Irini Sengir
提供:MTG Wiki
(トーク) |
(整形(目次非表示&ストーリー部修整)) |
||
1行: | 1行: | ||
{{#card:Irini Sengir}} | {{#card:Irini Sengir}} | ||
− | [[ | + | [[ホームランド]]の[[センギア/Sengir|センギア]]一族の一人。 |
+ | |||
[[対抗色]]2[[色]]にまとめて対抗できる[[色対策カード]]だが、効果が[[エンチャント]][[呪文]]とかなり限定されている上に[[コスト増加カード]]なので完全に封じるわけではなく、また4[[マナ]]で2/2は[[クリーチャー]]としての性能もいまいち。 | [[対抗色]]2[[色]]にまとめて対抗できる[[色対策カード]]だが、効果が[[エンチャント]][[呪文]]とかなり限定されている上に[[コスト増加カード]]なので完全に封じるわけではなく、また4[[マナ]]で2/2は[[クリーチャー]]としての性能もいまいち。 | ||
だが、もともと[[黒]]はエンチャントをどうにかできる色ではないことを考えると、そこまで悪くはないか。 | だが、もともと[[黒]]はエンチャントをどうにかできる色ではないことを考えると、そこまで悪くはないか。 | ||
− | *[[2007年9月サブタイプ変更]]によって、[[ドワーフ]]と[[ウィザード]]の[[クリーチャー・タイプ]]を獲得。これはキャラクター設定を反映したものだが、肝心の[[吸血鬼]] | + | *[[2007年9月サブタイプ変更]]によって、[[ドワーフ]]と[[ウィザード]]の[[クリーチャー・タイプ]]を獲得。これはキャラクター設定を反映したものだが、肝心の[[吸血鬼]]が忘れられている。その後、2008年1月の[[Oracle]]変更により[[吸血鬼]]・[[ドワーフ]]となり、ようやく設定通りのクリーチャー・タイプに。 |
− | + | ||
==参考== | ==参考== | ||
*[[カード個別評価:ホームランド]] - [[アンコモン]]3 | *[[カード個別評価:ホームランド]] - [[アンコモン]]3 | ||
− | + | ==ストーリー== | |
− | =センギアのイリニ/Irini | + | '''[[#訳語|センギアのイリニ/Irini Sengir]]'''は[[Baron Sengir#ストーリー|センギア男爵/Baron Sengir]]の義理の娘。 |
− | + | ||
− | [[Baron Sengir# | + | |
イリニは細密画の美しさそのもののような女性であり、途方もない暗黒の情熱で心を満たす、正真正銘の『男爵の娘』である。 | イリニは細密画の美しさそのもののような女性であり、途方もない暗黒の情熱で心を満たす、正真正銘の『男爵の娘』である。 | ||
− | 元は[[ | + | 元は[[ウルグローサ/Ulgrotha]]の[[New Freedom|New Freedom(新自由国)]]の[[ドワーフ]]王の娘だが、[[ホームランドの歴史|第12世代期]]に男爵が王国を攻め滅ぼした際に捕らわれ、[[センギア/Sengir]]一族の[[吸血鬼]]となった。 |
それから数世紀、男爵はイリニの容姿と立ち振る舞い方を自分の美的感覚に合うように変えていくにつれ、イリニからはドワーフの特徴が徐々に失われていった。 | それから数世紀、男爵はイリニの容姿と立ち振る舞い方を自分の美的感覚に合うように変えていくにつれ、イリニからはドワーフの特徴が徐々に失われていった。 | ||
26行: | 24行: | ||
*男爵の認印付き指輪を欲しがっている。[[イーサン/Ihsan]]を操る能力を持つこの指輪を使って、イリニはイーサンを責め苛んで、完全に彼の正気を奪ってやりたい。 | *男爵の認印付き指輪を欲しがっている。[[イーサン/Ihsan]]を操る能力を持つこの指輪を使って、イリニはイーサンを責め苛んで、完全に彼の正気を奪ってやりたい。 | ||
− | イリニは魔術の使い手であることを鼻にかけ、[[アナーバのシャーマン/Anaba Shaman|アナーバ族のシャーマン]]の魔術を蔑み、[[ | + | イリニは魔術の使い手であることを鼻にかけ、[[アナーバのシャーマン/Anaba Shaman|アナーバ族のシャーマン]]の魔術を蔑み、[[レヴェカ/Reveka]]の[[Wizards' School#ストーリー|Wizards' School(魔術学院)]]をいつか自分のものにしたいと狙っている。 |
− | ==登場カード== | + | ===登場カード=== |
− | * | + | *Irini Sengir |
− | [[フレイバー・テキスト]]に登場 | + | ;[[フレイバー・テキスト]]に登場 |
*[[アナーバのシャーマン/Anaba Shaman]]([[ホームランド]]、[[第6版]]) | *[[アナーバのシャーマン/Anaba Shaman]]([[ホームランド]]、[[第6版]]) | ||
*[[Aysen Crusader]] | *[[Aysen Crusader]] | ||
38行: | 36行: | ||
*[[Mystic Decree]] | *[[Mystic Decree]] | ||
− | ==訳語== | + | ===訳語=== |
「Irini Sengir」は[[第6版]]の[[アナーバのシャーマン/Anaba Shaman]]の[[フレイバー・テキスト]]で「センギアのイリニ」と訳されている。 | 「Irini Sengir」は[[第6版]]の[[アナーバのシャーマン/Anaba Shaman]]の[[フレイバー・テキスト]]で「センギアのイリニ」と訳されている。 | ||
