軌道修正/Back on Track
ソーサリー
あなたの墓地にありクリーチャーや機体(Vehicle)であるカード1枚を対象とする。それを戦場に戻す。「このトークンは、パワーが2大きいかのように乗騎(Mount)に騎乗し、機体に搭乗する。」を持つ、無色の1/1の操縦士(Pilot)クリーチャー・トークン1体を生成する。
機体も戻せるリアニメイトカード。操縦士・クリーチャー・トークンのオマケも付く。
構築の場合、登場時のスタンダードにはいずれも機体は戻せず、トークンも生成しないながら1マナ軽いゾンビ化/Zombify、マナ総量は同等だがインスタントかつ除去のモードも備える生きるか死ぬか/Live or Die、同じくインスタントで限定的ながら回避能力も与える辻妻の不一致/It Doesn't Add Upも存在。これらを押しのけて使うのであれば、やはり機体も戻せる点、性能は最低限とはいえ頭数を追加で増やせる点を重視してのものになるだろう。
リミテッドでは色の組み合わせを選ばず採用できる手堅いアンコモン。黒には契約人形の恐怖/Pactdoll Terrorや甦りし屍執政/Risen Necroregentなどアーキタイプの中核となる重めのクリーチャーがいるので、無理にシナジーを意識せずとも対処されたそれらを再利用するだけでじゅうぶん強力。一方、5マナの重さでありながら墓地の状況に依存する点・リアニメイトに足るカードを採用できていなければコスト・パフォーマンスが落ちる点は軽視できないデメリットであり、消尽など他のマナの使い道と競合するところまで考慮すると扱いは難しい。墓地利用のアーキタイプを割り当てられた黒緑は優秀なクリーチャー・機体を擁する点で相性がいいが、こちらは緑の大型クリーチャーを叩きつけていくだけで強力な動きになり、また指針アンコモンのブルードハート・エンジン/Broodheart Engineがリアニメイト手段として優秀なので、相対評価はあまり高くない。ブースター・ドラフトでも直接デッキパワーに貢献するカードよりピックされづらく、地力の高いカードでありながら卓を1周することもある。
他のカードとシナジーを形成しやすい点は差別化の余地となる。黒緑の指針アンコモンである轟雷のブルードワゴン/Thundering Broodwagonはリアニメイト前提で採用しやすく、同じ黒にもシェフェトの大悪鬼/Shefet Archfiendというほぼリアニメイト前提の安いアンコモンが存在するので、早めにこのカードをピックしておけばリアニメイト向きのアンコモンが流れてきたときの受けとなる。加えて白黒ではアンコモンの拘留戦車/Detention Chariotや神話レアの武勇の旗艦/Valor's Flagshipなどサイクリングつきの機体が存在し、機体のリアニメイト手段として機体整備/Tune Upも採用できるので、機体リアニメイト特化のデッキを組むという選択肢が生じてくる。アーキタイプの中核を再利用する役目とシナジー前提のカードを有効活用する役目の両方を担えるのは優秀であり、黒を含むデッキカラーを目指しつつもアーキタイプ通りのカードを拾えていない状況なら汎用性の高さを評価しピックの優先度を上げてもいいだろう。上述の黒緑でも道穴のモグラ/Pothole Moleなどで墓地に落ちたクリーチャーやサイクリングした渡りをするケトラドン/Migrating Ketradonをリアニメイトする動きは強力であり、黒緑の人気が高く必須パーツを確保しづらい環境においてコモンを強く使う手段になる点はやはり評価できる。5マナシングルシンボルなので場合によってはタッチも検討可能。
- 再命/Rise Againにトークン生成がついた上位互換。
参考
[編集]- トークン・カード(公式カードイメージギャラリー)
- リアニメイトカード(機能別カードリスト)
- カード個別評価:霊気走破 - アンコモン