのものだった。 | ||
− | ゲームに関する機能としては、[[墓地]]を活用する[[カード]]が初めて登場している。また[[ゴブリン]] | + | ゲームに関する機能としては、[[墓地]]を活用する[[カード]]が初めて登場している。また[[ゴブリン]]の軍勢が山地から大挙しておしかけ人類社会を脅かしていたという背景情報があり、セットの1割<!--(12/119)-->がゴブリンに関連したものになっている。特にサイクルになっているわけではないが、[[コスト]]に[[トリプルシンボル]]を持つカードが多いのも特徴と言える。 |
有名なカードは[[ボール・ライトニング/Ball Lightning]]、[[リバイアサン/Leviathan]]、[[Preacher]]、[[イス卿の迷路/Maze of Ith]]などがある。強力なカードは少ないが、セット全体の雰囲気が好きなプレイヤーは多い。 | 有名なカードは[[ボール・ライトニング/Ball Lightning]]、[[リバイアサン/Leviathan]]、[[Preacher]]、[[イス卿の迷路/Maze of Ith]]などがある。強力なカードは少ないが、セット全体の雰囲気が好きなプレイヤーは多い。 |
2016年9月25日 (日) 17:36時点における版
ザ・ダーク/The Dark | |
シンボル | 三日月 |
略号 | DK, DRK |
発売日 | 1994年8月 |
セット枚数 | 全119種類 |
ザ・ダーク/The Darkは、4番目のエキスパンション。1994年8月に発売された。
概要
兄弟戦争の後に訪れた暗黒時代(The Dark)を題材にしている。暗黒時代だけに暗く陰鬱な雰囲気でいっぱい、そういう意味では異色のカードセットと言える。
初の(そして、現在のところ唯一の)イラスト主導で製作されたセットである。大半のカードは「暗黒時代」というテーマでアーティストに自由にイラストを描いてもらい、できあがった絵柄に合わせてデザインしたとのこと。「人さらい」や「墓泥棒」といった不気味な連中がそろっておりカードのデザインも印象的タッチで書かれている物が多く、暗黒そのものだった。
ゲームに関する機能としては、墓地を活用するカードが初めて登場している。またゴブリンの軍勢が山地から大挙しておしかけ人類社会を脅かしていたという背景情報があり、セットの1割がゴブリンに関連したものになっている。特にサイクルになっているわけではないが、コストにトリプルシンボルを持つカードが多いのも特徴と言える。
有名なカードはボール・ライトニング/Ball Lightning、リバイアサン/Leviathan、Preacher、イス卿の迷路/Maze of Ithなどがある。強力なカードは少ないが、セット全体の雰囲気が好きなプレイヤーは多い。
- 伝説のパーマネントでない、およびにコモンの多色カードが初めて登場した。また、クリーチャーでない多色カード、対抗色の多色カードもこのセットで初めて登場している。
- コモン枠で、意図的に枚数のバランスが崩されている。白と青は8枚なのに対し、残りの3色は7枚ずつである。そして残りは、多色の森の暗き中心/Dark Heart of the Wood(黒緑)、Marsh Goblins(黒赤)、Scarwood Goblins(赤緑)、土地のイス卿の迷路/Maze of Ithの4枚である。
- ザ・ダークのカードは、約6,200万枚が印刷された。
デザイン
デザイン・チーム | Jesper Myrfors |
Steve Bishop | |
Glenn Elliott | |
Beverly Marshall Saling | |
開発チーム | Skaff Elias |
Jim Lin | |
Chris Page | |
Dave Petty | |
アート・ディレクター | Sandra Everingham |