コソフェッド/Kothophed

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コソフェッド/Kothophedプレインズウォーカー・コミックおよびマジック・オリジンのキャラクター。カードとしてはマジック・オリジンの魂の貯蔵者、コソフェッド/Kothophed, Soul Hoarderが初出。

目次

[編集] 解説

いずこかの次元/Planeに住まう強大な悪魔。男性。上半身は人型に近いが、脚はなく、下半身は細長く伸びる蛇のような姿となっている。頭部には2本の角があり、肩からはぼろぼろの翼が生えている(イラスト[1]

リリアナ・ヴェス/Liliana Vessと契約を交わし、彼女自身の魂を代価に、彼女に力を与えた4体の悪魔のうちの1体。特に200歳を超えるリリアナが今でも若さを維持しているのは、このコソフェッドとの契約によるものである。

[編集] 経歴

[編集] 第四の契約/The Fourth Pact

不老不死でありほとんど神の如き存在であったプレインズウォーカー/Planeswalkerは、大修復/The Mendingの結果その力を失った。老いたリリアナ・ヴェスは迫り来る死から逃れるべく、ニコル・ボーラス/Nicol Bolasの取り次ぎで、4体の悪魔と契約を結ぶことになった。

3つの次元でグリセルブランド/Griselbrandら3体の悪魔との契約を終えたリリアナは、4体目の悪魔、コソフェッドの住む次元を訪れた。コソフェッドは、もう十分な力を手に入れたのだから自分との契約は考え直してもよいのだと持ちかけたが、リリアナはあくまでも更なる契約を結ぶことに拘った。

すると部屋は消え去り、リリアナは屍の散乱する荒野に立っていた。コソフェッドは言った、我を殺せばお前は不死になると。リリアナは屍術/Necromancyで蘇らせたゾンビ召喚したシェイド死霊を立て続けに彼に浴びせかけたが、コソフェッドはそれらの攻撃を簡単に払いのけた。さらに彼女の切り札であった強力なホラーも倒され、リリアナはコソフェッドの手に掴まれた。コソフェッドは鉤爪でリリアナの皮膚を切り裂き、彼女は死を覚悟したが、その老いた皮膚の下から現れたのは、若い姿のリリアナであった。

困惑するリリアナにコソフェッドは笑いながら告げた、この戦いはリリアナの力を試すための「試験」ではなく、両者の間の圧倒的な力量差を教えるための「授業」なのだと。コソフェッドはリリアナの新たな皮膚に契約の紋様を刻み込みながら、彼女が決して自分に敵わないことを改めて警告した。しかしリリアナは心のどこかで確信していた――彼こそが自分を恐れるべきなのだと。

[編集] ハンターとヴェール/The Hunter and the Veil

コソフェッドはリリアナに対し、望むものを与えてやった見返りに、今度は自分が望むものを差し出すよう求めた。彼が要求したものは鎖のヴェール/The Chain Veil――シャンダラー/Shandalar次元のオナッケ/Onakke地下墓地に眠る、古のアーティファクトであった。コソフェッドは自分がヴェールを手に入れて何をするつもりなのかについては決して語らず、それを使おうとすれば後悔することになるとリリアナを脅すだけであった。

リリアナは彼の言葉に素直に従うより他になかった。彼女は偶然居合わせたガラク/Garrukとの戦いのさなか、鎖のヴェールを見つけ出し、持ち去ることに成功した。

[編集] ヴェールの呪い/The Veil's Curse

鎖のヴェールの強大な力を知ったリリアナは、この力があればコソフェッド自身をも倒せるであろうと考え、コソフェッドの領域へプレインズウォークした。

リリアナはコソフェッドに一方的な契約の破棄を告げ、顔に纏ったヴェールの力で彼を攻撃した。コソフェッドはリリアナに警告した――お前はそのヴェールがどんなものなのか分かっていない、自分を殺してもお前の求めるものが手に入るわけではないと――だがリリアナはそれを哀れな命乞いとしか受け取らず、その圧倒的な力をもって彼を滅ぼした。

[編集] 登場

[編集] 登場カード

[編集] フレイバー・テキストに登場

マジック・オリジン
魂の貯蔵者、コソフェッド/Kothophed, Soul Hoarder

[編集] イラストに登場

ディヴァインvsデモニック
悪魔の教示者/Demonic Tutor
基本セット2019
リリアナの契約/Liliana's Contract(左から二番目の影)

[編集] 登場作品・登場記事

[編集] 脚注

  1. 「ヴェールの呪い/The Veil's Curse」で描かれたコソフェッドは翼を持っていない。

[編集] 参考

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