デモコン理論

提供:MTG Wiki

(版間での差分)
移動: 案内, 検索
1行: 1行:
デモコン理論とは、「[[ライブラリー]]を最後まで使い切らないデッキならばどの道使わずに終わってしまう無駄[[ライブラリー]]が発生するので、いくらか[[ライブラリー]]が削れたって全く問題は無い」と言う考え方。
+
'''デモコン理論'''とは、「[[ライブラリー]]を最後まで使い切らない[[デッキ]]ならばどの道使わずに終わってしまう無駄ライブラリーが発生するので、いくらかライブラリーが[[削る|削れた]]って全く問題は無い」と言う考え方。ライブラリーにおける[[スーサイド]]とも言える。
[[ライブラリー]]における[[スーサイド]]とも言える。
+
  
デモコンと言うのはご存知[[Demonic Consultation]]の事。
+
デモコンとはご存知[[Demonic Consultation]]のことだが、この理論を最初に世に知らしめるきっかけとなったのは[[オークの司書/Orcish Librarian]]である。この[[カード]]を使った[[スライ#アイスエイジ・ブロック期|スライ]]が成績を残した事で、[[ライブラリー操作]]の重要性と、ライブラリーが削れるというリスクはそんなに厳しいものではないと言う認識が広まったのである。
とは言ってもこの理論を最初に世に知らしめるきっかけとなったのは[[オークの司書/Orcish Librarian]]である。このカードを使った[[スライ]]デッキが成績を残した事で、[[ライブラリー]]操作の重要性と、[[ライブラリー]]が削れると言うリスクはそんなに厳しいものではないと言う認識が広まったのである。
+
  
特定の[[キーカード]]が存在するデッキの場合は話が変わってくるが、[[キーカード]]が特に存在しない[[ビートダウン]]デッキ等の場合、[[ライブラリー]]の上から30枚も下から30枚も内容的に殆ど変わらない。
+
特定の[[キーカード]]が存在するデッキの場合は話が変わってくるが、キーカードが特に存在しない[[ビートダウン (デッキ)|ビートダウンデッキ]]などの場合、ライブラリーの上から30枚も下から30枚も内容的に殆ど変わらない。また、特定のキーカードが存在するデッキでも、ライブラリーを削る場合と削らない場合で[[キーカード]][[引く]]確率は変化しない(ただし、削る前と削った後では変化する)。従って、Demonic Consultation一発でライブラリーが30枚消し飛んだとしても、それらは[[ゲーム]]が終わるまでライブラリーの底で無駄になるはずだった、あってもなくても変わらないカードも同然なのである。
また、特定の[[キーカード]]が存在するデッキでも、[[ライブラリー]]を削る場合と削らない場合で[[キーカード]]を引く確率は変化しない。(ただし、削る前と削った後では変化する)
+
従って、[[Demonic Consultation]]一発で[[ライブラリー]]が30枚消し飛んだとしても、それらはゲームが終わるまで[[ライブラリー]]の底で無駄になるはずだった、あってもなくても変わらないカードも同然なのである。
+
 
+
*当然だが、[[ピットサイクル]]や[[プロスブルーム]]等の様に[[ライブラリー]]のカードを全部引ききる事が前提になっているデッキでは通用しない理論である。
+
*初心者はライブラリーが削れるというデメリットを毛嫌いする傾向にある。[[弧炎撒き/Arc-Slogger]]等にも似たような事が言えるが、[[Demonic Consultation]]を使いこなす第一歩は「[[ライブラリー]]が削れる恐怖を克服する事」だ。
+
  
 +
*当然だが、[[ピットサイクル]]や[[プロスブルーム]]の様にライブラリーのカードを全部引ききる事が前提になっているデッキでは通用しない理論である。
 +
*初心者はライブラリーが削れるというデメリットを毛嫌いする傾向にある。[[弧炎撒き/Arc-Slogger]]等にも似たような事が言えるが、Demonic Consultationを使いこなす第一歩は「ライブラリーが削れる恐怖を克服する事」だ。
  
 
==参考==
 
==参考==
 
*[[用語集]]
 
*[[用語集]]

2009年1月23日 (金) 12:45時点における版

デモコン理論とは、「ライブラリーを最後まで使い切らないデッキならばどの道使わずに終わってしまう無駄ライブラリーが発生するので、いくらかライブラリーが削れたって全く問題は無い」と言う考え方。ライブラリーにおけるスーサイドとも言える。

デモコンとはご存知Demonic Consultationのことだが、この理論を最初に世に知らしめるきっかけとなったのはオークの司書/Orcish Librarianである。このカードを使ったスライが成績を残した事で、ライブラリー操作の重要性と、ライブラリーが削れるというリスクはそんなに厳しいものではないと言う認識が広まったのである。

特定のキーカードが存在するデッキの場合は話が変わってくるが、キーカードが特に存在しないビートダウンデッキなどの場合、ライブラリーの上から30枚も下から30枚も内容的に殆ど変わらない。また、特定のキーカードが存在するデッキでも、ライブラリーを削る場合と削らない場合でキーカード引く確率は変化しない(ただし、削る前と削った後では変化する)。従って、Demonic Consultation一発でライブラリーが30枚消し飛んだとしても、それらはゲームが終わるまでライブラリーの底で無駄になるはずだった、あってもなくても変わらないカードも同然なのである。

  • 当然だが、ピットサイクルプロスブルームの様にライブラリーのカードを全部引ききる事が前提になっているデッキでは通用しない理論である。
  • 初心者はライブラリーが削れるというデメリットを毛嫌いする傾向にある。弧炎撒き/Arc-Slogger等にも似たような事が言えるが、Demonic Consultationを使いこなす第一歩は「ライブラリーが削れる恐怖を克服する事」だ。

参考

QR Code.gif