コマンダーの旧ルール
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コマンダーはフォーマットを遊びやすくするために何度かルール改訂が行われている。
統率者に関するルール
[編集]- 統率者が領域を移動する際の置換効果は何度かルールが改訂されている。
- 初期のルールではいずれかの領域から墓地に置かれる場合のみ統率領域に置くことを選択できたが、統率者を追放して永久的に取り除く手段を封じるために、2011年6月17日の改定で追放された際も置換できるようなった。
- 2015年3月23日の更新では、同じ理由で、統率者がいずれかの領域から手札かライブラリーに置かれる場合にもこのルールが適用されるようになった。
- 先の変更により、オーナーが意図して選択しなければ「統率者が他のプレイヤーにより裏向きで追放される」という状況が発生しなくなった。そのためそのような状況に対応していた「カードを裏向きで追放する場合、即座にその表を確認し、それが他のプレイヤーがオーナーである統率者ならば表向きで統率領域に置く」という旨のルールが2016年7月の更新で削除された。
- 2020年6月29日のルール改正で変更されるまで、統率者が領域を移動した際に統率領域へ置くルールは、どの領域への移動であっても一律で置換していた。当時のルールでは、例えばPIG能力を持つ統率者(アラーラの子/Child of Alaraなど)は死亡時に統率領域への置換を行うと、それらの能力は誘発しなかった(ルールの詳細は置換効果の項を参照)。現在のルールへと改正されたことによって、これらの統率者の能力を誘発させつつ統率領域に戻せるようになった[1][2][3]。
- 以前は統率者に関する規定として「リーグルール」と「オープンルール」の2種類がありどちらかを選ぶ必要があったが、2009年9月20日のルール改正で選択制は廃止され、標準のルールではいずれも適用されないようになった(リーグルールに関してはコマンダー#The League Rule(リーグルール)を参照)。
- 2025年7月25日の総合ルール更新まで伝説の機体は統率者に指定できなかったが、同時に登場した宇宙船のうちパワー/タフネス欄を持つ伝説の宇宙船とあわせて、統率者に指定できるようになった[4]。
使用可能カードに関するルール
[編集]- かつては、禁止カードとは別に「統率者に指定できないカード」のリストが存在していた。これらは2014年9月12日のルール改正時に禁止カードリストに統合され廃止された。廃止直前のリストは以下の通り。
- 2020年5月18日に変更されるまでは、使用可能カードを便宜上「コマンダー禁止カード除く、ヴィンテージ・リーガルのカード」としていた。それまでのヴィンテージではアンティやChaos Orbなどのゲームプレイ以外の問題があるカードを除けば、どんなカードでも制限カード止まりだったため、記述の簡略化のためにこの表現を用いていた。しかし、同日に行われた異例となるヴィンテージでの禁止指定(夢の巣のルールス/Lurrus of the Dream-Den)により齟齬が生じたため、ヴィンテージに言及しない現在の形に改められた。元々便宜的に用いていた表現を使わなくなっただけで、ルールの変更ではない[5]。
- 2025年2月にブラケットの理念が制定された。この時にゲームチェンジャー・カードが設定され、一部のブラケットにおいて強すぎるカードの枚数制限を推奨するようになった。
かつて禁止されていたカード
[編集]以下のカードはかつて禁止であったが、いずれも禁止解除されている。
- 丸砥石/Grindstone
- 世界のるつぼ/Crucible of Worlds
- 忍耐の試練/Test of Endurance
- 裂け目掃き/Riftsweeper
- 世界喰らいのドラゴン/Worldgorger Dragon
- ライオンの瞳のダイアモンド/Lion's Eye Diamond
- 夜の星、黒瘴/Kokusho, the Evening Star
- 威圧の杖/Staff of Domination
- 金属細工師/Metalworker
- 変幻の大男/Protean Hulk
- 絵描きの召使い/Painter's Servant
- 世界火/Worldfire
- 陰謀団の先手ブレイズ/Braids, Cabal Minion
- 合同勝利/Coalition Victory
- けちな贈り物/Gifts Ungiven
- 一望の鏡/Panoptic Mirror
- 星の揺らぎ/Sway of the Stars
- 生命の律動/Biorhythm
- 呪文追い、ルーツリー/Lutri, the Spellchaser
アン・カードの特例許可
[編集]- Unstableの発売記念として、2017年12月1日から2018年1月15日まで、特例としてアン・カードも使用可能となった[6]。ただし、アン・カードを用いて行われたコマンダーでは、通常の禁止カードの他、一部のアン・カードが禁止カード、または「使用時に注意が必要なカード(使用非推奨)」が指定された。
- 禁止カード/使用非推奨カードの他、伝説のアーティファクトである大演算器/The Grand Calcutronが統率者に指定できるという特別裁定が出された。現在ではオラクル更新により実際に統率者として使用できる能力を持っている。
アン・カードを用いて行われたコマンダーの禁止カード
[編集]- Ashnod's Coupon
- Double Cross
- Double Deal
- Double Dip
- Double Play
- Double Take
- Enter the Dungeon
- Magical Hacker
- Mox Lotus
- Nerf War(緊急改訂により追加で禁止[7])
- Once More with Feeling
- R&D's Secret Lair
- Richard Garfield, Ph.D.
