数多の帽子の商人/Merchant of Many Hats
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数多の帽子の商人 / Merchant of Many Hats (1)(黒)クリーチャー ─ 人間(Human) 農民(Peasant) 同盟者(Ally)
(2)(黒):あなたの墓地にあるこのカードをあなたの手札に戻す。
2/2
起動型能力で墓地から手札に戻る人間・農民・同盟者。頑丈なダンゴムシ/Durable Coilbugの上位互換。
2マナで2/2という戦闘で役立ち得る最低限のサイズを持ち、回収のコストもマナを支払うだけであるため、繰り返し使える生け贄や手札コスト、チャンプブロック要員としてシンプルで扱いやすい性能。
ただし構築戦では、生け贄要員ではより軽い条件・コストで直接戦場に戻る恐血鬼/Bloodghastなど競合が多く、手札コスト確保目的では継続的なドロー・エンジンのファイレクシアの闘技場/Phyrexian Arenaやその系譜のカードを用いたほうが汎用性が高い。そのため、これはクリーチャー・タイプを生かして同盟者デッキでの使用が主になるだろう。南極の航海者/South Pole Voyagerを始めとして他の同盟者が戦場に出ることで能力が誘発するものが複数あるので、それらを何度も誘発させられる点で相性が良い。
とはいえ登場時の2025年〜2026年期スタンダードのトーナメントシーンにおいては、黒を含む同盟者デッキが少なく、このカードのために黒をタッチするほどでもないことから、目立った活躍はしていない。
リミテッドでは、生け贄や同盟者アーキタイプで特に強く使えるが、それ以外でも安定して運用できるカード。ゲーム序盤~中盤に相打ちやチャンプブロックで相手のテンポを削ぎ、終盤に回収して総攻撃時の頭数を増やす、という動きだけでも十分に役に立つ。即座にカード・アドバンテージにつながる堕落した廷臣/Corrupt Court Officialにこそ負けるものの、黒を含むデッキのマナカーブにおける2マナの基本と言ってよい立ち位置。
- 療養所の骸骨/Sanitarium Skeletonとの比較では、マナ・コストが重い分生け贄要員としては使いづらくなっているが、パワーが上がった分で戦闘にも役立ち得るため柔軟性が増している形。また、回収コストは同じなので手札コストとして用いる分には差が無い。