− | ==参考== | + | ===参考=== |
*[[ホームランド]] | *[[ホームランド]] | ||
*[[ウルグローサ/Ulgrotha]] | *[[ウルグローサ/Ulgrotha]] | ||
*[[Dark Barony|Dark Barony(闇の男爵領)]] | *[[Dark Barony|Dark Barony(闇の男爵領)]] | ||
− | **[[Castle Sengir# | + | **[[Castle Sengir#ストーリー|Castle Sengir(センギア城)]] |
*[[New Freedom|New Freedom(新自由国)]] | *[[New Freedom|New Freedom(新自由国)]] | ||
− | *[[Baron Sengir# | + | *[[Baron Sengir#ストーリー|センギア男爵/Baron Sengir]] |
*[[センギア/Sengir]] | *[[センギア/Sengir]] | ||
*[[Homelands on the World of MAGIC:the Gathering]](アメコミ版ホームランド) | *[[Homelands on the World of MAGIC:the Gathering]](アメコミ版ホームランド) | ||
− | * | + | *[http://www.wizards.com/default.asp?x=mtgcom/daily/mc26 The Royal Bloodline](公式サイトの記事) |
*[[背景世界/ストーリー用語]] | *[[背景世界/ストーリー用語]] | ||
+ | __NOTOC__ |
2008年2月19日 (火) 02:05時点における版
伝説のクリーチャー — 吸血鬼(Vampire) ドワーフ(Dwarf)
緑のエンチャント呪文と白のエンチャント呪文は、それを唱えるためのコストが(2)多くなる。
2/2対抗色2色にまとめて対抗できる色対策カードだが、効果がエンチャント呪文とかなり限定されている上にコスト増加カードなので完全に封じるわけではなく、また4マナで2/2はクリーチャーとしての性能もいまいち。 だが、もともと黒はエンチャントをどうにかできる色ではないことを考えると、そこまで悪くはないか。
- 2007年9月サブタイプ変更によって、ドワーフとウィザードのクリーチャー・タイプを獲得。これはキャラクター設定を反映したものだが、肝心の吸血鬼が忘れられている。その後、2008年1月のOracle変更により吸血鬼・ドワーフとなり、ようやく設定通りのクリーチャー・タイプに。
参考
ストーリー
センギアのイリニ/Irini Sengirはセンギア男爵/Baron Sengirの義理の娘。 イリニは細密画の美しさそのもののような女性であり、途方もない暗黒の情熱で心を満たす、正真正銘の『男爵の娘』である。
元はウルグローサ/UlgrothaのNew Freedom(新自由国)のドワーフ王の娘だが、第12世代期に男爵が王国を攻め滅ぼした際に捕らわれ、センギア/Sengir一族の吸血鬼となった。 それから数世紀、男爵はイリニの容姿と立ち振る舞い方を自分の美的感覚に合うように変えていくにつれ、イリニからはドワーフの特徴が徐々に失われていった。
ドワーフ族の生まれもっての性質と吸血鬼の不死の組合わせが、イリニにある種の喜劇的な狂気をもたらした。彼女はドワーフの謎かけめいた口調でしか喋らない。 イリニの精神は幼い女の子のそれと変わらないが、無害とはいえない。彼女が気まぐれで思いつく願いは子供染みているが、吸血鬼の悪意と交じり合った邪悪なものだ。もちろん、男爵はそういった思いつきに許可を与えない。ただ、イリニのおもしろおかしい要求に耳を傾けるくらいには娘を甘やかしているが。
- 男爵の馬屋にアナーバ族を閉じ込めて、狂気の動物ふれあいコーナー(demented petting zoo)を設けたい。
- Dark Barony(闇の男爵領)の領民たちをハサミで裁断して、男爵とお揃いのパーティードレスをこしらえておめかししたい。
- 男爵の認印付き指輪を欲しがっている。イーサン/Ihsanを操る能力を持つこの指輪を使って、イリニはイーサンを責め苛んで、完全に彼の正気を奪ってやりたい。
イリニは魔術の使い手であることを鼻にかけ、アナーバ族のシャーマンの魔術を蔑み、レヴェカ/RevekaのWizards' School(魔術学院)をいつか自分のものにしたいと狙っている。
登場カード
- Irini Sengir
- フレイバー・テキストに登場
- アナーバのシャーマン/Anaba Shaman(ホームランド、第6版)
- Aysen Crusader
- 暗黒の迷路/Dark Maze(ホームランド)
- 葬列/Funeral March(ホームランド)
- Mystic Decree
訳語
「Irini Sengir」は第6版のアナーバのシャーマン/Anaba Shamanのフレイバー・テキストで「センギアのイリニ」と訳されている。
参考
- ホームランド
- ウルグローサ/Ulgrotha
- Dark Barony(闇の男爵領)
- New Freedom(新自由国)
- センギア男爵/Baron Sengir
- センギア/Sengir
- Homelands on the World of MAGIC:the Gathering(アメコミ版ホームランド)
- The Royal Bloodline(公式サイトの記事)
- 背景世界/ストーリー用語