暁天/Break of Day

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[[栄光の突撃/Glorious Charge]]の[[上位互換]]である一時的な[[全体強化]][[インスタント]]。[[窮地]]の条件を満たしていれば、全体強化に加え[[破壊されない]]性質も付加される。
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[[栄光の突撃/Glorious Charge]]の[[上位互換]]である一時的な[[全体強化]][[インスタント]]。[[窮地]]の条件を満たしていれば、全体強化に加え[[破壊不能]]も得られる。
  
 
いちおう打撃力の向上にも使えるが、それよりは[[コンバット・トリック]]的に防御に使うことが多いだろう。その点、窮地によって得られるボーナスはかなり噛み合っている。[[戦闘]]や[[全体火力]]のみならず、[[全体除去]]にまで対応できるのは心強い限りであり、[[クリーチャー]]を生き残らせることは残り少ない[[ライフ]]を守るのに最もありがたい[[効果]]である。
 
いちおう打撃力の向上にも使えるが、それよりは[[コンバット・トリック]]的に防御に使うことが多いだろう。その点、窮地によって得られるボーナスはかなり噛み合っている。[[戦闘]]や[[全体火力]]のみならず、[[全体除去]]にまで対応できるのは心強い限りであり、[[クリーチャー]]を生き残らせることは残り少ない[[ライフ]]を守るのに最もありがたい[[効果]]である。
  
もっとも、破壊されないだけでは[[戦場]]の状況をさほど変えることはできないので、多くの場合、根本的解決にはならないだろう。膠着が崩されそうなときに踏ん張ることはできても、押されているときに押し返すのには向いていない。意外と応用範囲は狭く、使うタイミングが問われる1枚である。
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もっとも、破壊不能だけでは[[戦場]]の状況をさほど変えることはできないので、多くの場合、根本的解決にはならないだろう。膠着が崩されそうなときに踏ん張ることはできても、押されているときに押し返すのには向いていない。意外と応用範囲は狭く、使うタイミングが問われる1枚である。
  
*[[ルール文章]]の書式に注意。[[不屈の随員/Dauntless Escort]]のような「あなたが[[コントロール (ルール用語)|コントロール]]するクリーチャーは破壊されない」ではなく、「それらのクリーチャーは破壊されない」である。
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*+1/+1[[修整]]や破壊不能は、[[解決]]時に[[コントロール (ルール用語)|コントロール]]しているクリーチャーしか得ることができない。
**前者はいわゆる「ルールを変更する効果」であり、[[解決]]後に新しくコントロール下に入ったクリーチャーも破壊されない。一方後者は、解決時にコントロールしているクリーチャーにしか影響を及ぼさず、解決後に新しくコントロール下に入ったクリーチャーは破壊されてしまう。
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**[[基本セット2014]]で破壊不能が[[キーワード能力]]化される前は、若干わかりづらかった点。[[不屈の随員/Dauntless Escort]]などが持つような「あなたがコントロールするクリーチャーは破壊されない」(当時の[[ルール文章]])という[[効果]]である場合は解決後にコントロール下に入ったクリーチャーも影響される一方で、暁天は「それらのクリーチャーは破壊されない」とクリーチャーを指定しているため解決時にコントロールしているクリーチャーしか影響されなかった。現在ではどちらも[[特性]]を変更する効果であるため、違いはない。
  
 
==参考==
 
==参考==
 
*[[カード個別評価:闇の隆盛]] - [[コモン]]
 
*[[カード個別評価:闇の隆盛]] - [[コモン]]

2013年7月15日 (月) 15:39時点における最新版


Break of Day / 暁天 (1)(白)
インスタント

あなたがコントロールするクリーチャーは、ターン終了時まで+1/+1の修整を受ける。
窮地 ― あなたのライフが5点以下である場合、さらにそれらのクリーチャーはターン終了時まで破壊不能を得る。(ダメージや「破壊する」効果では、それは破壊されない。)


栄光の突撃/Glorious Charge上位互換である一時的な全体強化インスタント窮地の条件を満たしていれば、全体強化に加え破壊不能も得られる。

いちおう打撃力の向上にも使えるが、それよりはコンバット・トリック的に防御に使うことが多いだろう。その点、窮地によって得られるボーナスはかなり噛み合っている。戦闘全体火力のみならず、全体除去にまで対応できるのは心強い限りであり、クリーチャーを生き残らせることは残り少ないライフを守るのに最もありがたい効果である。

もっとも、破壊不能だけでは戦場の状況をさほど変えることはできないので、多くの場合、根本的解決にはならないだろう。膠着が崩されそうなときに踏ん張ることはできても、押されているときに押し返すのには向いていない。意外と応用範囲は狭く、使うタイミングが問われる1枚である。

  • +1/+1修整や破壊不能は、解決時にコントロールしているクリーチャーしか得ることができない。
    • 基本セット2014で破壊不能がキーワード能力化される前は、若干わかりづらかった点。不屈の随員/Dauntless Escortなどが持つような「あなたがコントロールするクリーチャーは破壊されない」(当時のルール文章)という効果である場合は解決後にコントロール下に入ったクリーチャーも影響される一方で、暁天は「それらのクリーチャーは破壊されない」とクリーチャーを指定しているため解決時にコントロールしているクリーチャーしか影響されなかった。現在ではどちらも特性を変更する効果であるため、違いはない。

[編集] 参考

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