- Staying Power
- Time Machine
使用時に注意が必要なカード
[編集]- Ach! Hans, Run!
- Collector Protector
- Incoming!
- Infernal Spawn of Infernal Spawn of Evil
- Johnny, Combo Player
- Mirror Mirror
- Topsy Turvy
- Yet Another Aether Vortex
- ゴチに関するカード(「ゴチ(Gotcha)で検索」でテキスト検索)
その他の旧ルール
[編集]- 黎明期はかなりカジュアルでルールも今より独特なのものがあった。「初期ライフは200を参加人数で割った値」「基本土地も1枚制限」「統率者はレジェンド収録の伝説のクリーチャー限定」というものから、「各伝説のクリーチャーを統率者に指定できるのは地域につき1人だけ」というルールもあった。これはインターネットサイトで予約リストを公開し、既にその地域で指定されているものは使用できないというものだった。2006年廃止。[8]
- 2009年9月20日のルール改正で変更されるまでは、統率者を置く領域は統率領域の代わりに追放(ゲーム外)領域を用いていた。
- 2009年9月20日のルール改正で、マリガンの手順が通常の多人数戦用マリガンからPartial Paris Mulliganに変更された。そして2016年1月18日のルール変更では、当時現行の公式マリガンルール(バンクーバー・マリガン)に変更された。その後、公式フォーマットのマリガンルールの変更に合わせ、現行のマリガンルール(ロンドン・マリガン)へと移行した。
- 2016年1月18日のルール改正で変更されるまでは、「デッキ内のカードはその色のマナしか生み出せず、不適正な色マナを生み出す場合は代わりに無色マナを生み出す」という追加ルールが存在していた。現在はルール文章の通りに定められた色マナを生み出す。
- 2020年4月20日のコマンダー・コミュニティのルール改正で変更されるまでは、ゲームの外部からカードを加える効果は一切機能しないものとなっていた。相棒の登場に合わせ、「ゲームの外部から他のカードを加える効果は機能せず自身をゲームに加える相棒は機能する」と改められ、相棒を用いることができるようなった[9]。このルールは2025年7月25日の総合ルール更新で、明確化のため総合ルールにも追加された[4]。
脚注
[編集]- ↑ June 7 Announcement on Dies Triggers(Official Commander Website 2020年6月7日)
- ↑ July 2020 Update(Official Commander Website 2020年6月29日)
- ↑ Cranial Insertion(Requiem for a Commander 2020年6月15日)
- ↑ 4.0 4.1 Edge of Eternities Update Bulletin/『久遠の終端』更新速報(総合ルール更新、オラクル更新)(News/Announcements 2025年8月21日 Eliana Rabinowitz著)
- ↑ 18 May 2020 Update(Official Commander Website 2020年5月18日)
- ↑ SPECIAL UNANNOUNCEMENT: December 1, 2017 (Internet Archive) (mtgcommander.net公式)
- ↑ UNRULES UPDATE - NERF WAR BANNED (Internet Archive) (mtgcommander.net公式)
- ↑ 【MTG】統率者戦(EDH) 約20年の歴史を一気に読む
- ↑ April 2020 Rules Update(Official Commander Website 2020年4月20日)