血の味/Taste of Blood
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プレイヤーかプレインズウォーカーへの1点ドレイン。
効果は微々たるものに過ぎず、プレインズウォーカーを除去するのでなければカード・アドバンテージを失っている。構築で使える性能ではなく、より多くのライフを奪えるドレインを使うべきだろう。「ライフを失う」ではなく「ダメージ」なので、確実に狂喜の条件を満たせる。リミテッドで狂喜持ちクリーチャーを強化するときには使えるが、その場合も相当大きな数値の狂喜を満たさなければ効率が悪いし、色が違うが除去にもなるショック/Shockの方がよほど便利である。
黒檀の魔除け/Ebony Charmに全面的に見劣るが、ダメージであるぶん、狂喜との相性、プレインズウォーカーの忠誠度を削れるなどの利点が生まれている。
- キャントリップを失って軽くなった死の接触/Touch of Deathといえる。
- フレイバー・テキストは世界一有名であろう吸血鬼小説、「吸血鬼ドラキュラ」からの引用。イラストに描かれている艶やかな女性は作中で血を吸われるルーシー・ウェステンラがモデルだろうか。
- そのルーシー・ウェステンラも、後のイニストラード:真紅の契りにおいて無害な旅人/Innocent Travelerのドラキュラシリーズ・カード版であるルーシー・ウェステンラ/Lucy Westenraとしてマジックに登場した。
「幾ばくかの祝福されし者達よ。恐れ無く、不安無く、毎夜来る眠りは祝福を受け、そこには甘やかな夢以外の何物も無し。」― ブラム・ストーカー「吸血鬼ドラキュラ」