ヴラスカの最後の慈悲/Vraska's Final Mercy
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ヴラスカの最後の慈悲 / Vraska's Final Mercy (黒)(黒)ソーサリー
以下から1つを選ぶ。
・クリーチャーやプレインズウォーカーである1体を対象とする。あなたは2点のライフを失う。それを破壊する。
・2点のライフを失う。ジェイス付与6を行う。(あなたがコントロールしているジェイス(Jace)トークン1体の上に忠誠(loyalty)カウンター6個を置く。あなたがジェイス・トークンをコントロールしていないなら、その前に、「[-1]:諜報1を行う。」と「[-3]:カード1枚を引く。」を持つ青のジェイス・プレインズウォーカー・トークン1体を生成する。)
Whisper Gatherer
2点のライフと引き換えに、クリーチャー/プレインズウォーカーの破壊か、ジェイス付与6のいずれかを行えるソーサリー。
除去としては同マナ総量の戦慄掘り/Dreadboreと違いライフロスがあり、ドローとしては夜の囁き/Night's Whisperと異なり2枚目を引くまでのラグがあるうえプレインズウォーカーなので妨害されやすいと個々の性能は低い。しかしその2つのモードを使い分けられる柔軟性が強みで、相手がクリーチャー主体のデッキなら1つ目のモードで妨害し、ノンクリーチャー気味のデッキなら2つ目のモードでカードを引いたり諜報できるなど、相手のアーキタイプを問わず腐りにくい。
登場時点のスタンダード(2025年〜2026年期)では、一部のディミーア・ウルダロスが採用している。除去やドローとしての性能こそ飛びぬけて高いわけでもないが、「3以上のジェイス付与を行える2マナのカード」という点が重要であり、ウルダロス・セオリクス/Uldaros Theorixの能力で理論家、ジェイス・ベレレン/The Theorist, Jace Belerenと共にコピーすることで、トークン化した理論家に奥義を起動するに足る量の忠誠カウンターを置ける。
リミテッドにおいては、ダブルシンボルゆえにタッチしにくいという点やデメリットの存在もあり、コモンのインスタント追放除去である欠席の延長/Extended Absenceに評価が劣りがちである。軽いため他のアクションと両立しやすい点は強みなので、虚空の外挿者/Void Extrapolatorという軽量アタッカーを有し、黒に寄せた構築もしやすい青黒では評価が上がる。なお、同セットはボムレアが多い環境であるため、基本的にはジェイス付与モードを使うより相手のボムに備えて温存した方が安全である。
ストーリー
[編集]リアリティ・フラクチャーの注目のストーリーの一枚。
二人のリリアナ・ヴェス/Liliana Vessを相手に手こずる"理論家/The Theorist"は、模倣宇宙/Echoverseのヴラスカ/Vraskaが自分に助力することを期待していた。しかし彼女は"理論家"に近づくと、ナイフで彼の胸を貫いた……多元宇宙/Multiverseのヴラスカが、もう一人の自分に成り代わっていたのだ。その直後、アジャニ/Ajaniたちが姿を現し、彼らと共にいた逸脱体たちが"理論家"へと襲い掛かると、やがて逸脱体と"理論家"は統合され元の"ジェイス・ベレレン"という個人を取り戻した。薄れゆく意識の中、ジェイスはかつての仲間たちに別れの言葉を告げ、そして自分に最後の慈悲をくれたヴラスカに感謝を告げると、喜びの感情を覚えながら、静かに息を引き取った[1]。
- 通常版イラストはヴラスカが"理論家"を突き刺したシーンを描いているのに対し、「刻む者の要塞」版イラストはヴラスカがジェイスの最期を慈悲あるものにしたいと誓ったシーン[2]であると思われる。