ルーリク・サー/Ruric Thar
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ルーリク・サー/Ruric Tharはラヴニカへの回帰ブロックおよびラヴニカの献身のキャラクター。カードとしてはドラゴンの迷路の自由なる者ルーリク・サー/Ruric Thar, the Unbowedが初出。
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[編集] 解説
ラヴニカ/Ravnicaのギルド/Guildの一つ、グルール一族/The Gruul Clansのゴーア族/Ghor clanの族長を務めるオーガ。男性。一つの身体に二つの頭を持ち、右頭がルーリク/Ruric、左頭がサー/Tharを名乗る(イラスト)。
その野蛮な残忍さでゴーア族を統べるルーリク・サーは、腹音鳴らし/Borborygmosに対峙して生きて帰ったグルール唯一の戦士であると自称している。曰く、その戦いで片方の頭は醜く歪んでしまったのだと。彼はゴーア族の無秩序な襲撃による騒々しく血の噴き出す音で、彼が言うところの「敷石ゴキブリ」たちを怖がらせるのを好む。
[編集] 経歴
[編集] The Secretist, Part One
ニヴ=ミゼット/Niv-Mizzetの精神を覗いて暗黙の迷路/The Implicit Mazeの秘密を知ったが、そのことをミゼットに気づかれてしまったジェイス/Jaceは、すべての記録と記憶を消去することを決断する。彼は雇ったルーリク・サーに研究室を破壊させ、自らの記憶も消したが、折悪くその場にラヴィニア/Laviniaたちが現れ、ジェイスを逮捕しようとした。だが彼女たちにルーリク・サーが攻撃を仕掛け、その隙にジェイスは逃げることができた。
[編集] The Secretist, Part Two
自分と精神的に接触したルーリク・サーには、消去する前の記憶が混入している可能性がある――そう考えたジェイスは双頭のオーガと再会し、記憶を読ませてほしいと頼んだが、その権利は決闘で勝ち取らなければならないと告げられた。精神魔法を反射するルーリク・サーに対し、ジェイスは周囲のグルール戦士たちの精神から戦闘技術を借りることで、見事勝利を収めた。熱狂と暴力で形作られた精神の奥底に、ジェイスは自身の記憶を見つけた。
だが彼らの前に、ジェイスを追うイクサヴァ/Exava率いるラクドス教団/The Cult of Rakdosの軍勢が現れた。ルーリク・サーはジェイスに、自分たちが相手をしているうちに逃げるよう言った。
[編集] 登場
[編集] 登場カード
[編集] フレイバー・テキストに登場
- ギルド門侵犯
- 力の噴出/Burst of Strength、グルールの憤怒獣/Gruul Ragebeast
- ドラゴンの迷路
- 障害排除/Clear a Path
- ラヴニカの献身
- 騒がしいシャーマン/Clamor Shaman、摩損/Deface、グルールのギルド門/Gruul Guildgate(コレクター番号250)
[編集] イラストに登場
- ドラゴンの迷路
- 障害排除/Clear a Path(影)
[編集] 登場作品・登場記事
- Return to Ravnica: The Secretist, Part One(小説)
- Planeswalker's Guide to Gatecrash: Part 2/プレインズウォーカーのための「ギルド門侵犯」案内 その2(Feature Article 2012年12月12日 The Magic Creative Team著)
- Gatecrash: The Secretist, Part Two(小説)
- Ruric Thar/ルーリク・サー(Uncharted Realms 2013年4月3日 Jennifer Clarke Wilkes著)
- Dragon's Maze: The Secretist, Part Three(小説)
- Rage of the Unsung/うたわれぬ憤怒(Magic Story 2019年1月30日 Nicky Drayden著)