聖なるビーカーのドルイド/Druid of the Sacred Beaker

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|カード名=聖なるビーカーのドルイド/Druid of the Sacred Beaker
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これ自体も交配研究所の透かしを持つため、最低でも1[[マナ]]は生み出せる。他に1枚でも条件を満たす[[パーマネント]]を[[コントロール (ルール用語)|コントロール]]していれば[[フィンドホーンの古老/Fyndhorn Elder]]を上回る性能になる。
 
これ自体も交配研究所の透かしを持つため、最低でも1[[マナ]]は生み出せる。他に1枚でも条件を満たす[[パーマネント]]を[[コントロール (ルール用語)|コントロール]]していれば[[フィンドホーンの古老/Fyndhorn Elder]]を上回る性能になる。
  
[[からくり]]も透かしを持つカードだが、交配研究所の[[カード]]でからくりを[[組み立てる]][[効果]]を持つものはパーマネントではない[[初手取り/First Pick]]のみ。
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[[からくり]]も参照できるため、[[緑白]]の交配研究所重点[[デッキ]]ではなく[[赤緑]]のからくりデッキでも意外と活躍の機会はある。
  
 
==フレイバー・テキスト==
 
==フレイバー・テキスト==
 
{{フレイバーテキスト|Others try to be the best in their class. She strives to be the best in her phylum.||}}
 
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{{フレイバーテキスト|他は同種の中で最強を目指す。彼女は脊索動物門の中で最強を目指す。||}}
 
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「class」には「(分類学の階級としての)綱」という意味があり、「(分類学の階級としての)門」を意味する「phylum」と対になっている。また交配研究所は学校のような組織構造を持っているという設定のため、「学級」という意味もかけていると思われる。
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この「class」は、一般的な学校における「学級」や「組」と、分類学における「綱」のダブルミーニング。[[交配研究所/Crossbreed Labs]]は学校を模した組織体系を持ち、同輩たちは自分の「組」や「綱」で一番を目指しているのだろう。だが、彼女はそれには飽き足らず、「綱」よりも上の「門/phylum」で一番になることを目指しているようだ。
*分類学では「門」は「綱」の一つ上の階級である。例えば哺乳類は「哺乳綱」で鳥類は「鳥綱」であり、どちらも「脊索動物門」に含まれる。
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*分類学では、例えば哺乳類は「哺乳綱」、鳥類は「鳥綱」という「綱/class」に属し、そのどちらも「脊索動物門」という「門/phylum」に含まれるとされる。
 
**これの[[クリーチャー・タイプ]]は[[鹿]]・[[鳥]]・[[類人猿]]・[[ドルイド]]なので、まさに「門」は同じで「綱」が異なる生物が融合していることになる。
 
**これの[[クリーチャー・タイプ]]は[[鹿]]・[[鳥]]・[[類人猿]]・[[ドルイド]]なので、まさに「門」は同じで「綱」が異なる生物が融合していることになる。
*日本語対訳では「their class」が「同種」と訳されている。一般的な意味では[[誤訳]]とまでは言えないが、上記のようなニュアンスを考えると適切な訳とは言えない。分類学でいう「種」は「species」である。
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*日本語対訳では「their class」が「同種」と訳されている。分類学でいう「種/species」はテキストに含まれていないが、上記のようなダブルミーニングを適切に訳すことは難しく、意味のわかりやすさを優先した結果だろう。
  
 
==関連カード==
 
==関連カード==

2020年3月2日 (月) 00:12時点における最新版


Druid of the Sacred Beaker / 聖なるビーカーのドルイド (2)(緑)
クリーチャー — 鹿(Deer) 鳥(Bird) 類人猿(Ape) ドルイド(Druid)

(T): あなたがコントロールしているパーマネントの中の交配研究所のすかし1つにつき(緑)を加える。
透かし:交配研究所/Crossbreed Labs

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交配研究所/Crossbreed Labs透かしを参照するマナ・クリーチャー

これ自体も交配研究所の透かしを持つため、最低でも1マナは生み出せる。他に1枚でも条件を満たすパーマネントコントロールしていればフィンドホーンの古老/Fyndhorn Elderを上回る性能になる。

からくりも参照できるため、緑白の交配研究所重点デッキではなく赤緑のからくりデッキでも意外と活躍の機会はある。

[編集] フレイバー・テキスト

Others try to be the best in their class. She strives to be the best in her phylum.
他は同種の中で最強を目指す。彼女は脊索動物門の中で最強を目指す。

この「class」は、一般的な学校における「学級」や「組」と、分類学における「綱」のダブルミーニング。交配研究所/Crossbreed Labsは学校を模した組織体系を持ち、同輩たちは自分の「組」や「綱」で一番を目指しているのだろう。だが、彼女はそれには飽き足らず、「綱」よりも上の「門/phylum」で一番になることを目指しているようだ。

  • 分類学では、例えば哺乳類は「哺乳綱」、鳥類は「鳥綱」という「綱/class」に属し、そのどちらも「脊索動物門」という「門/phylum」に含まれるとされる。
  • 日本語対訳では「their class」が「同種」と訳されている。分類学でいう「種/species」はテキストに含まれていないが、上記のようなダブルミーニングを適切に訳すことは難しく、意味のわかりやすさを優先した結果だろう。

[編集] 関連カード

Unstableの各陣営の透かしを参照するカード

[編集] 参考

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