森での迷子/Lost in the Woods

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Lost in the Woods / 森での迷子 (3)(緑)(緑)
エンチャント

クリーチャー1体があなたかあなたがコントロールするプレインズウォーカーを攻撃するたび、あなたのライブラリーの一番上のカードを公開する。それが森(Forest)カードである場合、そのクリーチャーを戦闘から取り除く。その後、その公開したカードをあなたのライブラリーの一番下に置く。


相手の攻撃を牽制するエンチャント攻撃クリーチャー毎にライブラリーの一番上公開し、それがならば戦闘から取り除くカード名の通り、クリーチャーを深い森に迷い込ませるイメージを表現したカード

設置後は対戦相手の攻撃クリーチャーが何体でもマナはかからず、ファッティだろうが回避能力持ちだろうが関係なく止めて戦闘を撹乱できる。しかし成功確率は枚数にもよるが、完全に土地を森だけで構成した緑単色デッキでも4割程度。複数枚れば可能性は上がるが、それでも完封できるわけではなく、また攻撃を止めた所で直接勝ちに繋がる訳でもない。あくまで「抑止力としての戦闘のサポート」が主な役割となるだろう。

ライブラリー操作を併用すれば確率を高められるため、戦争税/War Tax崇拝/Worship等と同様に相手次第では刺さることもある。しかし使える場面が限定的で速度も5マナと難があり、また相性の良いライブラリー操作の豊富なモダンレガシーといった環境では力不足となる。

選り抜きの記憶/Selective Memoryがあれば目当ての土地を手に入れる確率は上がる。ただし選り抜きの記憶がであること、使った後に森での迷子を割られると致命的になるので、あまり現実的ではない。

クリーチャーでの戦闘がメインになるリミテッドでは、ある程度有効に機能する。迂闊に攻撃できない、という状況を作り出すだけでも十分。しかしイニストラード・ブロックのリミテッドはフラッシュバック両面カードの強力なカードに多色を要求するものも多く、二色はもちろん、タッチ三色以上になる事も少なくない。このカードは緑単に近い構成を要求する為、意識したピック、構築が必要となる。

  • プロツアー「闇の隆盛」ブースター・ドラフトで『このカード+40枚少々』なる驚愕のデッキテクニックが登場した。相手のクリーチャーの攻撃を完封し、ライブラリーアウトによって勝利を目指すという物で、相手にエンチャント破壊手段が無ければこのカードを出した時点で勝利を確定させる事も可能。ただ、このカードを引けなくても、破壊されても詰んでしまうため安定性は非常に悪い。加えて、非常に早い環境であるイニストラード・ブロックのドラフトは、無防備に5ターンを晒すだけでライフを削りきられてしまう事さえあり、単純にサイドボードでデッキを水増しされればこちらがライブラリーアウトになりかねない。

参考

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