クロニクル

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'''クロニクル'''(英:''Chronicles''、略号:'''CH'''、'''CHR''')は、『[[第4版]]』を拡張するために作成された小型カードセット。収録カードは全125種類([[ウルザランド]]の絵違い含む)で、1995年9月に発売が開始された。
  
[[第4版]]を拡張するためのセットとして作成された、小型のカードセット。
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[[エキスパンション・シンボル]]は各[[カード]]ごとに[[再録]]元となった[[エキスパンション]]のものが記されており、『クロニクル』独自のものは無い。
[[基本セット]]の「拡張」というのも変な話だが、ともかく扱いとしては[[第4版]]の一部とされ、[[第4版]]が使える[[フォーマット]]で使用可能だった。
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Chronicles は「年代記」という意味。
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"Chronicles"は「年代記」の意。
そのタイトル通り、当時すでに絶版になっていた[[アラビアンナイト]]、[[アンティキティー]]、[[レジェンド]]、[[ザ・ダーク]]の復刻版といえるカードセットになっており、すべてのカードがこれらのセットからの[[再録]]になる。
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[[マルチカラー]]カードを含むセットで、[[レジェンド]]の看板ともいえる各エルダー・ドラゴン・レジェンド(現在は「[[伝説の]]クリーチャー ― [[エルダー]]・[[ドラゴン]]」)の再録が話題になった。[[基本土地]]は含まれない。
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比較的「無難な」カードをピックアップしてありそれほどパワフルなセットではないが、[[アーナム・ジン/Erhnam Djinn]]、[[堕天使/Fallen Angel]]、[[ブーメラン/Boomerang]]など、トーナメントの第一線で使用されたカードもある。
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== 概要 ==
[[ウルザランド]]や[[真鍮の都/City of Brass]]など、後にブレイクするカードも[[再録]]されているが、この当時の環境ではそれほど注目はされなかった。
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先だって発売された『[[第4版]]』の拡張版として発売されたカードセットであり、ルール上も『第4版』の一部として扱われる(『第4版』が使える[[フォーマット]]で使用可能)。
  
カードは[[白枠]]だが、日本語版は[[アラビアンナイト]]から[[ザ・ダーク]]までのセットが発売されていないため黒枠。
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販売形態は[[アンコモン]]3枚、[[コモン]]9枚からなる12枚入りの[[ブースターパック]](⇒[[変則的な稀少度]])のみであった。このパッケージには、軸受に[[エキスパンション・シンボル]]が刻まれたアンティーク調の地球儀が描かれている。
[[エキスパンション・シンボル]]はそれぞれのカードが含まれていた元の[[エキスパンション]]のものが付いており、クロニクル専用のシンボルはない。
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[[リバイズド]][[第4版]]が販売され、かつクロニクルが販売されていないイタリア語・ドイツ語・フランス語の3言語に関しては、[[ルネッサンス]]という形でクロニクルに相当する補完が行われている。
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== 収録されたカードの特徴 ==
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『クロニクル(年代記)』の名の通り、当時すでに絶版になっていた『[[アラビアンナイト]]』、『[[アンティキティー]]』、『[[レジェンド]]』、『[[ザ・ダーク]]』から[[再録]]された[[カード]]のみで構成される。収録されたカードには[[マルチカラー]]のものも含まれ、『レジェンド』の[[伝説の]][[エルダー]]・[[ドラゴン]][[クリーチャー]][[サイクル]]の再録が特に話題を呼んだ。
  
アンコモン3枚、コモン9枚による12枚入りブースターのみの販売。[[変則的な稀少度]]を持つ。
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[[基本セット]]の延長であるため、飛び抜けて強力な[[カード]]は収録されていないが、[[アーナム・ジン/Erhnam Djinn]]、[[堕天使/Fallen Angel]]、[[ブーメラン/Boomerang]]など、トーナメントの第一線で使用されたものもある。[[ウルザランド]]や[[真鍮の都/City of Brass]]など、後にブレイクするカードも収録されていたが、当時の環境ではそれほど注目されなかった。
パッケージには、エキスパンション・シンボルの入った年代ものの地球儀が描かれている。カード絵の流用ではない。
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 +
なお、収録された[[カード]]の[[外枠]]は基本的に[[白枠]]であるが、日本語版では[[アラビアンナイト]]から[[ザ・ダーク]]までのセットが発売されていないため、それらから[[再録]]されたものは[[黒枠]]となっている。
  
1995年9月発売。全125種類(ウルザランドの絵違い含む)。
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== ルネッサンス ==
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『[[リバイズド・エディション]]』と『[[第4版]]』が販売され、かつ『クロニクル』が販売されていないイタリア語・ドイツ語・フランス語の3言語版では、『[[ルネッサンス]]』というセットにおいて『クロニクル』に相当する補完が行われた。
  
==参考==
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== 参考 ==
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*[[第4版]]
 +
**[[ルネッサンス]]
 +
*[[アラビアンナイト]]
 +
*[[アンティキティー]]
 +
*[[レジェンド]]
 +
*[[ザ・ダーク]]
 +
*[[再録]]
 
*[[カードセット一覧]]
 
*[[カードセット一覧]]
 
*[[カード個別評価:オールドエキスパンション]]
 
*[[カード個別評価:オールドエキスパンション]]

2008年8月9日 (土) 22:12時点における版

クロニクル(英:Chronicles、略号:CHCHR)は、『第4版』を拡張するために作成された小型カードセット。収録カードは全125種類(ウルザランドの絵違い含む)で、1995年9月に発売が開始された。

エキスパンション・シンボルは各カードごとに再録元となったエキスパンションのものが記されており、『クロニクル』独自のものは無い。

"Chronicles"は「年代記」の意。

目次

概要

先だって発売された『第4版』の拡張版として発売されたカードセットであり、ルール上も『第4版』の一部として扱われる(『第4版』が使えるフォーマットで使用可能)。

販売形態はアンコモン3枚、コモン9枚からなる12枚入りのブースターパック(⇒変則的な稀少度)のみであった。このパッケージには、軸受にエキスパンション・シンボルが刻まれたアンティーク調の地球儀が描かれている。

収録されたカードの特徴

『クロニクル(年代記)』の名の通り、当時すでに絶版になっていた『アラビアンナイト』、『アンティキティー』、『レジェンド』、『ザ・ダーク』から再録されたカードのみで構成される。収録されたカードにはマルチカラーのものも含まれ、『レジェンド』の伝説のエルダードラゴンクリーチャーサイクルの再録が特に話題を呼んだ。

基本セットの延長であるため、飛び抜けて強力なカードは収録されていないが、アーナム・ジン/Erhnam Djinn堕天使/Fallen Angelブーメラン/Boomerangなど、トーナメントの第一線で使用されたものもある。ウルザランド真鍮の都/City of Brassなど、後にブレイクするカードも収録されていたが、当時の環境ではそれほど注目されなかった。

なお、収録されたカード外枠は基本的に白枠であるが、日本語版ではアラビアンナイトからザ・ダークまでのセットが発売されていないため、それらから再録されたものは黒枠となっている。

ルネッサンス

リバイズド・エディション』と『第4版』が販売され、かつ『クロニクル』が販売されていないイタリア語・ドイツ語・フランス語の3言語版では、『ルネッサンス』というセットにおいて『クロニクル』に相当する補完が行われた。

参考

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