ベラドンナ・トゥック/Belladonna Took
伝説のクリーチャー — ハーフリング(Halfling) 市民(Citizen)
あなたがコントロールしているトークン1つが戦場に出るたび、このターンで初めてこの能力が解決されるなら、あなたは1点のライフを得る。2度目なら、カード1枚を引く。3度目なら、あなたがコントロールしている各クリーチャーの上にそれぞれ+1/+1カウンター1個を置く。
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自分のトークンが戦場に出るたび、1ターンに3回まで何かしらのアドバンテージを得られる伝説のハーフリング・市民。
1回目に得られるのはライフ・アドバンテージ。元々ライフ・アドバンテージは優先度が低い上に微量なので、基本的にはオマケだがあるに越したたことはない。
2回目に得られるのはカード・アドバンテージ。シンプルに優秀なアドバンテージ源で、これによりトークンの生成手段を引き込めれば3回目の解決にも繋げられる。このカードの採用の主目的となる効果であり、コンスタントに誘発させられるか構築かどうかが重要となる。
3回目に得られるのはボード・アドバンテージ。これの存在を考えると、概ね小型クリーチャー・トークンを横並びさせるタイプのビートダウンデッキに採用することになるだろう。全てクリーチャー・トークンだけで解決させたのであれば、本人を含めて合計で+4/+4以上の盤面補強になる。
複数のトークンが同時に出る場合、それぞれで誘発する。跳び込め/Hop to Itやラスト・ローニンの奥義/The Last Ronin's Techniqueと組み合わせれば1枚でライフ1点+手札1枚+2/2が3体。他のクリーチャーもコントロールしていればそれらも強化されるので、単にこれらを連発しているだけでも大量のアドバンテージを得られる。応召との相性も良く、登場時のスタンダードの範囲だけでも相方候補は多数存在する。
短所としては、これ自身が除去耐性を持たない小型クリーチャーに過ぎない点。最初はタフネスもマナ総量相応ということで、あっさり除去される可能性は高い。とはいえ所詮は2マナのクリーチャーなので、直接的なディスアドバンテージとしては大したものにはなるまい。
2025年〜2026年期のスタンダードではボロス応召で採用される。先述した飛び込めやラスト・ローニンの奥義と併用されるほか、トーテンタンズの歌/Song of Totentanzや前線への猛進/Frontline Rushもあるのでドロー能力の誘発が狙いやすい。
モダンおよびレガシーではボロス・エネルギーに採用される。元々オセロットの群れ/Ocelot Prideや勝利の楽士/Voice of Victoryなどのトークン生成手段を多用するデッキなので誘発条件を自然と満たすことができる。オセロットの群れがいる状態で適当なトークンを1個でも出せば、それによりライフゲインが誘発してオセロットのトークン生成が確約、ドローまでこぎつけられるというシナジーもある。レガシー版では、追加のトークン源として砂の斥候/Sand Scoutが使えるため、より活かしやすい。
リミテッドでの評価は低い。同セットは徴募などトークンを生成する手段こそ豊富なものの、その多くがETBなどの使い切りかつ1度に1個しかトークンを生成できないものであり、このカードの肝となるドロー能力が狙いづらい。動員は既に軍団がいる状況だとトークン生成ができない点も噛み合っていない。それでも2マナ2/2+たまに回復というのは完全にアンプレイアブルという程でもないため、ブースター・ドラフトなら終盤に流れてきたこのカードを数合わせとして使えなくもない。本格的にドロー能力を狙うなら、マナを消費せず繰り返しトークンを生成できるシンダリンの領主、スランドゥイル/Thranduil, Sindarin Liegeや大きな黄金ぬりの船/Great Gilded Boatがあると良いだろう。
ルール
[編集]- 誘発条件は「トークンを生成する」ことではなく、単に「トークンが戦場に出る」ことである。
- ターン4回目以降の解決では何も起きない。
- 3回目の解決を終えた後も誘発条件を満たすたびに能力は誘発する。
- 誘発した回数ではなく解決した回数を数える。
- 例えば、同一のベラドンナの能力が2回解決した後に3回目の誘発をもみ消し/Stifle等で打ち消された場合、そのターン中次にベラドンナの能力が解決した時が「3回目の解決」となる。
- 解決した回数は個々のオブジェクトにのみ記憶され、同名カードには影響しない。
- 例えば、ベラドンナAの能力を2回解決した後にこれを明滅して新しいオブジェクト(A'とする)にした。このターン中にまたトークン1個を戦場に出した場合、それはA'にとっては1回目の解決なので、+1/+1カウンターを置くのではなく1点のライフを得る。
ストーリー
[編集]ベラドンナ・トゥック/Belladonna Tookは「ホビットの冒険」のキャラクター。中つ国のホビット。
ビルボ/Bilboの母親。本編では既に故人であり、直接の登場はない。トゥック家はホビットの中でも変わり者の家系と言われており、本来臆病で冒険を好まない気質のホビットのビルボが冒険に出たのは「トゥックの血が騒いだのかもしれない」と語られている。