死の円舞曲/Macabre Waltz
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[[コスト]]が2倍になって[[効果]]も2倍になった[[死者再生/Raise Dead]]。[[カード名]]、効果、[[ディセンション]]版の{{Gatherer|id=97116|イラスト}}などからすると[[死の二重唱/Death's Duet]]のリメイクか。({{Gatherer|id=6087|死の二重唱のイラスト}}) | [[コスト]]が2倍になって[[効果]]も2倍になった[[死者再生/Raise Dead]]。[[カード名]]、効果、[[ディセンション]]版の{{Gatherer|id=97116|イラスト}}などからすると[[死の二重唱/Death's Duet]]のリメイクか。({{Gatherer|id=6087|死の二重唱のイラスト}}) | ||
− | [[カード・アドバンテージ]] | + | もちろんこの[[軽い|軽さ]]で[[カード・アドバンテージ]]を得ることは許されず、[[回収]]後に[[カード]]を1枚[[捨てる]]効果が挟まれている。この[[捨てる|ディスカード]]が曲者で、たとえ1枚しかカードを回収しなかった場合でも必ず捨てる必要があり、クリーチャー・カードが少ないデッキでは使いづらくなっている。 |
しかし[[リミテッド]]においては、よほどの序盤でないかぎり[[墓地]]に[[クリーチャー]]・カードが1枚しかないということはまれ。[[除去]]されてしまった[[フィニッシャー]]を回収したり、[[手札]]で[[腐る|腐って]]いるカードをクリーチャー・カードに変換できるのは便利。手札にこれしかない場合、2枚戻してそのうち1枚を捨てることになるので、悪くても[[死者再生/Raise Dead]]として機能する。 | しかし[[リミテッド]]においては、よほどの序盤でないかぎり[[墓地]]に[[クリーチャー]]・カードが1枚しかないということはまれ。[[除去]]されてしまった[[フィニッシャー]]を回収したり、[[手札]]で[[腐る|腐って]]いるカードをクリーチャー・カードに変換できるのは便利。手札にこれしかない場合、2枚戻してそのうち1枚を捨てることになるので、悪くても[[死者再生/Raise Dead]]として機能する。 | ||
*手札に戻した後捨てることを逆手にとって、回収する2枚の内1枚を[[マッドネス]]持ちクリーチャーにして捨てることでカード・アドバンテージを得ることもできる。もちろん手札にある他のマッドネス・カードを捨ててもよい。[[ラヴニカ・ブロック]]は[[時のらせんブロック]]と隣接しているため、ディセンション当時の[[スタンダード]]で実現可能だった小技。 | *手札に戻した後捨てることを逆手にとって、回収する2枚の内1枚を[[マッドネス]]持ちクリーチャーにして捨てることでカード・アドバンテージを得ることもできる。もちろん手札にある他のマッドネス・カードを捨ててもよい。[[ラヴニカ・ブロック]]は[[時のらせんブロック]]と隣接しているため、ディセンション当時の[[スタンダード]]で実現可能だった小技。 | ||
+ | **その後、[[マジック・オリジン]]で再録された時も[[イニストラードを覆う影]]でマッドネスが再登場し、再びスタンダードで共存することになった。 | ||
*Macabreは元々フランス語で「死の」を意味する言葉(例えば[[Dance of the Dead]]の仏語版は”Danse macabre”である)。この単語は英語にも輸入されているが、その場合は「薄気味悪い」という形容詞になる。訳者はカード名を単純に英語で訳さず、フランス語へたどって処理したようだ。 | *Macabreは元々フランス語で「死の」を意味する言葉(例えば[[Dance of the Dead]]の仏語版は”Danse macabre”である)。この単語は英語にも輸入されているが、その場合は「薄気味悪い」という形容詞になる。訳者はカード名を単純に英語で訳さず、フランス語へたどって処理したようだ。 | ||
2016年4月3日 (日) 20:37時点における版
コストが2倍になって効果も2倍になった死者再生/Raise Dead。カード名、効果、ディセンション版のイラストなどからすると死の二重唱/Death's Duetのリメイクか。(死の二重唱のイラスト)
もちろんこの軽さでカード・アドバンテージを得ることは許されず、回収後にカードを1枚捨てる効果が挟まれている。このディスカードが曲者で、たとえ1枚しかカードを回収しなかった場合でも必ず捨てる必要があり、クリーチャー・カードが少ないデッキでは使いづらくなっている。
しかしリミテッドにおいては、よほどの序盤でないかぎり墓地にクリーチャー・カードが1枚しかないということはまれ。除去されてしまったフィニッシャーを回収したり、手札で腐っているカードをクリーチャー・カードに変換できるのは便利。手札にこれしかない場合、2枚戻してそのうち1枚を捨てることになるので、悪くても死者再生/Raise Deadとして機能する。
- 手札に戻した後捨てることを逆手にとって、回収する2枚の内1枚をマッドネス持ちクリーチャーにして捨てることでカード・アドバンテージを得ることもできる。もちろん手札にある他のマッドネス・カードを捨ててもよい。ラヴニカ・ブロックは時のらせんブロックと隣接しているため、ディセンション当時のスタンダードで実現可能だった小技。
- その後、マジック・オリジンで再録された時もイニストラードを覆う影でマッドネスが再登場し、再びスタンダードで共存することになった。
- Macabreは元々フランス語で「死の」を意味する言葉(例えばDance of the Deadの仏語版は”Danse macabre”である)。この単語は英語にも輸入されているが、その場合は「薄気味悪い」という形容詞になる。訳者はカード名を単純に英語で訳さず、フランス語へたどって処理したようだ。