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理論家、ジェイス・ベレレン/The Theorist, Jace Beleren

提供: MTG Wiki


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理論家、ジェイス・ベレレン / The Theorist, Jace Beleren (2)(青)(青)
伝説のプレインズウォーカー ― ジェイス(Jace)

各対戦相手のドロー・ステップの開始時に、カード1枚を引く。
[+1]:青の1/1のイリュージョン(Illusion)クリーチャー・トークン1体を生成する。
[-2]:各対戦相手につきそれぞれ、そのプレイヤーがコントロールしていてアーティファクトやクリーチャーである最大1つを対象とする。それをオーナーの手札に戻す。
[-6]:カード3枚を引く。その後、あなたがコントロールしている各クリーチャーの上にそれぞれ+1/+1カウンターX個を置く。Xは、あなたの手札にあるカードの枚数に等しい。

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Whisper Gatherer


リアリティ・フラクチャーで登場した神話レアのジェイス。対戦相手のドロー・ステップに便乗する誘発型能力を持つ。忠誠度能力はトークン生成、アーティファクトかクリーチャーへのバウンス、ドロー付き全体強化。

誘発型能力
各対戦相手のドロー・ステップごとにカードを1枚引ける。
一般的に4マナプレインズウォーカーの手札補充能力は忠誠度消費がマイナス、よくて±0(デリアン・フェル教授/Professor Dellian Fel等)、あるいは純粋なドローではなく何らかの制約があるもの(卓絶のナーセット/Narset Transcendent・反逆の先導者、チャンドラ/Chandra, Torch of Defiance等)が主流であった。
その点、このカードは忠誠度どころか忠誠度能力の使用権すら消費せずに毎ターンドローができるという、頭一つ抜けたアドバンテージ獲得力を持つ。
対戦相手のターン中にドローするため、覆いを割く者、ナーセット/Narset, Parter of Veilsのような2枚目のドローを咎める効果を一部すり抜けられる点も地味ながら強み。
ただし誘発型能力なので、「着地直後に優先権を保持したまま起動し、除去される前に利益を得る」という忠誠度能力の強みも無くなっており、対戦相手のアップキープ以前に除去されればドローを阻止されてしまう。
とはいえ、裏を返せばそれ以降であれば除去されてもカード・アドバンテージは失っていない計算となり、最低源キャントリップのように振る舞えるのでやはり強力である。
+1能力
イリュージョン・トークンを生成する。
1/1バニラでしかないが、忠誠度を増加させながらチャンプブロック要員を生成できる点が、誘発型能力の為に長生きしたい性質と噛みあっている。
-2能力
各対戦相手ごとに、アーティファクトかクリーチャー1つをバウンスできる。
除去として見ると一時しのぎの割に消費が重めで、初期状態で起動すると忠誠度が1しか残らない。
とはいえ、相手のクリーチャーが速攻等を持たない1体だけであったり、トークンであったり、オーラなど強化にテンポを費やしている場合は時間稼ぎとしての価値が上がる。
-6能力
ジェイスの創意/Jace's Ingenuityの後、手札の枚数だけ自軍クリーチャーに+1/+1カウンターを置く。
少なくとも+3/+3、そのターンのドロー・ステップ分も合わせれば+4/+4は保証されており、+1能力のトークンが全員生還したと仮定すれば単独で5/5を3体用意できる計算となる。
ジェイスを守るためにクリーチャーを消費しすぎるとエンドカードとしての機能は落ちるが、それでも手札補充手段にはなるので無駄になりにくい。

誘発型能力によるドローエンジンとしての働きが強力なプレインズウォーカーであり、初期状態から起動可能な能力が両方とも自衛に使えるものであるため生存性も高い。ただしプラス能力から入っても忠誠度4と、4マナプレインズウォーカーにしては忠誠度が低めな点は玉に瑕。例えばスタンダード範囲でも、焼きつけ/Searでドロー前に処理されるといった事がありうる。

多人数戦ではドロー能力の誘発機会が増えるため、2人対戦よりジェイスを維持しづらいことを加味してもドローエンジンとしての性能が大きく向上する。類似した性質を持つ時の支配者、テフェリー/Teferi, Master of Timeと比較すると、生存性では劣るものの純粋に手札を増やせる点が強み。また、-2能力も多人数戦に対応したテキストになっている。複数のプレイヤーを巻き込めるだけではなく、コマンダーなどの無差別戦では一時休戦した相手を狙わない、あるいはわざとETB持ちをバウンスしてサポートするなどの政治的利用も可能になる。

スタンダードではアゾリウス・コントロールやディミーア・コントロール、フレンズ系デッキで採用される。単体性能の高さのみならず、対抗刻彫/Countersculptを2マナで唱える助けとしても優秀。

モダンでもアゾリウス・コントロールやジェスカイ・コントロールへの採用例がある。ただし4マナという重さが祟り、少数枚の採用となるケースが多い。

リミテッドではリアリティ・フラクチャーのラスボスという立場に恥じないボムレア。単純に4マナで毎ターン追加のドローを行えるという点が破格の性能であり、クリーチャーが並びやすいフォーマットゆえに奥義の決定力も高く、リソース補充とエンドカードという多くのボムレアが持つ要素を両方持ち合わせている。-2能力も獣の乱入/Bestial Incursion等の4/4トランプルトークンを利用することが多い緑系のデッキに対して有効打となる。このカードの為に色を決める価値があるといっても良い、初手ピック級のカードである。

  • 理論家、ジェイス・ベレレンの誘発型能力は、その対戦相手がドロー・ステップのターン起因処理でカードを引いた後に誘発する。すなわち、その時に引いたインスタント等でジェイスを除去したとしても、ドロー能力は既に誘発しており、阻止できない。
  • 実装時点のMTGアリーナでは、対戦相手がこれをコントロールしていても手動でチェックを入れていなければ自分のアップキープに優先権が発生しない。先述した通り、アップキープ時点で除去できるかどうかがドローの有無に関わってくるため、対戦相手に出されたら急いで優先権チェックをつけておきたい。

関連カード

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ストーリー

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多元宇宙/Multiverseを修復するという計画のため瞑想領土/Meditation Realmに干渉した結果、無数の側面へと分裂してしまったジェイス・ベレレン/Jace Beleren。その断片の一つである"理論家"/The Theoristは他の断片を逸脱体として切り捨て、彼にとっての理想郷である模倣宇宙/Echoverseで現実を上書きしようとしている――それが、現在の多元宇宙/Multiverseに生きる者達を消滅させると知りながら。

詳細はジェイス・ベレレン/Jace Beleren (ストーリー)を参照。

  • 他のジェイスと違い、英語名の「ジェイス(・ベレレン)/Jace (Beleren)」が本来二つ名が入る位置に収まっている。"理論家"の人格だけで構成された存在がジェイス・ベレレンを名乗っていることを表現したものと思われる。

参考

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